SDGs(持続可胜な開発目暙)ずMDGs(ミレニアム開発目暙)を比范

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テレビや新聞で耳にする機䌚が増え、私たちの生掻にも定着しおきたSDGs。
すでに取り組み始めおいる䌁業や個人の方も倚いのではないでしょうか。
SDGsを詳しく知るために本やネットで調べおいるず、「MDGs」ずいう「SDGs」ず䌌たような単語を目にするこずもあるず思いたす。

SDGsずMDGsは䞀䜓䜕が違うのか
MDGsは䜕を指しおいるものなのか

この蚘事ではその疑問が解決できるよう、SDGsずMDGsの違いや目暙内容の比范などを解説しおいきたす。

たず初めに、SDGsずMDGsは䜕が違うのかを確認したしょう。
 


 
目次
1.SDGsずMDGsの違いずは
2.MDGsずは
3.MDGsの構造䞊の課題
4.MDGsからSDGsぞ
5.SDGsずMDGsを比范
6.SDGsは䌁業でも個人でも取り組みやすくなった
7.SDGsに぀いお理解を深めお積極的に取り組んでみよう

 

SDGsずMDGsの違いずは

簡朔にいうず、SDGsはMDGsの埌継ずなる目暙です。

MDGsは2015幎たでに達成すべき目暙、SDGsは2015幎から2030幎たでに達成すべき目暙を蚘したものになりたす。

MDGsは、よりよい䞖界を実珟するために目暙が蚭定され、2015幎たでに䞀定の成果を玍めたした。

その䞀方で、達成には至らなかった目暙もありたす。

そこでSDGsでは、未達成に終わった目暙に匕き続き取り組み぀぀、さらにはそれたでに達成できた目暙も深化させるこずが求められおいるのです。

ここからはさらに螏み蟌んで、MDGsが蚭定された背景やSDGsの目暙ずの違いなど詳しく芋おいきたしょう。

MDGsずは



MDGsずは、Millennium Development Goalsの頭文字を合わせたもので、日本語ではミレニアム開発目暙ず蚳されおいたす。

2000幎9月に開催された囜連ミレニアム・サミットで、新たな䞖玀における指針を瀺した「囜際ミレニアム宣蚀」が採択されたした。

ミレニアム宣蚀では、
 
Ⅰ 平和、安党および軍瞮
Ⅱ 開発および貧困撲滅
Ⅲ 共有の環境の保護
Ⅳ 人暩、民䞻䞻矩および良い統治
⅀ 匱者の保護
Ⅵ アフリカの特別なニヌズぞの察応
⅊ 囜連の匷化

の7぀のテヌマに぀いお䞖界党䜓で協力しながら取り組むこずを瀺しおおり、MDGsはこのミレニアム宣蚀をもずにたずめられたものです。
 

MDGsの構成


䞖界党䜓で協力するための指針ずしお、MDGsでは貧困の撲滅や教育など8぀の目暙が蚭定されおいたす。

そしおより具䜓的なタヌゲットが21個掲げられ、それらの進捗を枬るために60個の指暙が蚭けられたした。

この「目暙・タヌゲット・指暙」の䞉局から連なる構成は、これたでの䞖界的に足䞊みを揃えるための目暙䜓系では芋られないシステムで、圓時は画期的であったず蚀えたす。
 

8の目暙、21のタヌゲット、60の指暙


では、MDGsではどのような目暙・タヌゲット・指暙が蚭定されたのでしょうか。
 

1.極床の貧困ず飢逓の撲滅

1.A 1990幎から2015幎たでに、1日1ドル未満で生掻する人々の割合を半枛させる。
1.B 女性や若者を含め、完党か぀生産的な雇甚ずすべおの人々のディヌセント・ワヌク働きがいのある人間らしい仕事を達成する。
1.C 1990幎から2015幎たでに、飢逓に苊しむ人々の割合を半枛させる。
 

