「シミやシワ、毛穴の開きが気になってきた」
「これまでのお手入れがしっくりこない」
など、40代になって肌の悩みが増えたという方も多いかもしれません。
肌の水分量や皮脂量は年齢と共に減少するため、30代の頃と同じクレンジングをしていると、肌トラブルの原因になる場合もあります。
肌の悩みがある方は、まずはクレンジングを見直してみませんか?
この記事では、40代の方に最適なクレンジングの選び方や種類を解説し、その中でもおすすめのクレンジング10選をご紹介していきます。
40代のクレンジングの選び方 3つのポイント
40代の方の多くが抱える肌の悩み。それらに合うクレンジングを選ぶポイントは3つあります。早速見ていきましょう。
ポイント①洗浄力と保湿力がある
まずは、メイクをしっかり落とすことが大切です。毛穴に汚れや皮脂を残したままにすると、新たな肌トラブルの原因をつくってしまうことも。メイクをきちんと落とせる、洗浄力のあるものを選びましょう。
また、40代になるとこれまでと比べて肌の水分量や皮脂量が減少するため、乾燥しやすくなります。クレンジングによってさらに乾燥し、シワやたるみをつくってしまうことのないように、保湿力も重視しましょう。
ポイント②肌に負担がかからない
「クレンジングで刺激を感じる」という声も聞かれます。クレンジング成分には洗浄力を高める界面活性剤が入っていますが、刺激が強過ぎるタイプもあるので注意が必要です。
肌への刺激が気になる方は、肌に負担のかかりにくい天然由来の成分が入っている商品の方が、使い心地が良くおすすめです。
その上、農薬や化学肥料を使わず生産された原料を使ったオーガニック製品ならより安心して使えます。
ポイント③肌質やメイクのタイプに合わせる
40代になっても、肌質は人それぞれです。ひどく乾燥してしまう人や、部分的にオイリーになってしまうなど悩みはさまざま。また、普段のメイクがしっかりメイクなのか、ナチュラルメイクなのかによっても、クレンジングの選び方は異なります。
そこで、自分の肌質を乾燥肌、普通肌、混合肌、脂性肌のタイプから選んだ上で、メイクのタイプと合わせてクレンジングを選んでいくのが良いでしょう。「40代になって普通肌が乾燥肌になった」という場合もあるかもしれません。日々見直すことも大切です。
クレンジングで「ダブル洗顔不要」が注目されている理由
今、ダブル洗顔の要らないクレンジングが注目されています。「そもそもダブル洗顔は必要なの?」と疑問に思っている方も多いかもしれません。「ダブル洗顔不要」のクレンジングが人気を集めている理由は2つあります。
理由①ダブル洗顔は肌に負担がかかる
特に肌が乾燥しがちな40代の方は、ダブル洗顔をすることでさらに水分が奪われ、肌につっぱりを感じることも。また二度洗うことで摩擦も増えるため、肌への負担も大きくなります。これらは肌トラブルにもつながることから、ダブル洗顔は避けたいという傾向があります。
理由②クレンジングと洗顔を効率的に行いたい
家事や育児、仕事など、忙しい生活を送る方であれば、時間を有効に使いたいというのが本音です。「肌のお手入れはしっかりしたいけれど、なるべく効率的に行いたい」という気持ちから、ダブル洗顔不要のクレンジングが好まれています。
「ダブル洗顔不要」のクレンジングは、肌にとって良いだけでなく、生活にちょっとしたゆとりが生まれます。忙しい40代ならではのクレンジング選びに取り入れていきたいですね。
40代のクレンジングに最適なのはオイル?クリーム?それとも…?
