人にも、自然にも、いいものを。 【GOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッドネイチャーホテルキョウト)】楽しく心地の良いサステナブルな旅へ

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「GOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッドネイチャーホテルキョウト)」は、複合型商業施設「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」の4〜9階にあります。

京都河原町駅から徒歩2分の場所に2019年12月にオープンしました。施設全体で「人にも、自然にも、いいものを。」がコンセプトでサステナブルを体感できることが特徴です。

今回は、GOOD NATURE HOTEL KYOTO総支配人である松井美佐子さんに、ホテルの特徴や滞在の楽しみ方を伺ってきました。


◆プロフィール
松井美佐子(まつい みさこ)
GOOD NATURE HOTEL KYOTO総支配人。1990年株式会社リクルートに入社し広告制作に配属、その後旅行領域の営業に就く。2012年京都センチュリーホテル入社、企画部長、女性活躍推進部長、セールス&マーケティング部長などを経て、2019年同社系列である京阪ステイズ株式会社にて常務取締役へ就任。2021年1月、GOOD NATURE HOTEL KYOTO総支配人に就任。「人にも、自然にも、いいものを。」上質な心地よさと、やさしさを感じていただける旅、ホテルステイを目指している。

無理せず、楽しく、心地いいサステナブルを目指すGOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッドネイチャーホテルキョウト)


—今日はよろしくお願いします!早速ですが、GOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッドネイチャーホテルキョウト)の特徴を教えてください。

松井 GOOD NATURE HOTEL KYOTOは、複合型商業施設「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」の中に2019年12月にオープンしました。

施設全体で「人にも、自然にも、いいものを。」というコンセプトをかかげ、1〜3階にはサステナビリティを大切にしたショップやレストラン、4〜9階にGOOD NATURE HOTEL KYOTOが入っています。

—施設全体がサステナビリティを掲げているんですね。

松井 そうですね。そして、施設全体で共通して“5GOOD”という「体・心・地域・社会・地球(=5GOOD)に対して健康的で、しあわせであること」を目指しています。



松井 そして、何かを我慢して実現するストイックなナチュラル思考は、長続きしなかったり、楽しくないことが多いと思います。

世界的にもエピキュリアン(快楽)なナチュラル志向が増えているように、「心と体にいいことを、もっと楽しもう」をコンセプトに取り組んでいます。

そのためホテルを含め施設全体で、自然にもお客様自身にも心地いい、楽しいモノ・コトを提供できるように努めています。

大都市の真ん中で、緑や自然に囲まれて滞在できる



—ではここからは、ホテルでの滞在について詳しくお聞かせください。まず、どのような客室があるのでしょうか。

松井 全ての客室で木や自然素材のぬくもりが感じられ、さらに広いテラスや緑を感じられる客室もあることが特徴です。

特におすすめなのは、中庭に面する客室「ガーデンビューテラスルーム」です。中庭には、京都など日本に自生する植物で彩られたグリーンウォールがあります。その部屋では備え付けのテラスに出て、心地よい自然と空を眺めることができますよ。



—京都の真ん中のホテルで、客室から自然が望めるなんて贅沢ですね。

松井 さらに、緑だけではなく「花」を楽しめる客室もご用意しております。

—花を楽しめる客室とは?

松井 ドライフラワーで彩った客室です。生花は数週間で枯れてしまうため、都度廃棄されます。対してドライフラワーは、数か月〜数年保存ができ、長く楽しめるのでサステナブルフラワーとも呼ばれているのです。ピンク、ホワイト、パープル、イエローの4種類のカラーのお部屋を用意しています。



