目次 |
1.エティークとは |
2.製品開発・取り扱いの背景 |
3.エティークを徹底解剖 |
4.エティーク愛用者の生の声 |
5.髪質別おすすめエティーク |
6.エティークで環境を守ろう! |
環境問題に興味関心が高まりつつある昨今、身の回りの製品もサスティナブル、脱プラスチックなものが増えてきました。エシカミーで取り扱っている固形のシャンプー・コンディショナーバー「エティーク」もその1つです。
この記事では、使うだけで脱プラにつながり環境保護に取り組める「エティーク」を紹介します。エティークに込められた思いや「エティークってどんなシャンプー・コンディショナーなの?」「脱プラになるとはいえ固形ってちゃんと泡立つの?」などの疑問にもお答えしています。
また、エティーク愛用者様と座談会を開催し、メリットやデメリットなどについて語っていただきましたのでぜひ目を通してみてください!
まずは、エティークがどのような製品なのかを紹介します。
エティークとは
エティークとは、固形のシャンプー・コンディショナーバーで、包装資材に一切プラスチックを使っていないのが特徴です。液体シャンプーやコンディショナーのプラスチックボトル容器・詰め替え用パッケージは年間でおよそ800億本廃棄されると言われています。しかし、そのうちの9%しかリサイクルされていないという課題に着目し、地球に優しい製品をという思いから2012年にニュージーランドで発売されました。
固形化に成功したことで、プラスチックパッケージから脱却。発売から2019年までの7年間で600万本のプラスティックボトルの削減を実現しました。さらに2025年までに5,000万本を削減することが目標です。
せっけんとは違うの?
固形シャンプー・コンディショナーはせっけんと何が違うの?と疑問に感じる方も多いと思います。
確かにエティークの見た目はカラフルなせっけんなので、違いが気になるところです。
そもそもせっけんは一般的に汚れを落とす洗浄洗剤を指し、髪の毛を洗うとキシキシしたりごわつくこともありますよね。一方エティークは、髪や頭皮に必要な美容液成分と必要最小限の洗浄成分を凝縮して固形化しているので、使用感や仕上がりがせっけんとはまったく異なります。
また、エティークは美容液成分以外にも、サスティナブルな要素がたくさん詰まっているのです。
サスティナブルな要素がたくさん詰まっている
エティークはプラスチックの削減以外にもサスティナブル、いわゆる地球を持続可能なものにしていくためにさまざまな基準を設けています。
① 健康に害を与えるリスクがないこと。 ② サスティナブルに生産され、生分解性※1であること。 ③ 動物実験を行っていないこと。 ④ 人工香料を使用しないこと。 ⑤ フェアトレード※2、リビングウェイジ※3であること。 |
物質が微生物によって分解され、自然に還る性質がある。
※2
公正な取引。発展途上国の生産者によって作られた製品が適正な価格で継続的に取引され購入することで、生産者の生活を支援するという意味も込められている。
※3
労働者が最低限の生活を送るために必要な賃金を算出して決定されたもの。
具体的には、
・医療保険などに入れる
・子どもを学校に通わせられる
・栄養のある食事を取れる
など。
国や地域で決められた「最低賃金」は、上記のような社会保障・教育・食生活は検討材料には入っておらず、より生活者に優しい基準がリヴィングウェイジと言える。
さらには、毎年利益の2%を環境団体(主にWORLD ANIMAL・INTERNATIONAL・THE ORANGUTAN)へ寄付しています。
このようにエティークは、購入するだけで地球全体を持続可能なものにする活動に貢献できる製品です。
製品開発・取り扱いの背景
続いては、エティークの創始者であるブリアン・ウェストがなぜエティークを開発しようと考えたのか、また本サイトの運営元である株式会社ピー・エス・インターナショナル(以下PSI)北川社長がなぜ製品を取り扱うことを決めたのか、その背景を紹介します。
ブリアン・ウェストの思い
ブリアンは、海洋汚染の状況に胸を痛め2012年にエティークの開発を決めましたが、環境に対する意識は子供の頃から持っていたといいます。その背景には両親からの教育がありました。
ニュージーランドは自然が豊かな国です。ブリアンの両親はヨーロッパ出身でしたが、その自然環境に魅了され、わざわざニュージーランドに移住したといいます。
その中で育ったブリアンは、両親から無理なく日常の会話のなかで「動物には優しく、自然も大事に」と教わったことで、環境や生物に対する価値観が形成されたそうです。実際、学生起業家となる前の幼い頃は、迷子の犬を探すボランティア活動なども行っていたとのこと。
そのため、環境や動物を大切にし、共存するという考え方が当たり前のように培われたのです。
PSI北川社長の思い
そんなエティークの日本展開を決めたPSI北川社長ですが、どのような考えを持っていたのでしょうか?対話形式で紹介します。
---エティークの導入を決めたきっかけは?