ここまで、「40代のクレンジングの選び方」のポイントを見てきました。ここからは、実際にご自身の肌質やメイクのタイプに合わせてクレンジングを選んでいきましょう。
まずは、クレンジングにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。
クレンジングのタイプ一覧
オイルタイプ
オイルタイプのクレンジングは、オリーブ果実油やシア脂、馬油、ヤシ油などが主な成分です。洗浄力が高いため、メイク落ちが良いのが特徴。普段からしっかりメイクをされる方におすすめです。洗い上がりはさっぱりします。
バームタイプ
バームタイプのクレンジングは、オイルの成分に近い固形状のクレンジング剤で、お湯で溶かして使います。メイクや皮脂汚れとなじみやすく、洗浄力があるのが特徴なので、こちらもしっかりメイクをされる方におすすめです。中には保湿に優れた商品もあります。
クリームタイプ
クリームタイプのクレンジングは、主にオイルと界面活性剤、保湿成分などが配合されています。そのため洗浄力と共に、保湿力の高さが特徴です。クリーム状のテクスチャーは厚みがあるため、肌の摩擦を減らして穏やかに洗い上げることができます。ナチュラルメイクの方におすすめのクレンジングです。
ミルクタイプ
ミルクタイプのクレンジングは、美容液や保湿成分を多く含んだクレンジング剤です。なめらかなテクスチャーで肌に優しくなじみます。洗浄力はオイルやバームタイプには劣るため、普段ナチュラルメイクをする方におすすめです。洗い上がりはしっとりします。
リキッドタイプ
リキッドタイプのクレンジングは、水やアルコールに、界面活性剤や保湿剤、美容成分などが入ったクレンジング剤です。ぬれた手でも使えるのが便利なところ。また、油分に弱いまつげエクステに対応している製品も多くあります。
ジェルタイプ
ジェルタイプのクレンジングは、水性タイプと油性タイプがあり、美容成分や保湿成分などが入っているクレンジング剤です。厚みのあるテクスチャーなので肌への摩擦を抑えます。水性の場合は、まつげエクステに対応している製品もあり、さまざまなメイクタイプに対応しているクレンジングと言えます。
肌質別におすすめのクレンジングタイプ
乾燥肌
「肌がカサカサしている」「口の周りが粉を吹いている」など、40代になって乾燥肌に悩むようになったという方は少なくありません。乾燥肌の方が使うクレンジングは、きちんと洗浄しつつ、保湿もしっかりしているタイプが良いでしょう。
普通のメイクであれば、洗浄力もあり穏やかな洗い心地の「クリーム」や「ミルク」が適しています。しっかりメイクには、きちんと落とせる「オイル」や「バーム」を選んだ方が良い場合も。ただし、その後のスキンケアで保湿をすることを忘れないようにしましょう。
普通肌
「適度なツヤがある」「キメが整い、毛穴が目立ちにくい」という普通肌は、油分と水分のバランスが取れている状態です。基本的には、好みのタイプのクレンジングを選んでください。夏にはさっぱりする「オイル」や「バーム」、冬には保湿を意識した「クリーム」や「ミルク」など使い分けても良いでしょう。
また、自分のメイクの濃さに合わせてクレンジングタイプを選んでも良いでしょう。
脂性肌
「べたつきやテカリがある」「毛穴が広がっている」場合は、脂分と水分が多い状態の脂性肌です。脂分や毛穴の汚れをしっかり落としてくれる「オイル」や「バーム」が向いています。また、洗い心地がさっぱりするタイプの「ジェル」も使いやすいでしょう。
脂性肌は、余分な皮脂が毛穴に詰まりやすいため、ナチュラルメイクでもしっかりメイクでも、洗浄力の高さを重視したクレンジング選びをおすすめします。
混合肌
「部分的にかさつく」「Tゾーンの毛穴が目立ってべたつく」など、乾燥肌と脂性肌が混ざった状態が混合肌です。ついべたつきを抑えることに気が向きがちですが、洗浄力が強過ぎると、乾燥している部分の肌荒れがひどくなる場合があります。むしろ、乾燥している部分を中心に考え、マイルドに洗える「クリーム」や「ミルク」タイプがおすすめです。
しっかりメイクの場合は、乾燥肌と同じように「オイル」や「バーム」が合っている場合もあります。ただし、クレンジング後の保湿はしっかりするようにしましょう。
