
ANNEMARIE BÖRLIND BRAND STORY その言葉に込められた原点 化粧品ブランドのモットーとしては、少し過激にも聞こえる言葉かもしれません。「食べられない化粧品は作らない」。けれどこの言葉は、ドイツ生まれのナチュラルコスメブランド、アンネマリー・ボーリンドが60年以上守り続けてきた、揺るぎない哲学です。 ブランドの創設者アンネマリー・リンドナー氏は、もともと化粧品開発の専門家だったわけではありません。きっかけは、彼女自身が肌トラブルに悩んだ経験でした。 市販の化粧品を試しても改善しない中で行き着いたのが、ハーブを使ったトリートメントです。植物の力によって自分の肌が変わっていく実感を得たリンドナー氏は、同じように肌に悩む人々のために、自分の手で製品をつくろうと決意します。 製品開発にあたり、リンドナー氏が譲らなかった一線があります。それは、自分自身が口にできないような合成成分を、肌にも与えたくないという考え方でした。 肌は口と同じように、体内に成分を取り込む器官である。だからこそ、成分ひとつひとつに納得できるものだけを使う。この信念が、後にブランドを象徴する言葉「食べられない化粧品は作らない」として結実していきます。 1959年、リンドナー氏はドイツ南西部の山岳地帯シュヴァルツヴァルト、通称「黒い森」に、自身のブランドを設立しました。 シュヴァルツヴァルトが選ばれたのには理由があります。この土地の地下160メートルを超える深層から汲み上げられる湧き水は、「生きている水」とも呼ばれるほどミネラル分が豊かで、ピュアかつやわらかな質感を持っています。 アンネマリー・ボーリンドは、この地から湧き出る天然水を製品のベースとして使い続けており、今もすべての製品をこの黒い森の地で製造しています。 自然由来にこだわる一方で、アンネマリー・ボーリンドは効果の証明にも力を注いできました。 第三者の品質審査機関による「ECO CONTROL(エココントロール)」認証を取得し、皮膚科学的に効果が確認された製品であることを裏付けています。 遺伝子学や皮膚細胞学といった最先端の研究領域にも向き合いながら、植物の有効成分とテクノロジーを掛け合わせる。自然派でありながら、きちんと結果の出るブランドという評価は、こうした両立の姿勢から生まれています。 設立から60年以上が経った今、アンネマリー・ボーリンドは世界50カ国で愛されるブランドへと成長しました。 それでも根底にあるのは、創業者が自らの肌で確かめた「植物の力で肌は変わる」という信念と、「口にできないものは肌にも与えない」という誠実な姿勢です。 華やかな処方やトレンドではなく、一人の女性が自分自身の肌と向き合った経験から生まれたブランド。その原点を知ると、製品を手に取るときの視点が、少しだけ変わるかもしれません。 植物の力と科学を重ねた、ドイツ発のナチュラルコスメ。「食べられない化粧品は
作らない」
創業者アンネマリー・リンドナー氏のストーリー
自らの肌トラブルから始まった探求
「口にできないものを、
肌にも与えたくない」黒い森の湧き水という、
もうひとつの主役
自然の力と、
科学的な裏付けを両立させる
60年経った今も、
変わらない原点
一人の女性の実感から、生まれたブランド