—お花に囲まれながら宿泊できるなんて気分が上がります!まさに快適で心地よく過ごせるサステナブルな空間ですね。

松井 ありがとうございます。また、私たちが心がけているのは、滞在での体験をご自宅にも何か持ち帰っていただけるような上質なサービスの提供です。

そのためドライフラワーがもっと身近になるよう、「ドライフラワーの作り方」リーフレットをお部屋にご用意しております。

—自宅に帰ってからもサステナブルフラワーを楽しめるのですね。
 

繰り返し使えるタンブラーを全室に配置



—続いては、客室内のこだわりについて教えてください。

松井 お客様の心と体、環境に良いポイントをいくつかご紹介したいと思います。

まずはアメニティ類についてです。当ホテルではオーガニックコットンと綿棒、タオル類を客室にご用意しています。

また、「使い捨てのアメニティが多くなるホテルだからこそ変革を」との想いから、歯ブラシやヘアブラシ、シェーバーはお客様ご自身でお持ちいただくようお願いしております。

お忘れの場合は、竹製の歯ブラシやその他アメニティをフロントにて販売しています。その販売料金は、循環型社会の実現にむけて役立てていく予定です。

たとえばGOOD NATURE STATIONが取り組む循環型農業のパートナーへの支援や、フェアトレードで輸入している農作物の農園支援など、「人にも、自然にも、いいものを。」というテーマに沿った事業や活動に対して支援していくつもりです。

—歯ブラシの柄やヘアブラシなどはプラスチックで出来ているものが多いですよね。持参することでプラスチックゴミの削減に繋がっているのですね。テーブルに置いてあるタンブラーもその一環でしょうか。



松井 そうですね。滞在中であればお部屋や外出先でご自由に使っていただけます。各フロアにウォーターサーバーを設置しており、24時間いつでも給水できますので、コンビニや自動販売機でペットボトルの水を購入する必要もありません。


 

ホテルで触れたものが日常の心地よさに繋がる工夫


—他にもこだわりのポイントを教えてください。

松井 お客様が客室内で触れるものは、環境、人、社会へ配慮した当社オリジナルのサステナブルブランドで一部揃えております。

—具体的にはどのようなものでしょうか。

松井 シャンプーやトリートメント、ボディソープは、当社オリジナルのオーガニックコスメブランド「NEMOHAMO(ネモハモ)」をご利用いただけます。

植物の“根も、葉も、全体を余すことなく使用しており、100%自然由来成分でできた、人にも環境にも優しい配合です。



—香りがとってもいいですね。素材にこだわったケア用品を使用できるのは特別感があります。
 

フードロス削減につながるお茶やフェアトレードお菓子も




—ティーセット内のお茶やお菓子もサステナブルなものなのでしょうか?

松井 はい。全客室に、フェアトレードにこだわった、コスタリカ産の有機カカオを使用したパティスリーブランド「RAU」のチョコレートをウェルカムスイーツとしてご用意しています。

またそれだけでなく、本来であればチョコレートの製造工程で捨てられてしまうカカオ豆の殻(=ハスク)も活用して製造したカカオティーも、ティーセットに入れています。味わうお客様ご自身も循環の一部になっていただけるのです。

—部屋で気軽に味わえるのは魅力的です!美味しくいただけ、フェアトレードやフードロスなどについて知るきっかけにもなりそうですね。

松井 そうですね。もし気に入っていただけましたら、館内のショップで詳しく見ていただくこともできますよ。

例えばカカオティーですと、1階の「MARKET」で販売しています。同じくカカオ豆の殻を活用したカレーや調味料などを購入することもできますし、スタッフから詳しい話を聞いていただくこともできます。



—滞在中に気になった製品や食を、そのまま同じ施設内で深堀りできるのは便利ですね!ライフスタイルに取り入れやすいのではないでしょうか。

松井 お客様が滞在中に気に入って下さったサステナブル商品やフードを購入し、日常で愛用しているとのお声も多くいただきます。当ホテルでの滞在が、お客様の日常の心地よさに繋がっているのは嬉しいですね。

