初心者でもできる家庭菜園の始め方!おすすめ野菜やエコグッズも紹介

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自宅の庭やベランダで手軽にできる「家庭菜園」。

家庭菜園は、食費の節約や、子どもへの「食育」につながるという嬉しい魅力があります。また地球環境にもやさしく、エコな活動としても注目されています。
 

手軽にできるとはいえ、道具や土の用意に、美味しく育てるコツなどの知識も必要ですね。「家庭菜園に興味はあるけれど、何から始めていいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。


この記事では、初心者でも簡単にできる家庭菜園の始め方から実践までを詳しく解説します。また季節ごとのおすすめ野菜や、家庭菜園で使えるエコグッズも紹介します。
 

自ら育てた野菜を収穫し食べることは、心も体も健康的になり、毎日の食卓がより豊かになります。家庭菜園の魅力を知って、皆さんもぜひチャレンジしてみませんか。

 

家庭菜園の基礎知識1~上手に育てるポイント~

まずは家庭菜園を始めるにあたって、野菜を上手に育てる4つのポイントをみてみましょう。
 

ポイント①太陽の光

植物の生長にとって「太陽の光」はとても大切です。植物は太陽の光、根から吸収した水、空気中の二酸化炭素を使って養分を作り、酸素をはき出します。この働きを「光合成」といい、植物はこの光合成を繰り返しながら生長します。

このように野菜を光合成によって生長させるために、なるべく半日以上、日が当たる場所を選ぶことがポイントです。
 

ポイント③土

栄養たっぷりの土は、野菜の生長に欠かせません。作物の性質に合わせた土づくりを行いましょう。
 

ポイント②水はけ

野菜を育てる上で水は必要ですが、水のやり過ぎは病気の原因になります。適度な水やりを心がけ、水はけの悪い場所は土壌を改良して、排水対策を行いましょう。

 

ポイント③風通し

風通しが良いと、光合成が促進されます。また葉の表面温度の上昇を防ぎ、根が水分を吸収するのを促す作用もあります。狭い場所に多くのプランターを並べたり、葉が多く茂りすぎている場合は間引きするなどしましょう。

 

家庭菜園の基礎知識2~どんな土壌で育てるか~

家庭菜園には「プランター」と「地植え」で育てる方法があります。

「プランター」は、ベランダなどの小スペースが適しており、管理もしやすいので初心者でも安心です。

「地植え」は、地面に直接植えるため、ある程度スペースの広い場所が適しています。

 

このように野菜が育ちやすい知識を踏まえて、自分に合った家庭菜園を始めてみましょう。

 

初心者でも簡単!家庭菜園の始め方①場所を決める

まずは、家庭菜園はどのような場所で始めるかを決めます。先ほどの「土壌」の知識もふまえて、詳しくみていきましょう。

 

【プランター向き】ベランダ菜園

マンション住まいで庭がないなど、十分なスペースを確保出来ない場合はベランダ菜園がおすすめです。
プランターや鉢を使って行うベランダ菜園は、手軽で初心者の方も始めやすく、家事の間のちょっとした時間に手入れすることもできます。
またプランターを天候や日当たりに応じて移動させることもできるので管理が行き届きやすいというメリットもありますよ。

ただし、ベランダ菜園には以下の注意点があるので、気を付けましょう。

【ベランダ菜園の注意点】
・プランターや鉢の大きさ、置き方など、マンションの管理規約に違反していないかを確認する
・防災パネルや避難はしごの妨げにならないようする
・落下の危険がある場所にはプランター・鉢を置かない・ベランダの排水溝に土が流れて詰まらないようにする
・水やりは隣や上下の階の住人に迷惑にならないようにする
 

【地植え向き】自宅の庭やレンタル畑

地植えで育てたい場合は、自宅の庭やレンタル畑などの広いスペースを確保するのがおすすめです。

特にレンタル畑は「自宅に庭がないけれど、本格的に家庭菜園を始めたい」方にぴったりです。収穫量も期待できるため、食費の節約にもなるかもしれません。

ただし、菜園の規模が大きいほど、土づくりや管理が大変な面もあります。最初は育てやすい品種を少量から始めて、慣れてきたら増やしていきましょう。

 

家庭菜園の始め方②栽培カレンダーで時期を確認

出典:菜園カレンダー:「名前、植え付け期、収穫期」から栽培できる野菜・果物を検索しよう!|コメリ(トマト)


