エティークが正式にパーム油不使用の認定を受けました!
これまでエティークではパーム油を使用せずに製品づくりを進めていましたが、この度「オラウータン・アライアンス」という機関から正式に認定を受けました。
私たちの製品だけではなく、原料の生産・製造工程全てにおいてパーム油やその派生物が一切含まれていないことが証明されたのです。
パーム油は環境にどのような影響を与えるのでしょうか
パームは、高い生産効率やおいしさ、食感、保存性に関わる多様な使い道、安価などの点から、食品、化粧品、洗剤などに多用されています。
需要が高く、貴重な森林が切り開かれ、パーム農園がつくられています。
これによって、森林伐採による生き物の生息地の破壊や、火災などがかつてないほど進み、オランウータン、スマトラトラ、2種類のゾウ、スマトラサイなどの種が危機にさらされている状況なのです。
そのため、ビジネスでのサステナビリティを重視するエティークではパーム油を使用していないのです。
パーム油に関する4つの事実
1.パーム油のヤシとココナッツのヤシは異なります
ココナッツはヤシの木の一種であり、パーム油は特定の種、エラエイス・ギネンシス(アフリカアブラヤシ)のことを指しています。
ココナッツオイルはパーム油のように環境に破壊的な影響を与えるとは考えられていません。
2.植物性油脂はパーム油の可能性が高いです
スーパーマーケットで売られている商品の約半分は、は何らかの形でパーム油を含んでいると言われています。
例えば、加工食品、ピーナッツバター、、ビスケット、チョコレート、石鹸、パーソナルケア製品などです。ドッグフードにも含まれている可能性があります。
成分表を見ると、「植物油脂」「植物油」と表記されていることが多いです。
環境に影響を与えているパーム油を回避するために消費者としてできる簡単なことは、ラベルやパッケージをチェックすることです。
パーム油不使用を主張している製品や、認証を受けている企業の商品を購入しましょう。
4.パーム油フリーの認定を受けているブランドは他にもたくさんあります
私たちが認証を受けたオラウータン・アライアンスのサイトを覗いてみてください。他にもパームフリー認証を取得している世界中のブランドや製品について知ることができます。
環境を守りながらバランスよくパーム油を使用することが大切
パーム油の多用が恐ろしい環境破壊に繋がっていることは事実です。
しかし、パーム油を禁止し、私たちが一斉にココナッツのような代替品に切り替えたら、また問題が発生するでしょう。
今度はココナッツ生産のために森林が切り開かれ、環境破壊を脅かすものに早変わりするのではないでしょうか。
大切なのは、環境を守りながらバランスよくパーム油やココナッツオイルを使用し、サステナブルな生産方法を確立することだと考えます。
地球の資源を大切にしていきながら、よりよい製品づくりを行っていきたいですね。