環境にも家計にも優しい!エコなキッチングッズ7選!

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最近では、紙製ストローや竹の歯ブラシなど、身近なお店や宿泊施設でも「エコグッズ」が普及してきていますね。スーパーやコンビニの「レジ袋有料化」に伴って、エコバッグを購入したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 

一方で、

「環境に優しい生活を送りたいけど、エコグッズは通常商品と比べて割高なイメージ...」

「色んなエコグッズがあって何を選べば良いか分からない」

など、まだエコグッズの購入に踏み切れない方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこでおすすめするのが「エコなキッチングッズ」です。

 

この記事では、エコグッズの中でも何故キッチングッズをおすすめするのか、そのメリットやデメリットを紹介します。

記事後半にはおすすめエコキッチングッズも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

エコなキッチングッズの特長やアイテム例は?

従来のキッチングッズは使い捨ての物が多く、原材料もプラスチック製だったりと、環境に優しいとは言えない現状があります。

 

一方で、エコなキッチングッズは

 
・原材料が環境に優しいものが多い
・通常の商品と比べて繰り返し使えるものが多く、ゴミを削減できる
 

といった特長を持っています。

 

最近では多くの企業や団体がエコなキッチングッズの開発を進めており、さまざまな商品が販売されています。

 

例えば、

 
・キッチンペーパー
・食品の保存容器
・タンブラー
・カトラリーやストロー類
・ラップ

といった日常生活に欠かせないグッズが自然環境に配慮した素材で作られているなど、通常商品からの置き換えが容易になりました。

 

エコなキッチングッズを使用するメリット

ここではエコなキッチングッズを使用するメリットを掘り下げて説明していきます。

 

メリット①環境に優しい

エコなキッチングッズは基本的に繰り返し使える商品が多いため、ゴミの削減が期待できます。

 

例えば、食品保存で使用されている使い捨てのフリーザーバッグは、1家族につき1年間で約2,000枚使用されると言われています。(参考元:Zip Top ®ジップトップオンラインストア

 

また、ラップをビーズワックス(蜜蝋ラップ)に置き換えた場合、ラップ約3本分のゴミが削減できることがわかっています。(参考元:山田養蜂場

 

このように使い捨て商品の一部をエコグッズに置き換えるだけでも、日々の家庭ゴミを減らすことができるでしょう。

 

また、商品によっては土に還る原材料で作られたものも販売されているので、それらの商品を使えばゴミ自体が発生しないというメリットもあります。

 

ゴミを削減できることによって、

 
・焼却時の二酸化炭素排出量を削減でき、地球温暖化予防に繋がる
・海に流出するゴミを減らし、生態系を守る

などの効果が生まれます。エコなキッチングッズは地球に優しい暮らしにも繋がりますね。

 

(※地球温暖化について詳しくはこちらをご覧ください>>SDGs13「気候変動に具体的な対策を」とは?現状や影響、国内外の取り組みも

(※海洋ゴミ問題に関して詳しくはこちらをご覧ください>>海洋プラスチックごみの問題と現状、影響とは?日本や世界の対策、自分たちにできること)   

 

メリット②家計に優しい

エコキッチングッズを使えば、家計にも良い影響があります。

例えば、繰り返し使える竹繊維のキッチンペーパーと、一般的な紙のキッチンペーパーを、それぞれ毎日3枚使用したとしましょう。


※価格は2023年2月時点のもの。*1はAmazon、*2はethicameを参考。
 

初期費用こそ通常商品の方が安くおさまりますが、使い続けるほどエコなキッチングッズの方が家計に優しい結果に。

さらに、ゴミの量もキッチンペーパー1000枚以上を削減できる結果となりました。

 

続いては、マイタンブラーを使用した場合の家計への影響を見てみましょう。

次の表は、各コーヒー店にタンブラーを持参した際の割引額をまとめたものです。


※割引額は2023年2月時点のもの。
 

なんと、1番値引き額が高いお店では2,600円の割引に。

マイタンブラーを持ち歩くだけで、ドリンク数杯分のお金が節約できるのです。

 

参考元:スターバックスのタンブラーを楽しむ

    MACHI café|ローソン公式サイト

    上島珈琲店が取り組むサステナビリティ

    タンブラー/マグ割引|Find Your Tully's

 

メリット③収納場所を取らない

エコなキッチングッズは、通常使用と比べて保管スペースを縮小できるものが多いです。

先ほどのキッチンペーパーを例に見てみましょう。


出典元:nepia公式オンラインショップ銀座店

 