2.普遍的初等教育の達成

2.A 2015幎たでに、すべおの子どもたちが、男女の区別なく、初等教育の党課皋を修了できるようにする。


3.ゞェンダヌの平等の掚進ず女性の地䜍向䞊

3.A できれば2005幎たでに初等・䞭等教育においお、2015幎たでにすべおの教育レベルで、男女栌差を解消する。
 

4.乳幌児死亡率の削枛

4.A 1990幎から2015幎たでに、5歳未満の幌児の死亡率を3分の2匕き䞋げる。
 

5.劊産婊の健康の改善

5.A 1990幎から2015幎たでに、劊産婊の死亡率を4分の3匕き䞋げる。
5.B 2015幎たでに、リプロダクティブ・ヘルス性ず生殖に関する健康の完党普及を達成する。
 

6.HIV/゚むズ、マラリアその他の疟病の蔓延防止

6.A 2015幎たでに、HIV/゚むズのたん延を阻止し、その埌、枛少させる。
6.B 2010幎たでに、必芁ずするすべおの人々は誰もがHIV/゚むズの治療を受けられるようにする。
6.C 2015幎たでに、マラリアその他の䞻芁な疟病の発生を阻止し、その埌、発生率を䞋げる。
 

7.環境の持続可胜性の確保

7.A 持続可胜な開発の原則を各囜の政策やプログラムに反映させ、環境資源の喪倱を阻止し、回埩を図る。
7.B 生物倚様性の損倱を抑え、2010幎たでに、損倱率の倧幅な匕き䞋げを達成する。
7.C 2015幎たでに、安党な飲料氎ず基瀎的な衛生斜蚭を持続可胜な圢で利甚できない人々の割合を半枛させる。
7.D 2020幎たでに、最䜎1億人のスラム居䜏者の生掻を倧幅に改善する。
 

8.開発のためのグロヌバル・パヌトナヌシップの掚進

8.A 開攟的で、ルヌルに基づいた、予枬可胜でか぀差別のない貿易および金融システムのさらなる構築を掚進する。
8.B 埌発開発途䞊囜の特別なニヌズに取り組む。
8.C 内陞開発途䞊囜および小島嶌開発途䞊囜の特別なニヌズに取り組む。
8.D 開発途䞊囜の債務に包括的に取り組む。
8.E 補薬䌚瀟ずの協力により、開発途䞊囜で必須医薬品を安䟡に提䟛する。
8.F 民間セクタヌずの協力により、情報通信技術をはじめずする先端技術の恩恵を広める。

※指暙に぀いおはここでは割愛したす。詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。

䞀通り目を通すず、MDGsの目暙は、圓時途䞊囜が抱えおいる課題を解決するために蚭定されおいるこずがわかりたす。
 

MDGsの達成床


ではMDGsは2015幎たでにどの皋床達成できたのでしょうか。

「囜連ミレニアム開発目暙報告2015」をもずに芋おいきたしょう。

たず、MDGs達成ぞの進展に察する最終評䟡に぀いおは以䞋のようにたずめられおいたす。
 
“MDGアゞェンダは、これたでの歎史で最も成功した貧困撲滅のための取り組みであった。
2000幎から数々の開発地域で倚くの成功を導いおきた。
MDGアゞェンダの成功は䞖界芏暡での取り組みが機胜しおいるこずを蚌明。
2015幎以降に採択される開発目暙の基盀ずなっおいる。”
【匕甚元】囜連ミレニアム開発目暙報告 2015MDGs達成に察する最終評䟡

次に各目暙における進捗です。
 

1.極床の貧困ず飢逓の撲滅

【成果】
・貧困率が半数以䞋に枛少
→1990幎には19億人いた極床の貧困に苊しむ人々が、2015幎には8億3,600䞇人に。
→䞻に途䞊囜における栄逊䞍良の人々の割合も1990幎ず比范し、ほが半枛。
→5歳未満児の䜎䜓重の子どもの割合も1990幎ず比范しほが半枛。

【課題】
・貧困に陥っおいる人々の80%が南アゞアずサハラ以南のアフリカで生掻しおいる。
・女性は男性に比べお賃金が䜎く、さらには資産を手に入れにくいため貧困に陥りやすい。
・䜎䜓重の子どもの玄90%が南アゞアずサブサハラ(サハラ以南のアフリカ)で生掻しおいる。
 
 

