子どもから大人まで使える!熱中症を防ぐおすすめ対策グッズ11選

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昔と比べて猛暑日と言われる日が増えてきている現代では、個人個人での熱中症対策が必須ですね。

熱中症は「気付いたときにはすでになっていた」という状況も少なくなく、無理をすれば死に至ってしまうこともある怖い病気です。

このような熱中症を未然に防ぐには具体的にどのような行動をとれば良いのでしょうか。

 

この記事では、熱中症の症状や応急処置の方法、予防法などの正しい知識を身につけたうえで、準備しておきたい熱中症対策グッズを紹介していきます。

 

エシカミーで購入できる、身体にも環境にも優しい製品も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

熱中症とは

 

私たちの体は通常、寒い時は体を震えさせて熱を作り出したり、暑い時は汗をかいて熱を放散することなどによって体温を36度前後に維持しています。

しかし、気温や湿度が高い環境に長く居続けると、体温の調節機能が上手く働かなくなってしまいます。その結果、熱を体の外に逃すことが出来なくなった状態が「熱中症」です。

令和4年度においては、熱中症での緊急搬送件数は約71,000人、死亡者数は701人と発表されています。

毎年非常に多くの方が熱中症で苦しんでいる現状があるのです。

 

熱中症は症状によって3段階に分けられる

熱中症は重症度によって、Ⅰ度からⅢ度の3段階に分類されます。自身や周囲の人が「熱中症かな?」と思ったら、以下のような症状がないかチェックしてみましょう。

 
Ⅰ度(軽症)の症状

・めまいや立ちくらみ
・足がつる、筋肉痛
・大量の発汗

 

Ⅱ度(中等症)の症状

・頭痛
・吐き気や嘔吐
・倦怠感、虚脱感

 

Ⅲ度(重症)の症状

・意識が朦朧とする、意識がなくなる(意識障害)
・けいれん
・手足の運動障害
・高体温

 

熱中症の症状があらわれた場合は、すぐに応急処置を行うことが重要です。

Ⅰ度やⅡ度の場合、応急処置で症状が軽快することもあります。しかし、後から容態が悪化する可能性もあるため油断は禁物です。

慎重に経過を観察し、症状が良くならない場合や様子がおかしい時は病院にかかるようにしてくださいね。

Ⅲ度は命に関わる状況です。迷わず救急車を呼びましょう!

 

参考元:熱中症の具体的な処置フロー | 日本熱中症協会 (jha.eek.jp)

 

熱中症予防に!3大対策を実践しよう!

日々の生活の中でできる熱中症予防対策は大きく3つあります。

簡単にできるものから取り入れてみてくださいね。
 

①こまめに水分・塩分をとる

 

熱中症を予防するにはこまめな水分・塩分の補給が大切です

人間の体の約60%は水分でできていると言われていますが、そのうちの5%を失うと熱中症や脱水症の症状が出現すると言われています。

 

しかし、水分はのどが渇いたときに一気飲みしてもその全てが体内に吸収されるわけではありません。

体の中で一度に吸収できる水分量は約200mlほどで、飲んでから体内に吸収されるまでは約30分ほどかかると言われています。

つまりのどが乾いたとき、熱中症の症状が現れたときに水分摂取するのでは遅いのです。

 

体内の水分量を維持するためにも、暑い時期には30分に1回程度、少量ずつの水分摂取を心がけましょう

 

また、運動や仕事などでたくさん汗をかいた時には塩分摂取も重要です

 

汗が出ると、体内のナトリウムが体外へ排出されるため、体内のナトリウム濃度が下がってしまいます。

すると身体は体内のナトリウム濃度を維持するために、

・のどの渇きがなくなる
・体内の水分を尿として排泄する

といった働きをします(自発的脱水)。

 

このような「自発的脱水」から熱中症に発展しないためにも、大量に汗をかくことが予測される状況では、水ではなく「経口補水液」や「スポーツドリンク」など塩分が含まれた飲み物を飲むようにしてくださいね

 

②屋内でも屋外でも暑さを避けて過ごす

 

地球温暖化問題や電気代の高騰などの影響から、「節電」に励む方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、屋内における熱中症死亡者のうち約9割がエアコンを使用していなかったという報告(令和3年度・東京23区内)もあります。

