エティーク創業者 ブリアン・ウエストさんインタビュー|世界のサステナブルを加速するための取り組み エティーク創業者 ブリアン・ウエストさんインタビュー|世界のサステナブルを加速するための取り組み

エティーク創業者 ブリアン・ウエストさんインタビュー|世界のサステナブルを加速するための取り組み

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今回、本サイトでも取り扱っているプラスチック撤廃をテーマにした固形バーのブランド『ethique(エティーク)』の創業者、ブリアン・ウエストさんにインタビューしてきました。

◆プロフィール
『ethique(エティーク)』創業者兼CEO Brianne West (ブリアン・ウエスト)
2012年にエティークをニュージーランドで設立。プラスチックフリー、パーム油不使用の世界初の固形バー製品を世に広め、サステナブルなビジネスを展開。


エティークの理念 

---ブリアンさん、今日はよろしくお願いします。早速ですが、まずはブリアンさんが創業された「エティーク」について教えてください。
 

ブリアン よろしくお願いします。エティークは2012年に「プラスチック撤廃」をテーマに立ち上げたビューティーブランドです。原料から製造工程、パッケージにいたるすべての面で「環境へのやさしさ」にこだわった、固形のシャンプー・コンディショナーバーを製作しています。

---シャンプーなどを固形化することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

ブリアン 従来のシャンプーは液体であるため、保管にはプラスチックボトルが不可欠でした。しかし、固形化することで紙パッケージでも包装でき、プラスチックを削減できます。成分も環境、動物、人に影響がなく、さらには髪にとって良いものだけを使用しており、特別な技術で固めています。

---エティークは世界初の固形バーのブランドとして誕生したんですよね。創業した当初はどのような様子だったのですか。

ブリアン 最初は一人で自宅のキッチンで始めました。私が創業した時は世の中にシャンプーバーという存在はなく、大変なことも多かったですね。ただ「プラスチックボトルの存在を世の中から取り除きたい」「人と地球を同じレベルで大切にするビジネスをしたい」という強い理念があったからこそ継続することができました。

---今では世界中に広まり、愛用している人も増えていますね。ブリアンさんの取り組みもあって、現在ではたくさんの固形シャンプーブランドが誕生しています。エティークは他のブランドとどのように違いますか。

ブリアン たくさんのブランドで固形製品が扱われ、プラスチックゴミが減っていることはとても嬉しいことです。他との違いはどんな場面でも「理念を妥協しない」点です。

扱うすべての商品がプラスチックフリーであることを徹底していることに加え、材料の仕入れ、生産過程、従業員の休暇制度の充実など、あらゆる面での環境を整備しています。「すべてにおいて人や環境に優しいエシカルな選択する。」この理念を大切にしています。

---製品だけではなく、ビジネスそのものが環境保全や社会貢献につながるように尽力しているんですね。

ブリアン はい。その結果、同じ考えを持った仲間に出会い、皆のおかげでここまで成長することができました。理念を貫いてきたからこそ、一人一人が目的意識を持ち、今やっていることが環境保護につながっているという認識で仕事をしています。皆エティークの商品が大好きです。素晴らしい仲間がいることで良い製品ができていると心から思います。

---今ではこの理念に共感した、たくさの方々が「エティーク社で働きたい!」と応募してくるとも聞きました。

ブリアン そうですね。最初はたった一人で始めた小さな会社でしたが、今は毎回数百人の募集が来るので採用がとても大変です(笑)。環境にやさしいアクションをしていきたい人が増えてきている証だとも感じています。

---理念にまっすぐなブリアンさんの姿勢が、たくさんの人を惹きつけているんですね。

世界のサステナビリティを加速させるために必要なこと

---ここからは、世界の環境意識についてお伺いしていきます。先ほど「環境に優しいアクションをしていきたい人が増えている」とのお話もありましたが、以前に比べて世界の環境保護への意識はどのように変化したと感じますか?

ブリアン 正直、サステナビリティがこんなに大きなムーブメントになるとは思っていませんでした。創業した当初(2012年)は、日常で気軽に話す内容ではなかったですし、実際に環境保護を行動に移している人はほとんどいませんでしたから。

それが今ではどのブランドも、ホームページにサステナビリティに関してのページや環境ニュースのコラムがあったりします。世界の動きを見ると、誰もが環境にやさしい行動を起こせる時代になったと感じています。

---確かに私の住む日本でも、SDGsが話題にのぼったり、ニュースでも取り上げられたりするようになりました。ブリアンさんの住むニュージーランドではどうですか?

ブリアン ニュージーランドでは「意識の高まり」だけではなく、「実際に行動する」人が増えています!とても自然豊かな国なので、環境保護を日常的にとらえる人が多いのです。政府やNPO団体だけではなく一般市民も一丸となって活動しています。

---それは素敵ですね。ニュージーランドのように、ほかの国でもサステナビリティを加速させるにはどのようなことが必要だと感じますか。

ブリアン やはり「環境に優しいアクション」を実際に起こすことです。イギリスでは二酸化炭素の排出削減、オーストラリアではパーム油削減など、国や地域によって重視しているポイントは違います。しかしまずは小さなことでもいいので何かしらアクションに移すことが大切です。

---意識を高めたら、その後は実際に行動することが大切なんですね。

ますます信頼される企業になるために



---最後に、今後のエティーク社について教えてください。世界のサステナビリティが大きな流れとなった今、ブランドとしてどんなことを大切にしていきたいですか?

ブリアン 企業としての目的意識や透明性を大切にしていきたいです。引き続きブランドに込めている「プラスチックを撤廃する」という理念を追及して、ビジネス全体がよりエシカルになっていくように願っています。

さらに、今後大切になってくるのは「透明性」です。サステナビリティが話題となってる今、原材料がどこから来たのか、どういう工程で作られているのか、さらには適切な従業員の雇用体系となっているかといった情報がブランドの信頼感にもつながります。エティークでは既に透明性に力を入れていますが、今後も重視していきたいポイントです。

---素晴らしいですね。環境について考えるようになってから、消費者として私も重視するようになったポイントです。透明性に力を入れている企業の商品は応援したくなります!

ブリアン ありがとうございます。透明性や企業の理念を考えて商品を手に取ってくれる人が増えるのは非常に嬉しいことです。

一方で環境保全に興味のない人もいます。そういった人たちへのアプローチも大切にしていきたい。環境へのやさしさに加えて「使いやすさ」も追及しながら、より多くの人に商品を使ってもらえるようにしていきたいですね。

---本日は貴重なお話をありがとうございました。
 

今回のインタビュー動画はこちら

 

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