エコとは?小学生も今日からできるエコ活動10選 エコとは?小学生も今日からできるエコ活動10選

エコとは?小学生も今日からできるエコ活動10選

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近頃よく耳にするようになった「エコ」。なんとなくイメージはできるものの、具体的に何をしたらいいかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「エコとは何か?」というところから、大人はもちろん小学生でもできるエコ活動を厳選してご紹介します。
 

エコとは?

エコとは、英語の「ecology(=生態学・自然環境)」の略称で、「地球にやさしい」「環境にいい」というように、広い意味で使われています。

 

近年では経済とのつながりも重視されている


最近では、上記の意味に加えて「economy(=経済学)」のエコと合わせて、「環境と経済はつながっている」という考え方も広がっています。どちらか一方だけが発展していくのではなく、環境問題への取り組みと経済発展を両立させていこう、ということです。

このように考えられるようになったのは、私たちが行なってきた経済活動が今、地球環境に大きな影響を与えているのが明らかになってきたからです。

なぜ今エコが注目されているの?


エコは、2000年頃から頻繁に使われるようになった言葉であるため、なんとなくの意味を知っている方も多いと思いますが、近年、特に注目を集めるようになりました。この背景には、先述した地球が抱える深刻な環境問題が関係しているのです。
ここでは、さらに踏み込んで環境問題について見ていきましょう。
 

生活の中で感じる気候変動


ゲリラ豪雨や記録的猛暑、毎年のように発生する100年に1回レベルの歴史的災害など、生活の中で異常気象を感じることが多くなりました。

たとえば、これは1時間の降水量が50mm以上の年間発生回数を表したグラフです。


引用元:中小企業白書(2019年版)


この30年間で、1時間の降水量が50mm以上の大雨の発生回数は1.4倍に増加しています。

また、東京都心の年間猛暑日日数は、2022年にシーズン中14回を記録し、1875年の統計開始以来、歴代最多日数となりました。(参考:tenki.jp)

日本は四季のある国ですが、最近は春や秋などの中間シーズンがどんどん短くなり、季節性も希薄になっています。「地球って大丈夫なのかな?」と多くの人が不安や危機感を覚えることで、環境問題が改めて見直されるようになってきました。
 

世界的な環境問題


日本だけでなく、世界のあちこちで気候変動の影響は大きくなっています。

温暖化によって氷河が溶け、海水が増えることで沿岸部や島自体が水没するエリア、干ばつと大雨の二極化により大規模な山火事や農業被害が発生したり、生き物・植物への生態系の影響が出たりと自然界へのダメージが大きくなっています。

世界の平均気温は上がり続けており、このままいくと2100年までに最大5.7度上昇すると予想されています。

参考:全国地球温暖化防止活動推進センター

 

少しでも環境への負担を減らすためには私たち個人のエコ活動が重要に


このような環境問題は、産業革命以降、私たちの生活が豊かになったことが原因と考えられています。産業を発展させることを優先し、二酸化炭素などの温室効果ガスを大量に排出したり、森林を無計画に伐採したりと、地球に多大なる負荷をかけてきました。

このままでは、将来的に地球が持続可能なものではなくなってしまうでしょう。

地球環境を守るためには、私たち一人ひとりが当事者意識を持つことが重要です。

そして、普段の生活からエコ活動に取り組み、少しでも地球に与える負担を減らすことが私たちの責任でもあります。

とはいえ、エコ活動といっても何をすればいいのか分からないという人も多いと思います。

そこでここからは、今日からできるエコ活動を厳選してご紹介します。

 

家でできるエコ活動4選


まずは、自宅でできるエコ活動を紹介します。
 

①食品ロス(フードロス)を減らす

 

食品ロス(フードロス)を減らすことに挑戦しましょう。食品ロス(フードロス)とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品を指します。

日本の家庭から発生するフードロスの量は約280万トンで、4人家族に換算すると1世帯あたり毎年約6万円相当の食品を廃棄していると見積もられています。

(参考:環境省 食品ロスを減らすために、私たちにできること)


フードロスが増えれば、その分ゴミの燃焼にエネルギーを使用し、さらにその際出る二酸化炭素も増加してしまうのです。

買いものに出かける前に冷蔵庫の中を確認して、必要な分、食べられる分だけ買うようにしましょう。また、スーパーに行くと、賞味期限が迫り値引きされている商品があります。これを買うことは、店側のフードロスを減らすことにつながります。