ブリアンの話に共感し、「基本的な価値観は日々の生活の中で培われるもの。環境問題を自分ごと化し、行動を起こすマインドを持ってもらうためにも、各家庭のライフスタイルのなかで当たり前のように話題にのぼり、会話ができるような事業を展開したい。」と考えるようになったことがきっかけです。 |
---導入までのステップは?
エティークを導入するにあたり、企業自体も中途半端な姿勢ではいけないと感じていました。 わたしたち企業がCO2を大量に排出する、ゴミをたくさん廃棄するような状況ではいくらエティークがサスティナブルだといっても、それだとただ流行商品を取り入れただけの単なる「商品」になってしまうからです。 そこでエティークとの契約前に会社内でゼロ・ウェイスト(ゴミや無駄をなくすこと)を目指すこと、エシカルな取り組みを企業として行うことを決めました。 |
---具体的に行ったことは?
主に配送時の包装紙・梱包材を生分解性のものへ切り替えることでした。会社の配送センター全体を生分解性のモノに変更するのには非常に苦労しましたね。 当時はまだ「サスティナブル」「生分解性」というものがそこまで一般的ではなかったので、梱包材を探すのが大変で。 そこで最初は、生分解というよりCO2の排出が少ない梱包材からスタートし、徐々に生分解性へシフトしました。作業を終えるのに2年かかりましたが、今では生分解性の包装紙・梱包材への切り替えが99%以上完了しています。 |
---その作業をしつつエティークの交渉を行った?
エシカミーの配送は、エティークの上陸当時からプラスチック0%です。会社全体の配送センターはエティークを上陸させる前に取り掛かり改善を続けました。 商談に関しては、ブリアンがアメリカにいる時に会いに行き、わたしたちの思いを伝えてようやく日本への導入が決まりました。 |
---エティークを通して伝えたいことは?
正直「環境を守ろう」「ゴミを捨てないようにしよう」と強制されて取り組んでも自分の子供に伝えたくなるか?と疑問に感じますし、いくら環境保護が大事だと分かっていても長続きしないと思います。 大切なのは無理せず自然体で、日々の消費の中で環境保護活動に取り組めること。これができる環境を整えることををまずは目標としました。 もともとわたしたちはオーガニック製品を取り扱っている企業で、商品を通してお客様と一緒にオーガニックの良さ、ブランドストーリーも伝えてきました。 オーガニックブランドのストーリーは、環境保護、土壌汚染のない生産、児童労働がないなど当たり前のことなのですが、さらにエシカルや環境保護への取り組みを企業として発信し、活動を展開するという次のステージに進む必要がありますし、わたしたちには環境を守る責任があると思っています。 エティーク選択してもらうことでプラスチックの削減につながる、また商品の利益の一部を環境保護団体へ寄付しているので、お客様は購入した段階ですでに環境保護活動に参加をしていることになります。 特にシャンプー・コンディショナーは毎日使うものですし、これなら無理せず続けられそうですよね。 |
---確かに続けられそうです!