毛穴の汚れが気になる方は
毛穴が目立ち、鼻のポツポツとした汚れの「いちご鼻」が気になる方も多いのではないでしょうか。いちご鼻の原因は、皮脂や角質の固まりである角栓です。角栓は、肌が乾燥すると過剰に分泌され、落としきれないと酸化して黒ずみになってしまいます。
そこで、クレンジングでは角栓を落とすだけでなく、保湿も意識すると良いでしょう。クレンジングのなかでも「バーム」タイプは、洗浄力が高いほか、保湿に優れている製品もあります。気になる方は試してみてください。
40代におすすめ!クレンジング10選
ここからは、40代の方におすすめのクレンジングをご紹介します。特に、40代からのクレンジング選びに注目したい2つのポイント
✓主成分がオーガニック
✓ダブル洗顔不要
で肌に負担をかけすぎず、スキンケアの時短も実現できる製品をリストアップしました。ぜひ参考にしてください。
1.【オイル】トリロジー|クレンジングオイル
「トリロジー|クレンジングオイル」は、ローズヒップオイルやスウィートアーモンドオイル(アーモンド油)、パパイヤシードオイル(パパイア種子油)などのナチュラル成分を配合したオイルタイプのクレンジングです。長時間のメイクやアイメイクなども簡単に優しくオフ。継続的に使用すると、肌がやわらかくなめらかに整っていくのを実感できます。ローズ、ゼラニウム、ラベンダーをブレンドした、トリロジーオリジナルのナチュラルブレンドの香りも魅力です。
トリロジー|クレンジングオイル
2.【オイル】ローズ ド マラケシュ ディープ クレンジング オイル
(画像引用:ディープ クレンジング オイル | ローズ ド マラケシュ | オンラインストア | ローズ ド マラケシュ 公式サイト)
「ローズ ド マラケシュ|ディープ クレンジング オイル」は、ビタミンEを豊富に含有するアルガンオイルを75%以上も配合。ウォータープルーフのメイクや、メイク詰まりの汚れもすっきり落とせるのに、お肌に必要な潤いも残します。乾燥肌や年齢肌にもうれしい低刺激のクレンジングで、ダマスクローズが優しく香ります。
ローズ ド マラケシュ ディープ クレンジング オイル
3.【バーム】ANGLLE ante care クレンジングバーム
(画像引用:ante care クレンジングバーム アンテケア<薬用クレンジング> | ANGLLE)
「ANGLLE|ante care クレンジングバーム」は、大人ニキビに悩む方に向けた、クレンジングをしながらニキビケアのできる薬用クレンジングバームです。とろけるような伸び感で、ストレスからくるターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌、毛穴の詰まり、皮膚の酸化による大人ニキビなどをケアしていきます。オーガニックなシトラスの香りです。
ante care クレンジングバーム
4.【バーム】ALLNA ORGANIC クレンジングバーム
(画像引用:ALLNA ORGANIC クレンジングバーム 90g | ALLNA ORGANIC)
「ALLNA ORGANIC|クレンジングバーム」は、使うだけで7つの機能を発揮するという優れもの。①クレンジング ②毛穴の汚れ落とし ③マッサージバーム ④肌保護 ⑤肌荒れ防止 ⑥余分な角質のケア ⑦洗顔 が、このバーム1つでできます。無添加で刺激が少なく優しい使い心地。まつげエクステをしている方でも使えます。
ALLNA ORGANIC クレンジングバーム
5.【クリーム】トリロジー|クレンジング クリーム
「トリロジー|クレンジング クリーム」は、オーガニック認定のローズヒップオイルを配合したクリームタイプのクレンジングです。
ローズヒップは、肌のバリアを維持するリノール酸が豊富に含まれているほか、ビタミンCによる美白効果も期待される今注目の成分。肌をしっとりやわらかく整えながら、汚れを落とします。
メイク落としだけでなく朝の洗顔にも使えるので、ローズヒップの効果をいつでも実感できます。
トリロジー|クレンジング クリーム