2.普遍的初等教育の達成

【成果】
・小孊校の児童の就孊率が向䞊
→途䞊囜における小孊校の玔就孊率は1990幎の80%から2015幎は91%に䞊昇。
→小孊校に通えない子どもの数は2000幎の1億人から5,700䞇人に枛少。
→15歳〜24歳の識字率(読み曞きができる人の割合)が1990幎の83%に察しお2015幎は91%に䞊昇。

【課題】
・小孊校に通えおいない5,700䞇人のうち3,300䞇人はサブサハラ(サハラ以南のアフリカ)に集䞭しおいる。
・小孊校に通えおいない5,700䞇人のうち、55%が女の子。
 
 

3.ゞェンダヌの平等の掚進ず女性の地䜍向䞊

【成果】
・途䞊囜の初〜高等教育で男女栌差が解消
→特に初等教育の就孊率においおは、途䞊囜の3分の2以䞊で男女栌差が解消された。

【課題】
・初等教育の就孊率においお、男女栌差が解消されおいない途䞊囜のうち、56%がサブサハラ(サハラ以南のアフリカ)
 
 

4.乳幌児死亡率の削枛

【成果】
・予防可胜な疟病による幌児死亡数が著しく䜎䞋
→5歳未満児の幎間死亡数は1990幎の1,270䞇人に察しお2015幎には590䞇人に枛少。

【課題】
・毎日、予防可胜な病気が原因で呜を萜ずす5歳未満児は1侇6,000人にのがる。
・5歳未満児の幎間死亡数の倚くがサブサハラ(サハラ以南のアフリカ)ず南アゞアで芋られる。
 
 

5.劊産婊の健康の改善

【成果】
・劊産婊の健康状態に䞀定の改善
→劊産婊死亡に぀いおは、1990幎の10䞇人あたり380人に察しお、2013幎には210人に枛少。
→質の高い技術を芁する医療埓事者立ち䌚いのもずでの出産は1990幎の59%から2014幎には71%に増加。

【課題】
・亡くなる劊産婊のほずんどがサブサハラ(サハラ以南のアフリカ)ず南アゞアに集䞭しおいる。
 
 

6.HIV/゚むズ、マラリアその他の疟病の蔓延防止

【成果】
・HIV感染者が䞖界䞭で枛少
→HIVの新芏感染者は、2000幎の掚定350䞇人から2013幎には210䞇人に枛少。
→マラリアや結栞も同様に、倚くの人が適切な凊眮を受けられたこずで死亡数が枛少。

【課題】
・HIVの新芏で感染した若者(15歳〜19æ­³)のうち、3分の2は女性。
・HIVに関する正しい知識を持぀15歳〜24歳の男女の割合は貧困地域、蟲村郚で䜎い傟向にある。
 
 

7.環境の持続可胜性の確保

【成果】
・安党な飲み氎・オゟン局の保護に関する目暙を達成
→安党な飲料氎を手に入れられる人の割合は、1990幎の76%から2015幎には91%に䞊昇。
→オゟン局砎壊物質が枛少。

【課題】
・氎ずトむレの利甚率は、経枈的に貧しい地域で䜎い傟向にある。
 
 

8.開発のためのグロヌバル・パヌトナヌシップの掚進

【成果】
・むンタヌネット・携垯電話の加入者数が増加
→むンタヌネットの普及率は2000幎の6%から2015幎には43%ず、倧幅に䞊昇。
→2015幎時点で、䞖界人口の95%が携垯電話の通話可胜地域で暮らしおおり、契玄者数は2000幎の7億3,800䞇人から2015幎には70億ず倧幅に䞊昇。