調理する際には、食べられる部分まで切り落とさないように注意したり、皮を有効活用してみたりなど、工夫してみましょう。そして、調理しきれなかった分を冷凍するだけでもフードロスを減らすことができます。

 

②冷蔵庫にものを詰め込みすぎない


冷蔵庫は家庭での消費電力で上位を占め、ものを詰め込みすぎると余計な電力を消費してしまいます。(参考:精華町)

冷蔵庫内の物の量を半分にすると、年間で電気 43.84kWhの省エネとなり、約960円節約することができます。

適量は、扉を開けたときにぱっと全部見えるくらいの量です。

作り置きや常備菜など、あると便利で安心なものは、目につきやすい中段に入れましょう。また、早く食べきりたい食材も、すぐに手が届くところにまとめておくといいですよ。

 

③あるもので工夫する


すでに持っている身近なものを他に利用できないか、工夫してみましょう。

牛乳パックは、肉を切ったり魚をさばいたりするまな板がわりにしたり、揚げ物をするときの油切りバットとしても活用できます。洗い物が減ると、水の節約にもつながります。実は水道も、水を供給する際などに二酸化炭素を排出しているのです。

牛乳パックは冷蔵庫の野菜室収納にも便利で、立てて保存した方が日持ちがよくなるキュウリやにんじん、ほうれん草などを仕切って保存することにも使えます。
 

④ゴミの分別と削減


リサイクルできるものとできないものをしっかり分別しましょう。

分別せずに「燃えるごみ」や「燃えないごみ」にすると、本来はリサイクルできるはずの資源が焼却されたり埋め立てられてしまいます。

加えてゴミの排出を減らすことも大切です。

簡易包装のものを選ぶ、詰め替え商品を積極的に利用することでゴミの削減につながります。ゴミが減ればその分、ゴミ処理時の消費エネルギーも抑えることができます。 

新しくモノを購入する際は、お気に入りだけを厳選して長く使うなど、生活ゴミを減らすことを心がけましょう。

 

外でできるエコ活動3選

ここからは、外出時にできるエコ活動をご紹介します。
 

①エコバッグを持ち歩く


普段からエコバッグを持ち歩くようにしましょう。


最近では、デザイン性が高いだけでなく、土に還る素材やリサイクル品から生まれたものなど、バッグ自体がエコな素材で作られているものもたくさんあります。

とはいえ、エコバッグは一定回数以上使わないと効果がないと言われているので、頻繁に買い換えるなどはしないように注意しましょう。

近頃、バッグを使うとポイントが貯まり、そのポイントを子ども食堂やフードバンクなどに寄付することができるサービスも始まりました。

社会貢献ができるエコバッグなら、義務感で持つというよりは積極的に楽しく使い続けられそうですよね。
 

②マイボトル、マイカトラリーを使う


使い捨てカップやスプーン、フォークなどを、マイボトルやマイ箸などに変えるだけでプラスチックごみの削減につながります。

マイボトルは保温・保冷性能もあるので、外気温に左右されずに飲むことができます。夏場では冷たいペットボトルから水滴が出てしまうので、マイボトルにすれば衣服やバッグを濡らしてしまう心配もなくなりますね。

朝の忙しい時間帯に水筒を作る余裕がなかったり、すぐに飲み切ってしまって結局ペットボトルも買ってしまう・・・という方は、給水スポットを利用するのがおすすめです。給水スポットは徐々に増えていて、アプリで手軽に探すこともできます。

これなら出先で中身がなくなっても新たにペットボトル飲料を買わなくて済みますし、水出しで作れるコーヒーや紅茶パックをポンと入れれば自分のお気に入りの味をいつでも楽しむことができますよ。
 

③公共交通機関を使う


マイカーに乗って一人が1km移動するときに排出される二酸化炭素量は、バスの約2倍、電車の約7倍になります。バスや電車を使うと、エコはもちろん一日の運動量も増えるので一石二鳥です。

マイカーを運転するときはふんわりアクセル「eスタート」を意識しましょう。最初の5秒で時速20km程度を目安として、穏やかにアクセルを踏んで発進するだけで10%ほど燃費が改善します。安全運転にもつながるので、マイカーを運転するときはぜひ心がけてみてください。(参考:環境省)

小学生でも取り組める!子どもと一緒にできるエコ活動3選

 

ここからは、親子でできるエコ活動を3つご紹介します。

 