栽培カレンダーとは、育てたい野菜が「いつ頃植えると、いつ収穫できるか」など作業スケジュールが月ごとに書かれたもので、家庭菜園に欠かせないアイテムです。

栽培カレンダーで時期を確認してみましょう。


インターネットで検索できる栽培カレンダーをご紹介します。

コメリの菜園カレンダー

「サントリー」の栽培カレンダー

「タキイ」の栽培カレンダー
 

家庭菜園の始め方③種・苗を選ぶ

ホームセンターの園芸コーナーでは種と苗が両方販売されており、どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
事前に調べたり、店員さんに聞いたりして、種or苗どちらを植えるか決めましょう。

 

植えるのは種から?苗から?

種は、苗より育てるのに時間がかかるので、家庭菜園をじっくり楽しみたい方におすすめです。また種は苗よりも安いため、コストを抑えられるのも魅力です。

苗は、種よりコストはかかってしまいますが、失敗が少なく初心者向きです。またゴーヤやピーマンは種より苗から始めたほうが育てやすいので、各野菜の特性に合わせて選ぶのもいいでしょう。

 

元気な苗の選び方

茎が太くて、葉と葉の間が狭く、がっしりしている元気な苗を選びましょう。葉の色は均等に濃い色をしていることもポイントです。

元気な苗は生命力が強いので、あまり手間をかけなくてもぐんぐん育ちます。良い苗を選べば、初心者でも安心して育てることができます。

 

育てやすいおすすめ野菜・ハーブ

初心者は、苗から育てる野菜や、ハーブ類が育てやすいので、チェックしてみてください。

その中でも生育が早い「ラディッシュ」や「ハツカダイコン」、害虫がつきにくい「ゴーヤ」を選ぶのがおすすめです。

また「ハーブ類」は、もともと荒れた土地や山岳地帯など厳しい環境でも育つ植物です。

ハーブの多くは※多年草で、丈夫でどんどん生長し、手間がかかりません。バジル、ローズマリー、シソなどベランダで手軽に育てることができますし、お料理に添えると見た目も華やかになりますよ。
※多年草とは、花が咲いて種ができても枯れずに生き残り、一年中葉が緑色のもの

 

家庭菜園の始め方④必要なものを揃える

家庭菜園に欠かせない栽培アイテムをご紹介します。どのアイテムもホームセンターで購入できるので、一式揃えてみましょう。

 

培養土

初心者におすすめしたいのが、メーカーで配合されている「培養土」です。肥料も含まれているものが多いので、プランターに入れればすぐに家庭菜園を始めることができます。
 

プランター

地植えではない場合はプランターは必須アイテムです。必ず底に穴が空いていて、水が抜けるものを選びましょう。

素材は木製、ホウロウ、金属、プラスチックのものが軽くて移動しやすく便利です。またエコ素材や、不織布でできた手提げ型のプランターも人気です。
 

鉢底石

鉢底石は通気性を保ち、根腐れを防ぐためにプランターの底に敷き詰めます。
 

支柱

トマトやナスなど茎を支える必要がある野菜には支柱を用意しましょう。支柱は野菜の伸び方を整え、枝や葉の絡まりを減らし、風通しや日当たりをよくする役割があります。支柱がないと、地面に伸びた枝から虫がついたり、湿気による病気をもたらす原因にもなります。
 

虫・病気対策品

野菜の生育にとって、虫・病気は気を付けたいところです。スプレー式の薬品がホームセンターなどで販売されていますが、薬品を使いたくない方は、殺菌作用が高い「木酢液」を使用したり、唐辛子とニンニクで手作りした殺虫剤を使ったりするのもおすすめです。

また、一緒に植えると病害虫を防ぎ、根を守る働きがある植物同士を「コンパニオンプランツ」といい、これらを活用して、薬品を使わずに病害虫を対策する方法もあります。
 

作業道具類(スコップ・じょうろ・軍手・ハサミなど)

スコップは大と小の2サイズ揃えておくと便利です。土づくりには大きなスコップ、種まき用には小さいサイズと用途に合わせて使用しましょう。

水やりに使用するじょうろは口が細く、1~5リットルタイプのものがおすすめです。また、土をいじるので軍手も必須です。作業がしやすい滑り止めがついているものを選びましょう。

 