真夏日(気温30度以上の日)や猛暑日(気温35度以上の日)の日数は年々増えています。

熱中症リスクを下げるためにも、暑い日は冷房設備を使って室温や湿度を調整するようにしてくださいね

 

他にも暑さを避けて過ごす方法としては、

 
・体に熱がこもらないような形、素材の服を着る
 ∟襟元や袖口、裾がゆったりとした形状が◎
 ∟麻や綿、ポリエステルなどの通気性や速乾性ある素材が◎
・屋外では帽子や日傘を使う
(太陽光を100%カットできる完全遮光の日傘の使用は、汗を17%減らすという報告も!)
・屋外ではなるべく日陰で過ごす
・保冷剤や濡れタオルなど、体を冷やすグッズを積極的に使用する
・日々の気温や湿度、環境省による熱中症警戒アラートをチェックし、不要不急の外出を控える
 

といった行動が挙げられます。

「自分は健康だから熱中症になんかならない」などと過信せず、積極的に暑さ対策を行って過ごしてくださいね。

 

③日ごろから暑さに負けない体づくりを心がける

 

生活リズムが乱れていたり、体が暑さに慣れていないと、気温や湿度があまり高くなくても熱中症を発症する可能性があります

 
・バランスの良い食事を摂る
・寝不足にならないよう睡眠時間をしっかりと確保する
・日ごろから運動をし、汗をかく習慣をつける
 

など、日常生活を見直し、暑さに負けない体づくりを心がけていきましょう。

 

熱中症予防に役立つ!おすすめ対策グッズ11選

熱中症予防には、さまざまな対策グッズが販売されています。日頃の自分自身の行動だけでなく、これらのアイテムを上手に活用しながら熱中症対策を進めていきましょう!

 

熱中症の3大対策の一部である<水分・塩分補給>に役立つもの、<暑さ避け>に役立つもののほか、直接的に<体を冷やす>のに役立つアイテムをカテゴリーごとに紹介していますので、ぜひ生活に取り入れやすいアイテムを見つけてくださいね。

 

<水分・塩分補給グッズ①>inタブレット塩分プラス

出典:inタブレット塩分プラス | inゼリー・inバープロテイン | 森永製菓株式会社 (morinaga.co.jp)

 

大手食品メーカーの森永製菓株式会社からは、手軽に塩分補給できる「inタブレット塩分プラス」を紹介します。

1粒あたり0.1gの食塩が含まれている「inタブレット塩分プラス」は、塩分だけではなく糖分やクエン酸、ビタミンC、ビタミンB群なども補給できる一品です。

こちらの商品は個包装されているので持ち運びも便利。仕事や運動時の熱中症予防としてカバンに数個忍ばせておくのがおすすめです。

 

 

<水分・塩分補給グッズ②>経口補水液 オーエスワンパウダー

出典:【大塚製薬の公式通販】オオツカ・プラスワン (otsuka-plus1.com)

 

続いて水分・塩分補給グッズとして紹介するのが、「経口補水液 オーエスワンパウダー」です。熱中症や脱水症予防のお供として有名なオーエスワンは、ペットボトルで販売されているのを良く目にしますよね。

そんなオーエスワンは、パウダータイプの商品も存在するのです!摂取時は水に溶かす必要がありますが、ペットボトルタイプとは違って軽量かつ保管に場所をとらないパウダータイプは、持ち運びはもちろん、自宅や職場でストックしておくのに便利ですよ

熱中症予防だけではなく、風邪や胃腸炎時の水分補給としてもおすすめなオーエスワンパウダーを、年中用意しておきませんか。

 

 

<水分・塩分補給グッズ③>BOTTLE 590ml【全3色】

 

熱中症予防の水分補給におすすめな経口補水液やスポーツドリンクですが、酸性の飲み物は金属を錆びさせてしまうことも。先ほど紹介したオーエスワンパウダーにも「本品を溶かしたり保存する場合には金属以外の容器をご使用ください。」との注意事項が記載されています。

 

水筒によっては金属製でも内部が樹脂でコーティングされているものもありますが、不安を拭えない方もいらっしゃるかと思います。

 

