プロダイバーとして海と深く関わってきた著者が、ここ20年の気候危機による海の急激な環境悪化を目の当たりにして、
生命の源である豊かな海を未来に残すためにも、いま海に何が起こっているのかを知ってほしい一念で書きました。
小学校5年生ぐらいからでも理解できるようにフリガナを打っています。
また高齢者でも読みやすいように文字を大きく段落を多くとってあります。
環境問題は世代を超えた学びが必要と感じています。
東京都・「学校司書が選ぶ小中高にお勧めの図書」に選ばれました!
また2023年度は、光村図書出版刊の小学5年国語の教科書にて推薦図書として掲載されている他、桐朋女子中学校 (東京)、相徳学園中学(神戸)の今年度入学試験問題になりました。
対象:小学校高学年から
出版社:汐文社 (2021/11/11)
発売日:2021/11/11
言語:日本語
単行本:185ページ
著者 武本匡弘(たけもとまさひろ)
武本匡弘(たけもとまさひろ)
プロダイバー 環境活動家。1985年 29歳で起業しダイビング会社設立。
プロダイバーとしてのキャリアは約40年、同時にこの間4団体の環境NPO設立に関わり、学校での環境総合学習の授業プログラム制作や大学での総合演習等を担当。
また、プロダイバーとして主に環太平洋の海洋環境の変化等を記録し続ける。
2014年 国内外14支社・支店のダイビング専門会社を譲渡、環境活動家として活動を開始。
2015年より気候変動・海洋漂流ごみの探査等を目的に「太平洋航海プロジェクト」を開始、毎年自ら操船するヨットで太平洋ミクロネシア海域を航海している。
航海日数は延べ270日、航海距離は15500マイル(29,000km)。
2020年 NPO法人気候危機対策ネットワーク設立、現在代表理事。
日本サンゴ礁学会会員 日本自然科学写真協会会員 (公財)第5福竜丸平和協会協力会員 グリーンピースジャパン・アンバサダー
著書に『海の中から地球を考える プロダイバーが伝える気候危機』(汐文社、2021年)など。