[敏感肌用]トリロジー|ベリージェントル クレンジングクリーム
トリロジーのクレンジングクリームには、より肌に優しい敏感肌用もあります。コールドクリームのようなこっくりとした濃厚なテクスチャーで、洗い上がりはもっちり。やわらかな肌へ導きます。
[敏感肌用]トリロジー|ベリージェントル クレンジングクリーム
6.【クリーム】フランキンセンスクレンジングクリーム
(画像引用:フランキンセンスクレンジングクリーム| メイク落とし / 洗顔| オーガニックコスメ・化粧品の通販ならニールズヤード レメディーズ 公式オンラインショップ)
「フランキンセンス|クレンジングクリーム」は、配合成分のオーガニックカカオ脂やオーガニック植物オイルが毛穴にフィット。メイクや皮脂汚れをしっかり落とすだけでなく、美容成分が肌の潤いを高めます。このシリーズは、肌の潤う力を引き出し、紫外線・乾燥などの肌ダメージをケアする製品として定評があります。
フランキンセンス クレンジングクリーム
7.【ミルク】チャントアチャーム|クレンジングミルク
(画像引用:チャントアチャーム クレンジングミルク | ナチュラルオーガニック専門サイト|ネイチャーズウェイ公式オンラインショップ)
「チャントアチャーム|クレンジングミルク」は、自然の成分だけでウォータープルーフのメイクや肌汚れもしっかり落とすことができます。その秘密は、ミルク状のクレンジングが使う過程でオイル状に変化し汚れを取る「転相」という性質を利用していること。ほかにも、エキナセアなどのハーブ成分が肌を保湿してくれます。一般的なまつげエクステに使われるグルー3種類の洗浄試験をクリアしています。
チャントアチャーム クレンジングミルク
8.【ミルク】WELEDA(ヴェレダ) モイスチャークレンジングミルク
(画像引用:ヴェレダ モイスチャー クレンジングミルク / ヴェレダ公式オンラインショップ)
「ヴェレダ|オーガニッククレンジングミルク」は、メイクをすっきり落とす力と素肌を整えるスキンケア効果が魅力です。洗った後も皮脂の汚れがさっぱりと落ちて、しっとりやわらか。すすぎはスピーディにすっきりと洗い上がります。耐久テストによりまつげエクステに使えることも確認できています。
WELEDA(ヴェレダ) モイスチャークレンジングミルク
9.【ジェル】SINN PURETÉ(シンピュルテ)ピュアクレンジング クリア
(画像引用:ブランド人気No.1 ピュアクレンジング クリア|SINN PURETE(シン ピュルテ) 公式オンラインストア)
メイクや毛穴汚れだけでなく、くすみの原因になる大気汚染物質をもオフするという「SINN PURETÉ(シンピュルテ)|ピュアクレンジングクリア」。
植物オイルが豊富に含まれているジェル状のクレンジングは、なじませるとオイルに変化していくため洗浄力もしっかり担保されています。肌荒れを予防し、清潔な状態に整えるクララ根エキスとマヌカオイルを配合。美容液成分によって乾燥肌やエイジングケアしたい肌には嬉しいトリートメント効果もあります。
SINN PURETÉ(シンピュルテ)ピュアクレンジング クリア
10.【ジェル】HALENA(ハレナ)オーガニックホットクレンジングジェル
(画像引用:HALENA オーガニックホットクレンジングジェル 赤ちゃんにも使える優しさ)
「HALENA(ハレナ)|オーガニックホットクレンジングジェル」は、美容成分99%配合のリッチな潤いが特徴です。肌を温めて毛穴を開く、「ホットクレンジング」タイプなので、肌を擦らずに汚れを落とすことができます。肌のハリや弾力、透明感が生まれ、継続して使用することで、毛穴感0(ゼロ)の美肌が期待できます。
HALENA(ハレナ)オーガニックホットクレンジングジェル
40代のスキンケアはクレンジングから見直そう
40代になると肌の悩みも増えてきて、戸惑うこともあるかもしれません。そんなときは、まずクレンジングを見直してみましょう。
ご自身の肌質や普段のメイクを振り返り、今の自分に合う製品を使ってみてください。年齢と共に増える肌の悩みに落ち込むこともあるかもしれませんが、明るく前向きに付き合っていきたいですね!