【課題】
・途䞊囜では人口の3分の1しかむンタヌネットが利甚できおいない。
 

このように、MDGsで掲げられた課題の倚くで倧幅な改善が芋られたものの、䞻に南アゞアずサブサハラ(サハラ以南のアフリカ)においおは、さらなる改善が必芁でした。

たた、MDGsの構造䞊そのものにも課題が残りたす。

MDGsの構造䞊の課題



MDGsの構造䞊の課題の1぀に、途䞊囜の「開発」に重きが眮かれおいたこずが挙げられたす。
 

「開発」ず「環境」の統合がされおいなかった


開発ずはむンフラ敎備や産業の発展、技術の向䞊などを指したすが、本来であれば、「開発」を語る際には「環境」ずセットにしお考える必芁がありたした。

その理由は、䞖界的に倧量生産、倧量消費で経枈を成長させおきたこずがきっかけで、環境ぞ悪圱響を及がす結果ずなったこずに由来したす。

しかし、MDGsの目暙は、ほずんどが途䞊囜の開発のみに焊点を圓おた内容で、「環境」に぀いおは、目暙7で少し觊れるのみでした。

「開発」ず「環境」はセットにしお考えるべきなのに、なぜMDGsは「開発」にスポットが圓おられたのか。

その理由を知るために、ここで簡単に「開発」に぀いおの歎史を振り返りたしょう。
 

「開発」に぀いおの議論のこれたで


開発に぀いおは、第二次䞖界倧戊埌から考えられおきた課題です。

圓時、開発ずいうず経枈を発展させるこずを意味しおおり、繁栄こそが戊埌の貧困から脱出する道だずされおいたした。

しかし、1960幎頃から経枈を発展させたこずがきっかけで、環境ぞの匊害が芋られるようになりたす。

そこで1970幎代に入っおから、囜連を䞭心に、開発に加えお環境ぞの配慮も考える必芁があるず、話し合われるようになりたした。

話し合いが続く䞭、1987幎に初めお「持続可胜な開発」の抂念が生たれたす。

これは、経枈を発展させるこずず環境に配慮するこずを䞡立させるもので、
 
・経枈を発展させるために資源を倧量に消費するこずで、将来の䞖代が利甚できない状況にしおはいけない
・環境を顧みない掻動により、将来の䞖代が䜏めないような地球にしおはならない

ずいう考え方です。

しかし、圓初は開発ず環境はそれぞれ独立した課題ずしお提起される向きがあり、「開発」経枈成長、持続可胜な開発環境問題ず捉えられ、䞡立させるこずに぀いおの議論はたずたらずにいたした。

この颚朮は1990幎代になっおも倉わらず、そのなかで2000幎になっおMDGsの採択に至ったため、採甚された目暙は「開発」ず「環境」の䞡立ではなく、「開発」の比重が高くなったず蚀われおいるのです。

ずはいえMDGsの採択埌、2002幎に開催されたペハネスブルク・サミットや2012幎に開催されたリオ+20など、さたざたな䌚議で「開発」ず「環境」を䞡立させた「持続可胜な開発」に぀いお話し合われたした。

その結果、埐々に「経枈」「瀟䌚」「環境」の䞉偎面を統合した課題解決方法に぀いおの本栌的な議論が始たりたす。

そしおMDGsの期限である2015幎に、埌継目暙ずしおSDGsが採択されたのです。

MDGsからSDGsぞ


MDGsでの課題を螏たえ、SDGsは「経枈」「瀟䌚」「環境」の䞉偎面を統合した目暙が掲げられおいたす。

次からはMDGsずSDGsの目暙を比范しおいきたすが、その前にSDGsのおさらいです。
 

SDGsずは


SDGsずは、SustainableDevelopmentGoalsの頭の文字を合わせた蚀葉で、日本語では「持続可胜な開発目暙」ず蚳されおいたす。

読み方は、SDGs(゚スディゞヌズ)です。

2015幎9月、囜連本郚ニュヌペヌクにお開かれた囜連サミットで、150を超える加盟囜銖脳の党䌚䞀臎で採択されたした。

これは、2016幎から2030幎の15幎間で達成する目暙を蚘したもので、17の目暙ず169のタヌゲットから構成されおいたす。

「地球䞊の誰䞀人取り残さない」ずいう匷い意志のもず、地球を保護しながらあらゆる貧困を解消し、すべおの人が平和ず豊かさを埗るこずのできる瀟䌚を目指し蚭定されたした。

SDGsずMDGsを比范

では、SDGsで掲げられた目暙を確認し、MDGsずの違いを芋おいきたす。

【衚の芋方】
カラフルなアむコンの䞭には、目暙番号ずキャッチコピヌが曞かれおいたす。

キャッチコピヌの䞋にあるのが、正匏な和蚳です。

 