そしてもう1つ。 固形シャンプー・コンディショナーを取り入れることで、「なぜ固形なんだろう?」と自然な流れで親子で環境についての会話のきっかけができると思いませんか?一緒にお風呂に入りながら「今って海にたくさんのプラスチックゴミが流れていて、このシャンプーはそんなプラスチックゴミを減らすために作られたんだって。」のように。 そうなればブリアンと同じように、無理なく環境を守ることが当たり前になっていくように思います。もちろんエティークを使ってみたけど肌に合わなかった、という方もいると思います。 その場合はこのエシカミー (サスティナブル(自然環境の維持に役立つ)、エシカル(環境保全や社会貢献)、オーガニック&ナチュラル(オーガニック認証の基準をクリア)なライフスタイルを提案するブランドのセレクトショップ) 内の商品はすべて環境に良いものです。ご自分に合う商品を選択してもらえれば、それも環境保護活動の一環になりますよ。 |
>>エシカミーはこちらから
エティークを徹底解剖
続いてはエティークにまつわる情報をよくある質問をもとに詳しく見ていきましょう。
成分などに関するよくある質問
まずは成分やパッケージについてのよくある質問をまとめました。
Q.パーム油は使用していませんか?
近年原料となるアブラヤシを栽培するにあたり熱帯雨林の減少や森林火災などの影響が叫ばれているパーム油ですが、エティークでは使用していません。また、以下の成分も使用していません。② 合成着色料
③ 合成香料
④ パラベン
⑤ ラウリル硫酸Na
⑥ 動物由来の成分
⑦ アンモニア
⑧ コカミドプロピルベタイン
⑨ ジメチコン
⑩ シクロメチコン
⑪ イソチアゾリン
⑫ メチルクロロイソチアゾリン
⑬ 鉱物油
⑭ ポリエチレングリコール 他
Q.シリコンは入っていますか?
シリコンは入っておらず、ダメージを受けた髪の毛を滑らかにする効果があるサモア産のココナッツオイル・ドミニカ産のカカオバターを配合しています。 また、この2種類はフェアトレードによるものです。
Q.界面活性剤は使用していますか?
ココナッツやトウモロコシ由来の界面活性剤を使用しています。
エティークのシャンプーバーは、ココイルイセチオン酸Naとココアルキル硫酸Naを使用しており、どちらもヤシ油から得られるアニオン界面活性剤です。
両者を組み合わせることで、刺激が少なく優しい洗いあがりの製品に仕上げています。
Q.防腐剤は使用していますか?
一部の製品に天然由来の防腐剤を0.4%未満で配合しています。
Q.動物実験をしていますか?
動物実験は行っていません。また、動物実験を行っている原料も採用しておりません。
Q.パッケージの処理方法は?
生分解性パッケージであるため、燃えるゴミとして処理していただけます。
また、細かくちぎって庭に埋めれば土の中にいる微生物が分解してくれ、土に還ります。使用しているインクもベジタブルインクなので土壌汚染の心配もありません。
この土に還る特性を活かして、パッケージで植物を育てる方もいます。パッケージに土を入れてタネを植え、ある程度の大きさに育ったら庭にそのまま植えることもできるので、ぜひお試しください。
使い方に関するよくある質問
次は、読んでいる方が一番気になるであろうエティークの使い方に関する質問を紹介します。
Q.泡立ちますか?
泡立ちます。固形というとせっけんのイメージが強いため、泡立ちが気になる方が多くいらっしゃいますが、実際に使うと液体シャンプーと変わらない泡立ちに驚かれます。
コツは髪をよく湯洗いすることです。全体をよく濡らした後に使うと泡が全体に広がりやすくなります。
Q.きしみませんか?