紙製のキッチンペーパーはロール2~4本が1セットになっている商品が多く、収納スペースの中でもかさばりがちです。

ですが、竹繊維の繰り返し使えるキッチンペーパーなら、これ1本で1600回使えますから、単純計算でも4ロールセットの紙製キッチンペーパーの4倍の使用回数をロール1本でまかなえます。

 

他にも、フリーザーバッグやストローなどのグッズも、繰り返し使える商品を選択すれば、収納スペースを抑えることができるでしょう。

 

物が多いキッチンだからこそ、そこに置くグッズの取り出しやすさや見つけやすさは重要です。エコなキッチングッズで収納スペースを上手く活用したいですね。

 

エコなキッチングッズを使用するデメリット

エコなキッチングッズは多くのメリットがありますが、デメリットについても確認していきましょう。

 

デメリット①価格が高い場合も

メリットで説明した通り、エコなキッチングッズの使用は経済的です。しかしそれは長期的に使用した場合です。頻繁に買い替える場合は、かえって購入費用がかさんでしまうので注意しましょう。

エコなキッチングッズはそのもの自体が長く・繰り返し使えることを考えて作られているので、1つのアイテムを丁寧に使い続けることで、最終的には家計にもメリットが出てきますよ!

 

デメリット②購入できる場所が限られる

近年、環境に優しいさまざまなキッチングッズが開発・販売されるようになりました。

一方で、スーパーやドラッグストアなどでは商品の幅が限られ、お目当ての商品が売っていないこともあるかもしれません。

 

しかし、ネットショップを利用すればそんなデメリットも解消できます。

次の章では、ネットで購入できるエコなキッチングッズを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

日用消耗品を見直そう!環境にも家計にも優しいキッチングッズ7選!

ここからは、キッチンで使えるおすすめのエコグッズを紹介します。
 

1.サステナブル資源「竹」を使用!「天然竹繊維キッチンペーパー」

 

様々なエコグッズを取り扱うショップ「econawa」の天然竹繊維キッチンペーパーは、その名前の通り、竹繊維から作られたキッチンペーパーです。

一般的なキッチンペーパーは木材由来の紙から製造されていますが、森林は成長するまでに30~40年ほどかかります。そのため、木の生育と伐採のバランスが崩れ、世界中で森林破壊が進んでいる現状があります。

その問題を解消する1つの手段が「竹の利用」です。竹の生育期間はなんと3~4ヵ月!

短期間で成長・収穫できるサステナブルな資源なのです。

 

また竹繊維には抗菌作用があり、キッチンでの使用にぴったりな素材なのも嬉しいポイント。

こちらの商品は吸収力や耐久力にも優れており、1ロールで約1,600回も使用できますよ。

森林破壊を防ぎつつ、ゴミを減らせる一石二鳥のキッチンぺーパーで、キッチンの衛生を保ちませんか。

 

 

2.しっかり密着して漏れにくい!「シリコンフードカバー6枚セット」

 

同じく「econawa」のアイテム「シリコンフードカバー」は、何度も繰り返し使えるシリコン製のラップです。

高品質のシリコンで作られているこちらの商品は、伸縮性・密着性が良く、器や食材の断面にぴったりとくっつく優れもの。

直径20cm、15.5cm、14cm、11cm、9cm、6.5cmのシリコンカバーが1セットになっているため、色々な形・大きさのお皿に合わせて使い分けが出来るのも嬉しいポイントです。

 

200度以上まで耐熱可能、耐冷温度も-30度なので、電子レンジでの使用から冷凍保存まで幅広く使用可能です。もちろん食洗器の使用もOK

 

BPAやプラスチックもフリーなので、小さなお子さんがいる家庭にもおすすめの商品ですよ。

 

 

3.オーガニック生まれの天然ラップ「ビーズワックス(蜜蝋ラップ)3枚セット」

 

さらに「econawa」から、もう1点エコキッチングッズをご紹介。

こちらの「ビーズワックス(蜜蝋ラップ)」は、ラップ代わりになる優れものです。

原材料は天然素材の「蜜蝋(ミツロウ:みつばちから作られる物質のこと)」と「コットン」だけなので、ラップを捨てることで影響があるプラスチックゴミ問題は生じません。

 