そこでおすすめなのが、シリコン製の水筒「BOTTLE」。シリコン製なので経口補水液やスポーツドリンクの保管もOK。飲み終わったあとは高さ8.3cmにまで折りたためるので荷物になりません

 

パーツは取り外し可能、食洗器も使えるのでお手入れも簡単ですよ。

 

 

<水分・塩分補給グッズ④>ノンアルコール玄米甘酒『玄米がユメヲミタ』

 

ブドウ糖やアミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている甘酒は、実は夏の季語。

古来より過酷な夏を乗り切る飲み物として愛されてきた甘酒は、現代の熱中症対策の飲み物としてもぴったりです。

 

こちらで紹介する「玄米がユメヲミタ」は、米の生産や加工、販売を行っている山燕庵(さんえんあん)が製造する、米麹と玄米のみで作られた安心安全の国産甘酒です。

ノンアルコールの甘酒なので、小さいお子さんや妊娠中の方の水分補給にも◎

また、こちらの甘酒は砂糖の代替品としても使用できるので、熱中症対策だけではなく、普段の食事の栄養価を底上げしたいときにもおすすめですよ。

 

 

※甘酒について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!>>子ども・妊娠中でも飲める!おすすめノンアルコール甘酒10選! (ethicame.com)

 

<暑さを避けるグッズ①>SwitchBot温湿度計

出典:SwitchBot 温湿度計|温度・湿度を適切に管理 – SwitchBot (スイッチボット)

 

SwitchBotは、スマホやスマートスピーカー(アレクサなど)で操作できるスマートホーム家電です。

こちらのSwitchBot温湿度計は、数字がデジタルかつ大きく表示されるので離れた場所からでも見やすい上に、スマートスピーカーがあれば声で室内の温湿度を確認できる優れもの

 

スマートリモコンであるSwitchBotハブミニを併用すれば、外出先でもリアルタイムで室内の温度・湿度を確認できますよ。設定した温度・湿度を超えるとアプリのプッシュ通知が届くので、ペットがいる家庭に特におすすめの商品です。

こまめに温度・湿度を確認して家族みんなの健康を守っていきたいですね。

 

 

<暑さを避けるグッズ②>サンバリア100完全遮光日傘

出典:完全遮光日傘|サンバリア100 (uv100.jp)

 

紫外線対策として使用されることが多い日傘ですが、最近では暑さ対策としても注目を浴び、男性用日傘や子ども用日傘も販売されるようになりました。

そんな数ある日傘から厳選してご紹介するのは、株式会社サンバリア100のアイテムです。

 

サンバリア100の日傘は、通常の日傘とは違って完全遮光!

4層構造の生地が肌や衣類などに当たると熱に変化する赤外線や可視光線をカットしてくれるので涼しさが段違いです。

そしてなんと紫外線(A波・B波)も100%カットしてくれます。生地が破れない限りUVカット効果が落ちないのも嬉しいポイントです。

 

デザインや形状、サイズも豊富なので、自分用はもちろん、家族や友人への贈り物としても◎。

サンバリア100の日傘で、体調と肌を健やかに保ちませんか。

 

 

<暑さを避けるグッズ③>しろくまのきもち WATER COOL キャップ

出典:楽天市場】しろくまのきもち  セレクトショップ ムー (rakuten.co.jp)

 

日除け対策として欠かせない帽子ですが、かぶっていると頭が蒸れてしまうこともありますよね。

そんなお悩みを解決してくれるのが「しろくまのきもち WATER COOL キャップ」です。

こちらの商品は、気化熱を利用して生地温度を下げる素材「COOL VITAL(クールバイタル)」を使用水で濡らせば何度でもひんやり感を得られますよ

 

色はチャコール、ネイビー、カーキ、キャメルの4色展開。シンプルなデザインかつサイズ調整が可能なので、性別問わずに着用できます。

コンパクトに折りたためるので、持ち運びも便利なアイテムです。

 

 

<暑さを避けるグッズ④>THE NOMADIX TOWEL Palms/Pink | ethicame - エシカミー -

 

最後に暑さをさけるグッズとして「タオル」をご紹介。

「なんで暑さ対策にタオル…?」「汗を吸い取るだけじゃないの?」と疑問を抱いた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実はタオルは