エティークのシャンプーバーは美容成分を豊富に配合しているのできしむことなくご使用いただけます。
さらにコンディショナーバーをご使用いただくと、髪環境がより整います。
>>エティークの使用感を動画でチェック!
Q.保管方法は?
水切れの良いコンテナの利用をおすすめします。使い終わったら風通しの良い乾燥した場所に保管するとより長持ちします。
Q.どのくらいもちますか?
エティークは美容液成分が
シャンプー→350ml×3本分
コンディショナー→350ml×5本分
ほど凝縮されています。
350mlというと、一般的なシャンプー・コンディショナーの詰め替え用と同じくらいの量です。髪の長さによりますが、1人でご使用の場合シャンプーで約2〜3ヶ月程度、コンディショナーで3〜4ヶ月程度お使いいただけます。
Q.溶けませんか?
日本の高温多湿な気候という特性上、夏場は溶けやすくなるケースもあります。 風通しの良い場所で保管することをおすすめします。
Q.子ども・妊婦でも使えますか?
お子様は2歳頃から、妊婦の方もご使用いただけます。
Q.カラーした髪に使えますか?
ご使用いただけます。ただ、カラー後であれば1日あけてからご利用いただくことをおすすめします。
Q.使用期限はありますか?
未開封で3年、開封後は2年です。 高温多湿を避けて涼しいところで保管してください。
ここまででなんとなくエティークのイメージをつかめていただけたでしょうか?
次では、実際にエティークをご使用している方の生の声をお届けします。
エティーク愛用者の生の声
今回、エティークを実際にご使用いただいている方の生の声を聞くために座談会を開催しました。Instagram上で参加者の募集をしたところ、4名の方にご協力いただくことができました。
この座談会では、
・エティークのデメリット
・1つのエティークを使い切る期間
など、さまざまな面からお話を聞かせていただいたので、ご検討中の方はぜひ目を通してみてください。
Instagramでお馴染みのアミーゴの「ワンポイントアドバイス」もチェックしてくださいね。
>>エシカミーInstagramはこちら
まずは参加いただいた4名の紹介です。
では早速、まゆさんからお話を聞いていきましょう!
まゆさん:セミロングヘアー
---よろしくお願いします!早速ですが、エティークを使い始めたきっかけを教えてください。
インスタで逆再生の広告を見て気になったのでエティークのサイトにアクセスしました。 「環境に良い」のもいいなと感じ、YouTubeで使い方とかを調べたところ意外に泡立ちも良さそうだったんです。これなら使えるかもと思ったのがきっかけですね。 |
>>まゆさんが見た逆再生広告はこちら
---実際使ってみていかがでしたか?
手元に届いて開封したら見た目はやっぱりせっけんだったので「本当に泡立つの?」と不安でした。でもいざ使ってみるとちゃんと泡立つのでびっくりしましたね。 これまで使っていた液体シャンプーよりも泡立っていると思います。 そして泡ももちもちしているので使いやすかったです。 |
---そこからずっとエティークを利用している?
実はちょっと価格的に高いなと感じたので使い終わった後に1度液体シャンプーに戻しました。ただ、また使いたいなと思っていたんです。 そのときにちょうどセットでセールになっているのをみつけたのでまた購入して使用しています。 |
---再び使い始めていかがですか?
今回購入したのはピンクのピンカリシャスなんですが、使いやすさはもちろん、香りが気に入っています。 |
あと液体シャンプーは詰め替えストレスが結構あったんです。ちょっとこぼしてベタベタになったりするのが嫌だなと…。 その点エティークは詰め替え作業がなく、ゴミが出ないのがうれしいですね。 |
---使っていてデメリットだなと感じることはありますか?
溶けやすく感じています。使い終わったら浴室から出して乾燥させてはいるんですが、特に私は髪が長いのでエティークのHPに記載があるような2〜3ヶ月も持ちません。 |
---どのくらいの期間で使い切ってしまいますか?