家庭菜園を実践しよう~プランター編~

道具が揃ったら、いよいよ実践です。今回はプランターで行う家庭菜園をご紹介します。
 

実践編①土作り

「土作り」は水を保つ「保水性」、養分を保つ「保肥性」、空気を通す「通気性」、根腐れしないための「排水性」が重要です。
土の酸度は、酸性、アルカリ性、中性に分けられ、ほとんどの野菜は弱酸性を好みます。

適切な酸度にするためには、土作りで調節することが大切です。


先ほど紹介した「培養土」はこれらの条件を網羅しており、初心者には手軽で扱いやすいです。しかしこれらには、化学肥料が混ぜられていることが多いので、家庭菜園でより安心なものを育てたいという方には、自ら配合して化学肥料を使用しない土づくりもおすすめです。


土が用意できたら、適度な大きさのプランターに「鉢底石」を敷き詰め、土を入れましょう。

ここで注意したいのが、プランターの縁まで土を入れ過ぎないことです。縁から土まで2㎝ほどの水を溜めるスペース(ウォータースペース)を作ると、水がゆっくり染み込み、土の内部まで十分に湿らせることができます。

 

実践編②苗の植え方


出典:ベランダでも野菜が作れる!プランター菜園の始め方 | コラム - くらしメイド | DCM
 

【苗を植える手順】
①スコップで苗一株分より少し大きめの穴を掘る
②ポットを手に取り、苗の根元を指ではさむ
③底の穴から指で押して苗を取り出す※根に傷がつかないよう注意
④穴に苗を入れて、土をかける

  ※新しい芽が出て、茎のぐらつきがなくなるまでは直射日光は避けて、こまめに水やりをしましょう。
(参考:ベランダでも野菜が作れる!プランター菜園の始め方 | コラム - くらしメイド | DCM


 

実践編③水のやり方

水やりは土の表面が乾いたら行うのが基本です。また早朝に水を与えると、長時間光合成ができるようになり、よく育ちます。

水を与えすぎると、根腐れの原因になるので注意しましょう。また、水が葉にかかってしまうと、葉が腐る可能性も。そのため、先が細いじょうろで土の表面に全体に行き渡るように与えましょう。

 

月別に種まき・植え付け時期を紹介!初心者向きおすすめ野菜

月別に種まき・植え付け時期におすすめな野菜を紹介します。
 

1月~2月のおすすめ野菜

1月~2月におすすめなのが、ホウレンソウ、コマツナなどの葉野菜です。

この時期に注意することは、低温と凍結による被害です。

日当たりが良い場所で育てたり、プランターにビニールを被せたり、寒さ対策をしっかり行いましょう。特に気温が特に低くなる日は、室内や寒風の当たらない場所にプランターを移動させましょう。


栽培ポイント

・ホウレンソウ

栽培期間が短く病害にもある程度強いので、植木鉢やプランターで育てるのがおすすめです。

・コマツナ

1年通して収穫することができますが、乾燥して水分不足になると葉が固くなるので、水やりをしっかりと行いましょう。

 

3月のおすすめ野菜

3月におすすめなのがラディッシュ、シシトウです。

3月は、暖かい日は増えますが、朝と夜の気温の変化がまだまだ大きい時期です。 寒暖差は多くの野菜のストレスの原因にもなるので、気温の変化に強い品種を選ぶのがおすすめです。
 

栽培ポイント

・ラディッシュ

酸性土は不向き。植え付け前に酸度調整をしておくことがポイントです。

また寒さに強く、暑さや乾燥に弱い性質があるため、夏季の水不足には注意しましょう。

・シシトウ

病害虫に強く、丈夫で育てやすい野菜です。種から育てると育苗期間は長いので、苗から育てるのがおすすめです。

 

4月~5月のおすすめ野菜

4月~5月におすすめなのがミニトマト、ピーマン、ゴーヤです。
夏野菜はこの時期から始めるのが一般的です。
 

栽培ポイント

・ミニトマト

果実の収穫量が多く、品種によっては放任でも育てられるので、大玉トマトに比べて育てるのは簡単です。風通しを良くして、太陽光のよく当たる場所で育てるのがポイントです。

・ピーマン

種から育てる場合、育苗期間が長いので、初心者は苗から育てるのがおすすめです。

・ゴーヤ

夏の暑さ対策として「ゴーヤのグリーンカーテン」は人気があり、ネットを張り日よけとしての栽培もおすすめです。

 