 
・広げて体を覆えば太陽光を遮るアイテムに、バサバサと振れば送風アイテムに
・濡らして体を拭くことで、気化熱で体温を下げられる
・体調を崩してしまった人を運ぶ/休ませるための担架やシートの代替品として使える
 

など暑い季節のお供としてぴったりなアイテムなんです。

 

今回紹介する「THE NOMADIX TOWEL Palms/Pink」は夏らしい爽やかなデザインのタオルですが、注目すべきはその性能。

 
・毛足が短いためタオル表面に砂や芝生、ペットの毛などが付きにくくなっている
・ボリュームが少ないので大判タオル(72x184cm)ながらも持ち運びしやすい
・吸水性や速乾性に優れている(通常のタオルの約4倍)
 

といったメリットがあり、外出先での使用もしやすい商品となっています。夏場のレジャーやフェスなどのお供にぜひ1枚いかがですか。

 


 

<体を冷やすグッズ①>アイスリング

出典:ICE RING(オトナ) Mサイズ - ICE RING|全ショップ共通公式通販 (fo-online.jp)

 

首元に装着することで体を冷やしてくれる「アイスリング」は、28度以下で自然凍結する冷却素材で作られており、屋外でも繰り返し使用できる冷却グッズです。

しっかりと凍結させたい時は冷凍庫で10分、冷水で15分冷やすだけでOK。気温25〜36度の環境下で1時間ほど冷却効果が持続します。

 

また、アイスリングは軽量(一番大きいLLサイズでも約200g)かつ結露しない、といった特長も併せ持っているので、快適に装着することができますよ。

サイズやデザインも豊富(大人用・子ども用はもちろん、ペット用も!)なので、家族やみんなでアイスリングを愛用するのもおすすめです。

 

 

<体を冷やすグッズ②>米ぬかカイロ by ethicame ショルダー

 

こちらの温冷両用の米ぬかカイロは、寒い冬場にカイロとしての利用はもちろん、暑い季節には保冷剤として使用できる、一年中役立つアイテムです。

 

カイロの中身は米と米ぬか、塩、ハーブで作られており、冷凍庫で凍らせても市販の保冷剤のように硬くなりません。サラサラとした触感なので、首周りに巻いたり肩にかけたりなど、体にフィットさせやすい仕様となっています。

 

外袋(カバー)はオーガニックコットン100%なので肌に優しく、通気性・吸湿性も優れています。洗濯も可能なので、汗が付着しても衛生的に使い続けられるのも嬉しいポイントですよ。

 


 

<体を冷やすグッズ③>クリップファンミニ

出典:クリップファンミニKFF-0638 | コイズミオンラインショップ (koizumi-onlineshop.jp)

 

ビューティー家電や調理家電などで有名な小泉成器株式会社からは、体を冷やすグッズとして「クリップファンミニ」をご紹介。

 

クリップファンミニは、従来のハンディ扇風機とは違って、手で持たなくても使用できる「クリップ型の小型扇風機」です。

重さは150gと軽量なので、日傘やカバン、ベビーカーなどに装着しても苦にはなりません。

送風方向も360度好きな角度に調整できるので、外出時でもストレスなく使用できますよ。

 

風量は弱・中・強の3段階。フル充電時は、「強」モードで約2時間も使える優れものです。

 

 

それでも熱中症になってしまったら!?知っておきたい応急処置の方法

日頃から十分に熱中症対策をしていても、温度や湿度の変化、予想外の天候によって熱中症を引き起こしてしまう可能性がありますよね。

自分や周りの人が熱中症になってしまったときのために、頭の片隅に入れておきたい応急処置の方法をご紹介します。

なお意識障害やけいれんなど、重症の症状が見られる場合はすぐに救急車を呼ぶことが大切です!その場合はまず救急車を呼んでから、落ち着いて応急処置を行ってくださいね。

 

出典:熱中症が疑われる人を見かけたら | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

応急処置①涼しい場所に移動する

 

熱中症になったら、それ以上体の中に熱をこもらせないことが大切です。

熱中症の症状があらわれたら涼しい場所へ移動するようにしてください

 