①ゴミ拾いイベントに参加してみよう


市や自治体、環境保全団体などが主催するゴミ拾いに参加してみましょう。以下のサイトでは全国エリアから検索できるので、お住まいの地域で開催しているものがあったらぜひ子どもと一緒に参加してみてください。

ゴミ拾いで多いのは海岸付近ですが、一度行ってみるとそのゴミの量に驚くはずです。

親子で環境問題を意識するきっかけにするとともに、楽しみながらできる休日のアクティビティとして、ぜひ取り入れてみてください。

(参考:BLUE SHIP)

 

②家庭菜園を始めてみよう

 

自分たちが普段食べているものがどう作られているか知ることは、食育はもちろんエコ意識の醸造にも結びつきます。

ベランダの一角にプランターを置けるスペースがあれば、すぐにでも始められます。トマトやナス、ピーマンは育てやすいので、初心者にはおすすめの野菜です。

子どもたちが、自分の手を使って時間をかけて育てた野菜が実ったら嬉しいですし無駄にはしたくないという気持ちも芽生えるでしょう。自分が育てた野菜を自分で食べるという農業体験は、子どもに「もったいない」の意識の種をまく、いい機会になりますよ。(参考:文部科学省)

 

③エアコンと扇風機を併用する


夏の消費電力の中で上位のエアコン。節約しようと思っても、家の中でも熱中症のリスクがあるほどの猛暑日が増えてきたため、エアコンを使わないのは現実的ではありません。

そこでおすすめするのが、扇風機やサーキュレーター、繰り返し使えるひんやりグッズを活用して、エアコンの設定温度を高くすることです。

扇風機をつけると部屋の空気が循環するため、冷房効率が上がります。(参考:環境省 熱中症予防情報サイト)
 

そこに首元を冷やしてくれるアイスリングやクールタオルを巻いたり、首掛け扇風機などを活用することで冷たい風を感じることができます。

エアコンの温度を下げすぎると、大きな電力を消費するうえ「おなかが痛い・・・」という状況に陥りがちですが、これなら暑すぎず冷えすぎず、気持ちのいい温度で過ごすことができます。

 

エコな生活がもたらす暮らしのメリット

 

エコ活動は環境にいいだけでなく、実践した分私たちの家計にもメリットがあるので最後に確認していきましょう。
 

①電気代の節約


エアコンの設定温度を27℃から28℃に上げることで、電気量30.24kWhの省エネとなり約820円節約となります。エアコンを一日一時間つけるのをやめるだけでも、18.78kWhの省エネ、約510円節約することができます。

電力をたくさん使うものだからこそ、エコな行動が家計に優しい”ちりつも”となります。エアコンの省エネ技はまだまだあるので、ぜひ一度以下のサイトをみてみてくださいね。(参考:省エネポータルサイト)

 

②マイカトラリー持参で割引

マイ◯◯を持参することで、値引きを受けられるお店やサービスが増えてきました。

1.マイボトル

コンビニやカフェでマイボトルを持参すると、お店によってお得に買うことができます。

例えば、スターバックスでは20円値引き、タリーズでは30円値引き、ローソンでは10円割引など、普段よりお得に利用できます。お気に入りのマイボトルで、安く飲めれば気分も上がりますね。

2.マイ箸

例えばくら寿司でマイ箸を持参して食事すると、ひとり10円値引きとなります。

小さな子連れでも行きやすい回転ずしは、食事をしながら家族でエコのことを考えるいいきっかけにもなりますね。

 

③グリーンライフ・ポイント


環境省は、環境に配慮した行動をとる消費者に企業がポイントを付与する「グリーンライフ・ポイント」事業をスタートさせました。楽天グループやNTTドコモ、ヤフーなど大手が続々と参入しています。環境にやさしい行動、消費選択をすることで、家計にもメリットがあるなんて、これこそ「エコ」ですよね。(参考:環境省 食とくらしの「グリーンライフ・ポイント」推進事業)
 

まとめ

 

エコ活動は、生活の中ですぐに実践できるものがたくさんあります。

ひとつひとつは小さなことでも、それらの取り組みが大きな成果へとつながります。

全てをいっぺんにやろうとせず、自分の生活や家族に無理のない範囲で続けていけるものから取り入れてみましょう。

私たちひとりひとりの行動が、より良い未来を作ります。できることから一緒に始めてみませんか。

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