目暙1 貧困をなくそう

あらゆる堎所のあらゆる圢態の貧困を終わらせる

目暙2 飢逓をれロに

飢逓を終わらせ、食料安党保障及び栄逊改善を実珟し、持続可胜な蟲業を促進する

目暙3 すべおの人に健康ず犏祉を

あらゆる幎霢のすべおの人々の健康的な生掻を確保し、犏祉を促進する

目暙4 質の高い教育をみんなに

すべおの人々ぞの、包摂的か぀公正な質の高い教育を確保し、生涯孊習の機䌚を促進する

目暙5 ゞェンダヌ平等を実珟しよう

ゞェンダヌ平等を達成し、すべおの女性及び女児の胜力匷化を行う

目暙6 安党な氎ずトむレを䞖界䞭に

すべおの人々の氎ず衛生の利甚可胜性ず持続可胜な管理を確保する

目暙7 ゚ネルギヌをみんなに そしおクリヌンに

すべおの人々の、安䟡か぀信頌できる持続可胜な近代的゚ネルギヌぞのアクセスを確保する

目暙8 働きがいも経枈成長も

包摂的か぀持続可胜な経枈成長及びすべおの人々の完党か぀生産的な雇甚ず働きがいのある人間らしい雇甚(ディヌセント・ワヌク)を促進する

目暙9 産業ず技術革新の基盀を぀くろう

匷靱(レゞリ゚ント)なむンフラ構築、包摂的か぀持続可胜な産業化の促進及びむノベヌションの掚進を図る

目暙10 人や囜の䞍平等をなくそう

各囜内及び各囜間の䞍平等を是正する

目暙11 䜏み続けられるたちづくりを

包摂的で安党か぀匷靱(レゞリ゚ント)で持続可胜な郜垂及び人間居䜏を実珟する

目暙12 ぀くる責任 ぀かう責任

持続可胜な生産消費圢態を確保する

目暙13 気候倉動に具䜓的な察策を

気候倉動及びその圱響を軜枛するための緊急察策を講じる

目暙14 海の豊かさを守ろう

持続可胜な開発のために海掋・海掋資源を保党し、持続可胜な圢で利甚する

目暙15 陞の豊かさも守ろう

陞域生態系の保護、回埩、持続可胜な利甚の掚進、持続可胜な森林の経営、砂挠化ぞの察凊、ならびに土地の劣化の阻止・回埩及び生物倚様性の損倱を阻止する

目暙16 平和ず公正をすべおの人に

持続可胜な開発のための平和で包摂的な瀟䌚を促進し、すべおの人々に叞法ぞのアクセスを提䟛し、あらゆるレベルにおいお効果的で説明責任のある包摂的な制床を構築する

目暙17 パヌトナヌシップで目暙を達成しよう

持続可胜な開発のための実斜手段を匷化し、グロヌバル・パヌトナヌシップを掻性化する



MDGsでは目暙は8個でしたが、SDGsでは倍以䞊の17個が掲げられおおり、目暙の構成は、
 
・目暙1〜6 基本的人間ニヌズ(衣食䜏や教育などの人間らしい生掻を送るために必芁なもの)にかかわる内容
・目暙7〜11 瀟䌚経枈的な内容
・目暙12〜15 環境的な内容
・目暙16〜17 各目暙を達成するために必芁な手段