だいたい1.5ヶ月くらいですね。 |
続いてはちかさんにお話を伺います。
ちかさん:ショートヘアー
---エティークを使い始めたきっかけを教えてください。
以前、SDGs・エシカル・サスティナブルに関する仕事に携わった際に「環境」に興味を持ち始めて色々調べていたところ、エシカミー・エティークの存在を知りました。 サイトを眺めていると、モーリシャス島へ寄付セット※というのをみつけたので購入したのがきっかけです。 |
2020年7月にモーリシャス沖で貨物船が座礁し、1,000トンを超える重油が流出した事故をきっかけに発売したセット。
モーリシャスの自然を守るお手伝いができればと、セットの収益を環境保護団体「モーリシャン野生生物基金(MWF)」に全額寄付。
---使い心地はいかがでしょうか?
私は強い香りが苦手なんですが、エティークはほどよい香りで安心しました。 固形タイプのハードルもすぐに超えられて、使いやすくて気に入っています。 |
---使っていて気になることはありますか?
保管方法が難しいですね。お風呂で使い終わった後は脱衣所に置いて乾かしているんですが、コンテナ(エティークを保管するための容器)がすぐ汚れてしまうのが気になります。試行錯誤していますが、早くいい方法をみつけたいですね。 とはいえ使いにくさはないので、他のシャンプーに切り替えることは今の所考えていません。デメリットもありますが、エティークを使うことで環境が守られていると感じているので、プラスとマイナスを自分で考えながら使用しています。 |
Cさん:ショートヘアー
---エティークを使い始めたきっかけを教えてください。
もともとプラスチック問題に興味があって、身の回りのもので脱プラできるものはないかなと考えていました。いろいろ調べていると、インスタでプラスチックフリーの生活を送っている方がエティークを使っていたので、試してみようと購入しました。 はじめはオラウータンを守るセットを選択。モーリシャスへの寄付セットが出た際にはそちらも購入しました。 |
---使い心地はいかがでしょう?
私がエティークで気に入っている点は4つあります。 1.泡立ちがすごい。普通のシャンプーと変わらずに使いやすい。 2.プラスチックフリーなのでゴミが出ないので気持ちがいい。 3.保管についても◎ これまでのプラスチックボトルはずっとお風呂場に置いていたのでボトルの底やポンプがカビなどでヌルヌルするのがずっと気になっていました。 エティークを使い始めてからは、使い終わるたびに部屋にインテリアのように置くようにしたので、そのストレスがなくなったのがうれしかったですね。 4.健康的な髪になった 美容院に行った際に美容師さんから頭皮がすごいきれいだねと褒められるようになりました。 |
---使っていてデメリットを感じることはありますか?
私が使ったデメリットではないのですが、実は今オーガニックのセレクトショップで働いていて、エティークも取り扱っています。 お客様にご紹介するのですが、「ココナッツ以外の香りはないの?」とか「ちょっと高いよね」と言われてしまうことが多いんです。 |
Dさん:スーパーロングヘアー
Dさん
---エティークを使い始めたきっかけを教えてください。
もともとエティークのことを知っていたんですが、2021年4月に行われたフェス・リエゾンで現物をみつけたので購入してみました。 |
---使い勝手はいかがでしょうか?
私はクセ毛で、生活の中で髪の毛に一番コストをかけていました。 ・1年に1度は縮毛矯正をかける ・シャンプー・トリートメントは美容室のものしか使わない ・月に1回、ひどいときで2回は美容室でトリートメント ・毎日コテを使う ・お風呂上がりに髪を乾かした後にアイロンを使う ほどのクセ毛なんです。 これまでにオーガニック系のものを試したもありますが、ノンシリコンとクセ毛の相性が良くないようで、継続することはありませんでした。 今回エティークを購入したのも自分が使うというよりカレへのお土産用だったんですよね。 ただ、「使用感が結構良いよ」との感想を聞いたので、私も1度試してみたら驚きました。 泡立ちはもちろんですが、なによりクセが落ち着いているんです。それが寝ていても続いているので、朝起きたらそのまま外に出られるようになって、負担が減りました。 カレにも「今アイロン使ってないの?」と驚かれるくらいです。 |
---Dさんの髪質に合っていたんですね。
固形のものを液体にするため、さまざまな化学の力を利用していることを知りました。もしかすると成分によっては、私の髪に合わないこともあったのかもしれません。 その点エティークは固形で、液体にするための化学的な成分を使っていないので、相性が良かったんだと思います。そして体にも環境にも良いですね。 |
---使っていて困った点、デメリットはありますか?