6月~7月のおすすめ野菜

6~7月におすすめなのが、オクラと枝豆です。

しかしこの時期は雨が多くなり多湿状態が長く続くので、病気が発生しやすくなる過酷な環境です。病気に強い品種を選んで梅雨対策もしっかりと行いましょう。 
 

栽培ポイント

・オクラ

高温と強い日差しを好むので、日当たりの良い場所で育てるのがポイントです。

・枝豆

種からでも苗からでも簡単に育てられますが、初心者は苗から育てるのがおすすめです。

 

8月のおすすめ野菜

8月におすすめなのがミズナ、葉ネギです。
収穫までが短く、畑を休ませる時間を確保できるポットまきの野菜をメインにしてみましょう。
 

栽培ポイント

・ミズナ

名前の由来が「水と土があれば育つ」と言われるほど、水やりだけでも簡単に育つ葉野菜です。

・葉ネギ

葉ネギは暑さと寒さに強く、時期に合わせて品種を選べば1年を通じて栽培が可能です。

 

9月~10月のおすすめ野菜

9~10月におすすめなのが、カリフラワー、チンゲンサイです。

気温も涼しくなる時期で、病害虫の被害も出にくくなるため、野菜の種まきや苗の植え付けにはおすすめの季節です。
 

栽培ポイント

・カリフラワー

小型種を選べば上手に収穫まで育てられるのでおすすめです。 また大きさのほか、春植え品種や夏植え品種など栽培する時期に合った品種を選ぶようにしましょう。 

・チンゲンサイ

プランターで簡単に育ちます。冷涼な気候を好む野菜で、気温が15℃~20℃が生育適温です。気温が上がる春植えより秋植えの方が作りやすくておすすめです。

 

11月~12月のおすすめ野菜

11~12月におすすめなのが、ルッコラ、カイワレダイコンです。

11月は1年の中でも気温が低く害虫の被害が少ない時期です。寒さや低温に強い品種を選びましょう。
 

栽培ポイント

・ルッコラ

生長は早く、栽培管理も簡単な初心者向けです。春植えは病気や虫の被害に遭いやすいので、秋植えがおすすめです。

・カイワレダイコン

寒い時期でも栽培はできますが、気温が低いと収穫までに日数がかかるため、なるべく室内の暖かくなる場所で栽培しましょう。

 

美味しいだけじゃない!地球にもやさしい家庭菜園の魅力

家庭菜園の魅力は毎日の食事を豊かにしてくれるだけではありません。
地球温暖化の原因となるCO2を削減する地球環境にやさしい面もあるので、それぞれみていきましょう。

 

家庭菜園による「フードマイレージ」はゼロ

「フードマイレージ」とは「食料輸送距離」を意味し、食料の生産地から消費者の食卓に並ぶまでの輸送にかかった「重さ×距離」で表す指標のことです。

フードマイレージが高い食料は、輸送に時間がかかるため石油などのエネルギーが多く使われます。そのエネルギーを燃料や製品として使えば使うほど、CO2を放出し続け、地球温暖化進行の原因となります。
 

そこで今、CO2削減のために、輸送距離の短い「地産地消」の食料が注目されているのです。

「地産地消」の究極の形である家庭菜園は、輸送によって発生するCO2がゼロであるため、地球環境にやさしい魅力の一つといえます。 

地球温暖化問題についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。>>>SDGs13「気候変動に具体的な対策を」の現状や問題点、取り組み事例と私たちにできること

 

「コンポスト」で堆肥も自作できる

「コンポスト」とは、家庭から出る野菜くずなどの生ごみや葉、紙などの有機物を、微生物の働きにより発酵・分解して堆肥を作ることです。

家庭菜園において栄養たっぷりの「土作り」は欠かせないので、堆肥を手作りできるのは嬉しいですね。

また「コンポスト」の地球にも体にもやさしいメリットは、

 

・普段捨ててしまう生ごみのリサイクル化
・生ごみが減り、焼却する際に発生するCO2の削減にもつながる
・化学肥料でないため、安心な野菜を育てることができる

 

があげられます。

このように魅力ある「コンポスト」で作った堆肥を積極的に活用し、地球環境のために少しずつ行動していきましょう。

コンポストについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。>>>
コンポストとは?始め方や自作の方法、メリット・デメリット、おすすめ6選を紹介

 

「グリーンカーテン」で省エネ対策

家庭菜園でも人気の「ゴーヤ」をベランダで育てる際は「グリーンカーテン」がおすすめです。

「グリーンカーテン」とは、ゴーヤなどのつる性の植物を窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせて、カーテンのように覆ったものです。植物の力を利用して直射日光を遮り、室内や建物自体の温度上昇を和らげます。