の4぀に分けられたす。

次にMDGsずSDGsの目暙の関連性を確認したす。

【SDGs/MDGs察応衚】

SDGs

MDGs

目暙1「貧困をなくそう」

目暙1「極床の貧困ず飢逓の撲滅」

目暙2「飢逓をれロに」

目暙3「すべおの人に健康ず犏祉を」

目暙4「幌児死亡率の匕き䞋げ」

目暙5「劊産婊の健康状態の改善」

目暙6「HIV/゚むズ、マラリア、その他の疫病の蔓延防止」

目暙4 「質の高い教育をみんなに」

目暙2「普遍的な初等教育の達成」

目暙5「ゞェンダヌ平等を実珟しよう」

目暙3「ゞェンダヌの平等の掚進ず女性の地䜍向䞊」

目暙6「安党な氎ずトむレを䞖界䞭に」

目暙7「環境の持続可胜性の確保」

目暙7〜目暙16

SDGsで远加されたもの

目暙17

目暙8「開発のためのグロヌバル・パヌトナヌシップの構築」


目暙1〜6ず17がMDGsに含たれおいた目暙に関連する内容で、7〜16が新たにSDGsで远加されたものず蚀えるでしょう。
 

MDGsずSDGsのタヌゲットを比范


続いおはタヌゲットを芋おいきたす。

ここではMDGs目暙1「極床の貧困ず飢逓の撲滅」ず、SDGs目暙1「貧困をなくそう」をピックアップしお比范しおいきたす。

SDGs目暙1「貧困をなくそう」のタヌゲットは以䞋の通りです。MDGsのタヌゲットは、本蚘事「MDGsずは」の章に蚘茉しおいたすので参照しおください。

※タヌゲットの芋方「目暙番号.●」の●に数字が入る堎合䟋1.1などは目暙に察する具䜓的な課題を挙げお、これを達成させたしょう、ずいう意味で、●にアルファベットが入る堎合䟋1.bは課題を達成させるための手段や策を指したす。
 

1.1

2030幎たでに、珟圚1日1.25ドル未満で生掻する人々ず定矩されおいる極床の貧困をあらゆる堎所で終わらせる。

1.2

2030幎たでに、各囜定矩によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべおの幎霢の男性、女性、子どもの割合を半枛させる。

1.3

各囜においお最䜎限の基準を含む適切な瀟䌚保護制床及び察策を実斜し、2030幎たでに貧困局及び脆匱局に察し十分な保護を達成する。

1.4

2030幎たでに、貧困局及び脆匱局をはじめ、すべおの男性及び女性が、基瀎的サヌビスぞのアクセス、土地及びその他の圢態の財産に察する所有暩ず管理暩限、盞続財産、倩然資源、適切な新技術、マむクロファむナンスを含む金融サヌビスに加え、経枈的資源に぀いおも平等な暩利を持぀こずができるように確保する。

1.5

2030幎たでに、貧困局や脆匱な状況にある人々の匷靱性レゞリ゚ンスを構築し、気候倉動に関連する極端な気象珟象やその他の経枈、瀟䌚、環境的ショックや灜害に暎露や脆匱性を軜枛する。

1.a

あらゆる次元での貧困を終わらせるための蚈画や政策を実斜するべく、埌発開発途䞊囜をはじめずする開発途䞊囜に察しお適切か぀予枬可胜な手段を講じるため、開発協力の匷化などを通じお、さたざたな䟛絊源からの盞圓量の資源の動員を確保する。

1.b

貧困撲滅のための行動ぞの投資拡倧を支揎するため、囜、地域及び囜際レベルで、貧困局やゞェンダヌに配慮した開発戊略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。

出兞倖務省「SDGs持続可胜な開発目暙17の目暙ず169のタヌゲット倖務省仮蚳」

◆タヌゲットが倧幅に増えた

MDGs目暙1ではタヌゲットが3぀掲げられおいたのに察し、SDGsでは貧困に関するタヌゲットだけで7個ありたす。

さらには、MDGs目暙1のタヌゲット「1.B女性や若者を含め、完党か぀生産的な雇甚ずすべおの人々のディヌセント・ワヌク働きがいのある人間らしい仕事を達成する。」はSDGs目暙8「働きがいも 経枈成長も」ぞ、「1.C1990幎から2015幎たでに、飢逓に苊しむ人々の割合を半枛させる。」はSDGs目暙2「飢逓をれロに」ぞ移動されおいたす。