特に問題なく使えているのですが、量の加減がいまいちわかりませんね。 |
共通のデメリットや疑問は「溶けやすい」「どのくらいつければいいのかわからない」
話を伺っていて出てきたエティークの共通のデメリットは「溶けやすい」「つける量がわからない」ことでした。
どのくらい溶けやすいのかを確認すべく、エティーク1つを使い切る使用期間を教えていただきました。
※コンディショナーはみなさん減らないと感じているので、以下はシャンプーの使用期間です。
「もう少し長持ちさせられればいいのに…」 そんなお悩みを解決するためにアミーゴに説明してもらいましょう。
エティークが溶けやすいというのはよくあるご指摘です。
日本の高温多湿の気候に加えて、お風呂は浴槽にお湯を張ってなおかつ密閉された空間であるため、ニュージーランドに比べて溶けやすい環境なんです。日本以外にもアジア圏は同様の悩みを抱えている方が多いようです。
そして特に保湿力が高いダメージヘア用のミンタジーをご利用いただいている方はそう感じているかもしれません。なるべく溶けないようにするために、私が実践しているコツを紹介しますね。
①コンテナのフタは閉めない
フタを閉めると熱がこもって溶けやすくなります。保管時はもちろん、部屋からお風呂に持っていく移動中もフタは閉めないことが1つめのポイントです。
②バーを濡らさない
どうしてもせっけんのイメージで、バーを濡らしてから利用する方も多いようです。まずは、髪の毛をよく湯洗いして十分に濡らしてからバーを塗布するのがおすすめです。
よく湯洗いすると少し塗っただけでも泡立つのでさらに持ちが良くなりますよ。私はショートカットですが、この方法を始めてからは3回程度つけるだけで済んでいます。
とはいえ最初は気の済むまで塗っていいと思います。そこから適正回数をみつけていけばいいかと。今日は5回塗って泡が立ちすぎたから明日は4回にしてみようとか。
③風通しの良い場所で保管する
使用後ですが、風通しの良い場所で乾燥させてることもポイントです。
特に日陰で風通しが良い窓際がベストですね。 ただお風呂や脱衣所に窓がない、窓があっても日陰ではないといったケースもあると思います。
その場合は抵抗がなければジャムなどの空き瓶にエティークを入れ、瓶のフタを閉めずに冷蔵庫で保管する方もいらっしゃるようです。
どうしても溶けるのが気になる場合は、セントクレメンツやスイート&スパイシーは溶けにくいので、特に夏場はこの2つにシフトしてもいいかもしれませんね。
エティークが小さくなったら
会話のなかで、エティークが小さくなってきた際にどうすればいいのかわからないといったお悩みも聞かれました。
Instagramでは小さくなったエティークを瓶の中に集めて、電子レンジで温めて溶かして使う方法も紹介されていますが、少し手間に感じる方もいらっしゃると思います。
そこでアミーゴの活用法を見てみましょう。
私も瓶に集めて溶かす方法はいいなーと思って見ていましたが、ちょっと手間で実践できていません笑
溶かす方法のなかで、これは便利かもしれないと感じたのが、細かくなったエティークをお弁当に入れるおかずカップに集めて電子レンジで溶かして再度固める方法です。
このサイズなら旅行先にも持っていけそうですよね。
私の場合は、小さくなってきたら新しいエティークを出してきて手の圧で合体させていますね。意外としっかりくっつくのでお試しいただければと思います。
髪質別おすすめエティーク
最後に髪質別ごとにおすすめのエティークを紹介します。
ノーマルの方向け
◆シャンプーバー ピンカリシャス
髪一本一本に輝きと潤いを与えるシャンプー。ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)が髪と頭皮をやさしく洗い上げます。