屋外の場合は、風通しの良い日陰に移動しましょう。移動が難しい場合は、日傘やタオルなどで体に直射日光が当たらないようにしてください。

 

室内の場合は、エアコンや扇風機などが使用出来る時はすぐに稼働させます。冷房設備がない場合は複数の窓を開け、室内の空気を循環させましょう。

 

応急処置②体を冷やして体温を下げる

出典:熱中症ゼロへ - 日本気象協会推進 

 

涼しい場所へ移動したら服をゆるめ、氷や水、濡れタオルなどで積極的に体を冷やします。

首や脇、足の付け根、膝の下など血管が太い部位を冷やすとより効果的です

 

応急処置③水分・塩分を補給する

 

自力で水分を摂れる場合は、塩分が含まれた飲み物(経口補水液やスポーツドリンクなど)を補給しましょう。水分とともに塩タブレットを摂るのも良いですね。

※意識がない場合は誤嚥・窒息に繋がる危険があるので、無理に水分を飲ませず、救急車の到着を待ってください。

 

ちなみに、経口補水液は簡単に手作りできます。

手元に経口補水液やスポーツドリンクなどがない場合は、自分で経口補水液を作って飲むのも一つの手段ですよ!

 

<水、砂糖、塩で作る経口補水液レシピ>

・水500ml
・砂糖20g
・塩1.5g

 

このレシピでは、水・砂糖・塩の比率がポイントです。

塩は塩分補給のため、砂糖はブドウ糖補給および腸での水分吸収を促進するために必要な材料となっています

可能な限り材料を計測し、安易に材料を抜いたり極端に使用量を増減させたりせずに作ってくださいね。

 

その場で飲み切れず余った手作り経口補水液は冷蔵庫にて保管し、1日ほどで飲み切るようにしてください。

 

知っておきたい熱中症知識~なりやすい状況・年齢は?~

 

熱中症が発生しやすい状況や年齢についても知っておくと、自分や周囲の人の様子がいつもと違うとき、「これって熱中症かも?」と早めの判断がしやすくなるかもしれません!

合わせて確認しておきましょう。

 

熱中症の発生状況を知ろう

熱中症はどこで起こることが多いのでしょうか。

総務省の発表によると、緊急搬送された熱中症の発生状況(令和4年度の5~9月)は、

 

①住居(敷地内すべての場所を含む)…39.5%(28,064人)
②道路…16.6%(11,807人)
③公衆<屋外>(競技場や屋外駐車場、野外のコンサート会場、駅(屋外ホーム)などが該当)…11.8%(8,368人)
④道路工事現場や工場、作業所などの仕事場…11.4%(8,127人)

 

となっています。

また、幼稚園・保育園や学校などの教育機関でも全体の5.8%(3,975人)が緊急搬送されています。

 

気温・湿度が高いときは、屋外にいるときはもちろん、自宅にいるときにも油断せずに熱中症対策を行ってくださいね

 

参考元:総務省 令和4年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況 

 

熱中症で緊急搬送された半数以上が高齢者!乳幼児も注意が必要

 

熱中症は誰もが発症する可能性がありますが、体温調節機能や、気温の変化やのどの渇きに対する感覚機能が低下している高齢者は特に注意が必要です

実際、令和4年度の5月から9月にかけての熱中症による緊急搬送数は71,029人でしたが、そのうち38,725人(54.5%)が65歳以上の高齢者となっています。

 

また7歳未満の子どもでは、566人も緊急搬送されており、割合としては低くても決して楽観視できる値ではありません。

乳幼児は大人と比べて体温調節機能が未熟であったり、水分摂取や衣類の調節、室温調節も自立して行えないことがほとんどです。子どもの熱中症予防は、周りの大人が環境を調整してあげることが重要です。

 

参考元:総務省 令和4年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況 
 

熱中症対策グッズを使って猛暑を乗り切ろう

全国的にも30度を超えることが多い日本の夏は、毎年多くの方が熱中症で緊急搬送されているのが現状です。

しかし、熱中症は正しい知識と便利アイテムで予防できる病気でもあります。

 

暑さから自分自身や周囲の人の身を守るためにも、熱中症対策グッズを賢く日常生活に取り入れて、快適な夏を楽しみましょう!


 

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