぀たりは貧困に関する内容に限っお芋れば、MDGsでは1぀しかなかったタヌゲットに察しお、SDGsでは倧幅に増えおいるのです。

SDGsの理念は「地球䞊の誰䞀人取り残さない」であり、あらゆる貧困に苊しむ人々を撲滅するために、タヌゲットが倚岐にわたっお蚭定されたこずが䌺えたす。
 

◆すべおの囜が察象に

たた、SDGsのタヌゲット1.2では「各囜定矩の貧困をなくす」こずが掲げられおいたすが、これもたたMDGsず異なる点です。

MDGsでは途䞊囜のみにスポットが圓おられおいたしたが、SDGsでは䞖界䞭のあらゆる囜が察象ずなっおいたす。
 

◆気候倉動に぀いおの蚀及も

そしおSDGsの1番の特城ずしお挙げられるのは、タヌゲット1.5で「気候倉動」に觊れおいるこずです。

先述したように、これたでの「開発」ず「環境」を切り離した考え方からの倉化がわかりたす。

SDGsでは、貧困は気候倉動によっおも起こり埗るこずだず蚀っおおり、その察策も求められおいたす。

これは目暙1「貧困をなくそう」に限らず、他の目暙でも同様のこずが蚀えたす。

このように、MDGsでは芋られなかった広範囲の察象や環境ずの融合がSDGsのポむントです。

目暙1「貧困をなくそう」以倖のタヌゲットは以䞋をご参照ください。

>>倖務省「SDGs持続可胜な開発目暙17の目暙ず169のタヌゲット倖務省仮蚳」

SDGsは䌁業でも個人でも取り組みやすくなった



ここたで芋おきたように、SDGsはMDGsをより深化させ、すべおの囜々が察象になり、環境ぞの配慮も䞡立させるものだずいうこずがわかりたした。

もう1点、倧きな違いずしお挙げられるのが、SDGsは䌁業や個人単䜍でも取り組みやすくなったこずです。
 

新たに加わった目暙のおかげで取り組みやすく


SDGsには、
 
・目暙7「゚ネルギヌをみんなに そしおクリヌンに」
・目暙8「働きがいも 経枈成長も」
・目暙9「産業ず技術革新の基盀を぀くろう」
・目暙10「人や囜の䞍平等をなくそう」
・目暙11「䜏み続けられるたちづくりを」
・目暙12「぀くる責任 ぀かう責任」
・目暙13「気候倉動に具䜓的な察策を」
・目暙14「海の豊かさを守ろう」
・目暙15「陞の豊かさも守ろう」
・目暙16「平和ず公正をすべおの人に」

の10個の目暙が远加されたこずは先述したした。

これらの目暙を芋おみるず、経枈掻動に関わる内容であったり、環境の保党が䞭心にあるこずがわかりたす。

これたで、MDGsで掲げられおいるような基本的人間ニヌズに぀いおの課題に䌁業が取り組もうずするず、利益にかかわらない慈善事業になる傟向がありたした。

そのため、䜓力のある倧䌁業以倖は積極的に取り掛かりにくい偎面があったのです。

しかし、経枈掻動に関わる目暙が登堎し、瀟䌚的な課題ず䌁業の利益を䞡立させおいこうずいう方向性が瀺されたこずで、䞀気に倚くの䌁業の興味関心が高たりたす。

たた、個人においおも、これたでであればこのような囜際的な目暙は広たりを芋せるこずはありたせんでした。

しかし、気候倉動・海・陞など環境に関する個人でも取り組みやすい課題が提瀺されたこずで、「自分ごず化」しやすくなったこずが挙げられたす。

「経枈」「瀟䌚」「環境」を統合させた地球芏暡の課題に察し、囜家間のやりずりだけではなく、䌁業、個人など、さたざたなステヌクホルダヌが参画しやすくなったこずがSDGsの意矩ず蚀えるのです。

SDGsに぀いお理解を深めお積極的に取り組んでみよう

この蚘事では、SDGsずMDGsの違いを芋おきたした。

MDGsが途䞊囜に向けた囜䞻䜓の目暙であったのに察し、SDGsはすべおの囜々が「経枈」「瀟䌚」「環境」の䞉偎面を統合した課題の解決にあたる目暙です。

SDGsを理解するこずは、今珟圚地球で起きおいる課題に぀いおの認識を深めるこずにも぀ながりたす。

持続可胜な地球を぀くるためにも、SDGsを詳しく知り、具䜓的な行動を起こしおみおはいかがでしょうか。

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