◆コンディショナーバー ワンダーバー
ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)、パンテノールが乾燥しがちな髪と頭皮に潤いを与え艶やかな髪へ導きます。
敏感肌の方向け
◆シャンプー バー ヒーリ キウィ
ニームオイル(メリアアザジラクタ種子油)、カランジャオイル(クロヨナ種子油)が頭皮トラブル※をケアし、ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)、オートミールが髪と頭皮に潤いを与え、やさしく洗い上げます。
※フケ・かゆみなど
◆リトルエティーク チップ トゥー トゥ
■全身用固形洗浄剤■ 敏感肌の方、乳幼児にも、頭の先からつま先まで全身に使える、ボディウォッシュ&シャンプーバーです。
石鹸成分を含まず、肌や髪のpHバランスも整えます。 低刺激ながら汚れもきちんと落としてくれます。(100%ソープフリー)
髪を柔らかく指通り良くブラッシングもし易しくしてくれるので髪の細い方にもぴったりです。
※デリケートな肌の方に
※6カ月以上の乳幼児にご使用頂けます。
◆リトルエティーク アンタングルド
敏感肌の方、乳幼児にも使用頂けるコンディショナーです。
成分に含まれるカカオバターがカラーやパーマで傷んだ髪を保湿してくれるので、 しっとりとまとまりのある髪へ導きます。
ココナッツオイルには母乳と同じラウリン酸やビタミンE成分が含まれています。 ラウリン酸は《自然の抗生物質》とも呼ばれている程、強い抗菌作用があり、抵抗力のない赤ちゃんを外敵から守り、そして頭皮環境を整えてくれます。
更にビタミンEが保湿、ツヤを発揮し毛質ダメージを補修します。
※デリケートな肌の方に
※6カ月以上の乳幼児にご使用頂けます。
ボリュームが欲しい方向け
◆シャンプー バー スイート&スパイシー
ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)が髪と頭皮をやさしく洗い上げ、 シナモン(カシア樹皮)、ジンジャー(ショウガ根)が髪にハリ・コシを与えます。
ダメージケアをしたい方向け
◆シャンプー バー ミンタジー
ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)が髪と頭皮に潤いを与え、しっとりとなめ らかに洗い上げます。また、ペパーミント(セイヨウハッカ油)が頭皮に清涼感を与えます。
◆コンディショナーバー ワンダーバー
ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)、パンテノールが乾燥しがちな髪と頭皮に潤いを与え艶やかな髪へ導きます。
パーマをしている方向け
◆シャンプー バー フリッツ ラングラー
フリッツラングラーはホットアイロン、カーラー、ヘアドライヤー、ブリーチで纏まりを無くした髪にオススメです。
また、ココナッツバター※1の配合で乾燥して広がる髪を整えますので、カールのボリュームを落とさず絹のような滑らかなスタイルに整えます。南国を思わせる甘いココナッツ※2の香りが特徴です。
※2ココナッツオイルはサモアの女性協同組合からフェアトレードで買い付けたものを使用しています。
◆コンディショナー バー ザ ガーディアン
艶やかで、なめらかな指通りの良い髪に導くコンディショナー。
ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)が髪と頭皮を潤します。
エティークで環境を守ろう!
ここまでエティークの開発・導入の背景や使い方、愛用者の感想などを紹介しました。使えば使うだけプラスチックが削減でき、環境を守る取り組みにつながります。
一緒に環境を良いものにしていきましょう!