ココアバターのエシカルな買い方

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エティークのほぼすべての商品に使用されているココアバターは、ドミニカ共和国から仕入れ、その仕入れ方法にもエシカルなこだわりがあります。

この記事では、エティークでのココアバターの仕入れ方や製品への使用について詳しく紹介します。

エティークで使用しているココアバター


ココアバターはエティークの製品に多く含まれており、年間数千kgを使用しています。

ココアバター(カカオバターとも呼ばれます)は、淡黄色の固いバターで、肌に触れると溶け始めます。保湿力が高く、体内で作ることのできない必須脂肪酸を多く含んでいます。

そんなカカオバターですが、私たちは2種類のココアバターを購入しています。どちらもオーガニックですが、1つは消臭加工されたもの、もう1つは香りが残っているものです。

化学薬品を使わず、蒸気処理を施して消臭されたバターは、無香料の固形バーなどに使われています。消臭加工していないバターは、まさにダークチョコレートのような芳醇な香りがします。
 

カカオ生産者を支援する協同組合「CONACADO(コナカド)」から購入


エティークで使われているオーガニック・カカオバターは、ドミニカの8つのカカオ農園を取りまとめるカカオ生産者組合「コナカド(CONACADO:Coordinadora Nacional de Cacaocultores Dominicanos)」と直接取引して仕入れています。

コナカドは、ドミニカ共和国に点在するカカオ農家とその家族の収入確保と、生活環境を改善することを目的に1988年に設立されました。現在では9,000戸以上の小規模カカオ農家で構成されています。

ドミニカ共和国の農家は通常、カカオの市場価格の72%しか受け取れず、農家の他にも仕事をしなければ生活することができません。そのため、農園の管理も行き届かなくなる等の問題も発生しています。

一方、コナカド組合に入っているドミニカ共和国の農家は、カカオ豆の市場価格の90%を受け取ることができます。

さらに、カカオ豆を発酵させ、より価値の高い製品を作る方法や持続可能な農業を行い、次世代のために環境を保護する方法、生産性を高める方法などを教えています。その結果、多くの農家が苦しい生活から解放されているのです。
 

ココアバターは何に使うの?


エティーク製品のほとんどにカカオバターを使用しています。保湿力に優れ、液体を硬化する力があるため、固形製品には重要な要素です。

さらには抗酸化物質が多く含まれているため長期間保存できます。

エティークでは、すべてのシャンプーバー、コンディショナーバー、バターブロック、ボディウォッシュバー、そしてボディポリッシュにカカオバターを使用しています。

ココアバターで何ができる?


多くのロー・ヴィーガンレシピでは、カシューナッツやココナッツオイルとともに、ココアバターを「チーズケーキ」のベースとして使っています。

このようにスイーツにも使われているココアバターを使って、ボディケアに使える保湿材を作ることもできます。

食べられる「チョコレート・ボディ・ムース」


ここでは、食べることもできる保湿マッサージオイルの作り方をご紹介します。
 

<材料>

・オーガニックで無臭のココアバター(カカオバターとして販売されていることが多い)30g
・グレープシードオイル 45g
・ダークチョコレート 20g 
・はちみつ 5g
 

<作り方>

・ココアバター、チョコレート、グレープシードオイルを沸騰した鍋に入れ溶かす。

・溶けたら、はちみつを混ぜる。

・冷めたら再度よくかき混ぜる。ボウルを冷蔵庫に入れ、15分おきにかき混ぜる。固まってきたら、しっかりとホイッパーで混ぜる。(ムースのボリュームがほぼ2倍になり、だいぶ色が薄くなるまで混ぜましょう。)

・清潔な瓶に入れて、冷蔵庫で保存。バターは少量作って、1週間を目安に使い切りましょう。
 

<ポイント>

エッセンシャルオイルを2-3滴たらして、風味を加えてもよいでしょう。ペパーミントやオレンジを加えてもおいしく食べられますよ。ペパーミントはして冷たく感じやすいので入れすぎないように気を付けてください。


 

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