蜜蝋は熱を加えると溶けてしまうので、電子レンジや食洗機の利用などは行えませんが、蜜蝋由来の粘着性があるので食品保存の蓋・ラップ代わりとして使用が可能です。

サンドウィッチやお菓子の包み紙としての利用にも適していますよ。

 

中性洗剤を使って水洗いも出来るので、衛生的に繰り返し使用できる商品です。

 

 

※みつろうについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。>>みつろうとは?おすすめアイテム5選!ラップやキャンドルの作り方も

 

4.自立するシリコン製の保存容器「ジップトップ」

 

2017年アメリカにて誕生したシリコン製の「ジップトップ」は、見た目は市販のフリーザーバックと似ていますが、「シリコンバック自体が自立できる」という最大の特長を持った保存容器です。

 

原材料は100%プラチナシリコンを使用。従来のシリコン製品に比べ、ゴムの臭いが抑えられている他、プラチナ由来の抗菌性が期待できると言われています。

BPAや鉛、フタル酸エステルは使用されていないため、直接食品に触れる容器としての安全性は高いと言えるでしょう。

 

耐熱温度は220℃なので、ジップトップを使った電子レンジ調理も可能。口が広く開くため、食品の出し入れも簡単ですよ。

 

 

5.綿の布巾よりたくさん吸水!「スポンジワイプ」

 

海外でよく使われていることが多いスポンジワイプは、吸水性に優れたキッチングッズで、布巾や水切りマットとして使用します。

 

こちらで紹介するドイツ生まれの「スポンジワイプ kata kata はりねずみ」は、原材料の70%が木の端材から生まれたセルロースで出来ています。

セルロースは、

 
・土に埋めると分解される素材であり、ゴミにならない
・吸水力抜群!(綿の2.5~3.2倍の吸水力)
・速乾性があり、衛生的

といった特長をもつため、水回りでの使用に適しています。

なお、原材料の残りの30%はコットンで出来ているため、耐久性もばっちり。洗濯機で洗えるため、お手入れも楽々な商品です。

 

 

6.飲み物の風味を損なわない!「チタンストラー」

 

脱プラスチックの一環として、世間では紙ストローの使用が増えてきました。しかし、「紙ストローの使用感や耐久性がちょっと…」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが「チタンストラー」です。

こちらの商品は名前の通り、純チタン100%で作られた、ストロー兼マドラーです。

 

チタンは、医療分野でも使われている金属であり、アレルギーを起こしにくい素材です。また鉄やアルミニウムなどと比べても軽く、耐久性にも優れさびにくいと言われており、長期間の使用にも適しています

 

製造は昭和59年よりチタン製品の開発を行っている新潟県所在の株式会社ホリエ

安心安全の国産ストローで飲み物本来の味を楽しんでみてはいかがですか。

 

 

7.折りたたみ式のタンブラー「BIGGIE 470ml」

 

「マイタンブラーを使いたいけど、大きくて持ち運ぶのが大変…」とお悩みの方に特におすすめなのが、ストージョ(stojo)の折りたたみ式タンブラー「BIGGIE(ビギー)」です。

 

折りたたんでいる時は高さ5.6cmとコンパクト。重量も200gと軽いBIGGIEは、カバンに忍ばせておいても負担になりません。

容量は470mlとたっぷりなので、一般的なコーヒー店のMサイズ(Rサイズ)は問題なく注ぐことができますよ。

ストローやスリーブもついているため、ドリンクの温度を選びません。パーツ類は取り外せるので、お手入れも簡単です。

 

なお、シリコーンとポリプロピレンで作られたこちらの商品は、安全性も兼ね備えています。BPAや鉛、フタル酸、接着剤や化学薬品が使われていないことに加え、LFGB認証※を取得していています。

 

※LFGB認証とは...ドイツ食品衛生管理法検査安全基準の略語。LFGB認証を取得するには、食品に触れる材質の安全性を定めた厳しい基準に合格する必要がある。

 

(参考元:FDA及びLFGBの相違点 - 【kinyukin】鑫友金)

 

 

エコなキッチングッズを使って環境にも家計にも優しい生活を

エコに配慮されたキッチングッズは、環境に優しい原材料を使用しており、繰り返し使うことでゴミを大量に削減できるだけでなく、家計にも優しいといったメリットがあることがわかりました。

  キッチングッズは日常生活に欠かせないものなので、気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。 

気になるエコグッズを使って、環境にも家計にも優しい暮らしを送ってみませんか。

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