—このように環境と滞在する人の快適さを重視した取り組みが、国際的にも認められていると伺いました。

松井 そうですね。当ホテルでは環境、人の健康にまつわる2つの国際認証を取得しています。

環境に配慮した建物が認定される「LEED認証」※1と、ホテルでは世界初認定となる、人の健康に好影響をもたらす建物への「WELL認証」※2です。
 

※1 LEED認証とは

米国グリーンビルディング協会(USGBC:US Green Building Council)が認定を行っている建物と敷地利用についての環境性能評価システムです。省エネと環境に配慮した建物・敷地利用を先導するシステムということで、Leadership in Energy and Environmental Designと名付けられています。頭文字をとり、LEED(リード)という名称で呼ばれています。
 

※2 WELL認証とは

WELL認証(WELL Building Standard)は、2014年に米国で開発された認証で、人々の健康や、快適性を保証する建物が認定されます。評価項目には、「こころ」「食べ物」「コミュニティ」といった、建築の枠にとどまらない視点が示されています。


この2つの認証を同時取得しているのは、世界で唯一GOOD NATURE HOTEL KYOTOのみとなります。(2022年3月現在)



—環境への優しさと快適性、2つの国際認証をもつホテルは世界でここだけとは驚きです!

京都の自然に触れ、心や身体をほぐすアクテビティで癒されて



—ここからは、さらにGOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッドネイチャーホテルキョウト)での滞在を楽しむ方法をお伺いしていきます。

松井 GOOD  NATURE HOTEL KYOTOにいらっしゃるのであれば、ぜひ「きっかけエクスペリエンス」をお試しください。

—「きっかけエクスペリエンス」とはなんでしょうか。

松井 ホテル宿泊中に楽しめる様々なアクティビティです。体や心、自然に良い活動を多数ご用意しております。

—具体的にはどのようなアクティビティでしょうか。

松井 朝ヨガや坐禅、瞑想など体や心をほぐしてくれるアクティビティはオープン当初から人気があり、京都一周トレイルや鴨川ネイチャーウォッチング・収穫体験など外で自然と触れ合えるものや、草木染め・アップサイクルアクセサリー作りなど、様々なワークショップがあります。

—さらに特別な滞在になりますね!楽しく自然と触れ合ったり、くつろぎながら自分の心や体と向き合ったりできるのは嬉しいです。こちらは宿泊者限定でしょうか。

松井 多くの方に心地のよいサステナビリティを味わっていただきたいので、ほとんどのアクティビティがどなたでも参加可能です。

内容や詳細、予約について気になる方はぜひこちら(エクスペリエンス|GOOD NATURE HOTEL KYOTO)をチェックしてみてくださいね。

—季節によって味わえる自然やアクティビティも異なるので、何度参加しても楽しめそうです。

松井 はい。さらに宿泊者の方には、無料の館内ツアー「グッドネイチャーウォーク」をご用意しております。

館内でどんな循環型の取り組みを行っているか、館内の各エリアでどんなことをしているのかを、巡りながら楽しく見学いただくことができます。

—実際にスタッフの方と話し、ホテルの魅力が分かることで、より心地の良い旅になりそうです。

上質な心地よさと、やさしさを感じる空間を目指して


—最後に、松井さんからメッセージをお願いします。

松井 ホテルへの宿泊に限らず、ちょっと施設を覗いてみたいな、という方も大歓迎です。施設全体が心地のよいサステナビリティを目指す空間だからこそ、どなたでも楽しめる開放感のある環境を整えています。

ショップやホテルの中庭、誰でも入場できるアートペース、アクティビティなどを味わっていただき、少しずつご自身の心や体が心地いいと感じる過ごし方や商品を見つけていただけたら嬉しいです。

サステナブルは「持続可能な」と訳されます。自宅でも続けていきたい、何度も訪れたい、と思っていただけるような上質な体験やサービスをGOOD NATURE HOTEL KYOTOで提供していきたいですね。

—本日は貴重なお話ありがとうございました。
 

GOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッドネイチャーホテルキョウト)


住所:〒600-8022 京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6 4階~9階

電話番号:075-352-6730

GOOD NATURE HOTEL KYOTO ご予約・ホームページはこちら

GOOD NATURE HOTEL KYOTO 公式Instagramはこちら

GOOD NATURE STATION ホームページはこちら

 

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