「グリーンカーテン」の地球にやさしいメリットは、

 

・エアコンなどの使用回数が減り、節電になる
・都市部のヒートアイランド現象の緩和
・植物のCO2吸収の働きにより、地球温暖化対策につながる

 

があげられます。

ゴーヤを育てながら、部屋も涼しくなり、緑の美しさを楽しめることは嬉しいポイントですね。

現在、環境省や多くの自治体が「グリーンカーテン」を推奨し、普及に努めており、これからさらに注目される地球環境プロジェクトといえるでしょう。
(参考:環境省グリーンカーテンプロジェクト

 

家庭菜園で使えるおすすめエコグッズ3選

地球環境にも優しい家庭菜園を支える道具にも、エコを意識したものが多く販売されています。これらを使用して、さらに家庭菜園を楽しんでみませんか。

 

ethicame(エシカミー)|竹ファイバー製フードコンポスター(フィルター2個付き)


 

サイズ:19.2cm ×18.3cm ×25cm(H)
容量 :3.5L
素材 :竹ファイバー、コーンスターチ、尿素ホルムアルデヒド樹脂
カラー:black/gray/white

 

日常に出る生ごみと土を一緒に入れるだけで、生ごみが分解され堆肥として生まれ変わるフードコンポストです。匂いを防ぐカーボンフィルターの蓋つきです。

使い方は、コンポストの底に新聞紙もしくは紙を敷き、敷いた紙が見えなくなるくらいの土を入れ、生ゴミも一緒に入れてよくかき混ぜます。

土と生ゴミを追加して混ぜていく作業を約1週間ほど繰り返し、コンポストが一杯になったら、約1ヶ月ほど放置すると、堆肥が出来上がります。


注意点はその1ヶ月のうち2、3週間毎に下の方から混ぜる作業をしないと、下の方に水が溜まってしまい、臭いの原因になってしまう可能性があることです。しっかり混ぜ合わせ、発酵をしやすくしましょう。
 

ethicame(エシカミー)|竹ファイバー製フードコンポスター(フィルター2個付き)4,400円(税込)

 
 

八幡化成 |エコプランター/植木鉢 浅型 300 グリーン 『パピエ』

出典:八幡化成 エコプランター/植木鉢 浅型 300 グリーン 『パピエ』
 

サイズ:30×12.1(H)cm
容量:6L
重量:0.36kg
素材:ポリプロピレン(古紙混合)

 
素材に紙の端材を有効利用したエコプランターです。
紙の優しい質感を再現し、軽くて耐久性に優れています。サイズ展開とカラーバリエーションも豊富です。


八幡化成 |エコプランター/植木鉢 浅型 300 グリーン 『パピエ』1,677円(税込)

 

サカタのタネ |そのまま植えられるエコポット ーポット 丸型


出典:Amazon.co.jp: サカタのタネ そのまま植えられるエコポット ーポット 丸型
 

サイズ:23 x 12 x 6 cm
容量:40個入
素材:木材

 

その名の通り、土にそのまま植え付けることができるエコポットです。土になる天然素材で、外装ポットがないので、植え付け時のゴミも出ません。使い方は土を入れてからタネまきをして、芽が出たらポットごと植え付けるだけです。
 

サカタのタネ |そのまま植えられるエコポット ーポット 丸型 699円(税込)


 

家庭菜園を始めて、健康的で豊かな生活を送ろう

この記事では家庭菜園の始め方から実践まで、また月別のおすすめ野菜やエコグッズについて紹介しました。

家庭菜園は栽培ポイントを抑えれば、初心者でも簡単に始めることができます。

そして毎日丁寧にお世話することで、日頃の疲れを癒すことができたり、自ら育てた野菜の美味しさを味わえたりと、有意義な時間を過ごすことができます。

 

また家庭菜園には地球温暖化問題の原因であるCO2を削減することなど、地球にやさしい魅力もたくさんあります。さらにエコグッズを活用すれば、身近なところからエコ活動を取り入れることができますよ。

家庭菜園を始めて、健康的で豊かな生活を送ってみませんか。

 

〈参考文献〉
・たなかやすこ シンプル&エコに育てるおいしいベランダ菜園 社団法人家の光協会 (2009年2月1日)
・監修高浜真理子 はじめてのハーブ手入れと育て方 ナツメ社(2013年6月20日)

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