ブリーチやヘアカラーで髪色を変え、ヘアスタイルを楽しむ人が増えてきました。でも時間がたつと「黄ばんでしまう」「色落ちしてしまう」などの悩みを抱える人も少なくありません。
そこでこの記事では、髪の黄ばみや色落ちが気になったときに使いたい「ムラシャン」をご紹介します。ムラシャンとは?効果は?使い方、選び方、おすすめ8選、白髪にも効果がある?などを解説していきます。ブリーチやカラーを少しでも長持ちさせたい人は、ぜひ参考にしてください。
ムラシャン(紫シャンプー)とは
(引用元:MOUTON Neo Purple | MOUTON(ムートン))
ムラシャン(紫シャンプー)とは、紫色の色素が配合されたカラーシャンプーのことです。通常のシャンプーのように髪や頭皮を洗浄しながら、色素の働きにより髪の色を変化させることができます。シャンプーは紫色をしていますが、ヘアカラーのようにそのままの色が染まっていくわけではなく、あくまでも今の髪色を補う目的で使われます。黒髪を紫色に染めることはできないので注意が必要です。
カラーシャンプーは他にも、「ピンクシャンプー」「シルバーシャンプー」「ブラウンシャンプー」「アッシュシャンプ―」「ブラックシャンプー」などがあります。それぞれの色の違いにより、ピンクやシルバーなどの色味を足すことができます。
効果
ブリーチやヘアカラーをした髪は、時間がたつと色落ちして黄ばんできます。この退色を防ぐのに効果的なのがムラシャンです。黄ばみの黄色とムラシャンの紫色は反対色の関係にあるため、色を混ぜたとき白や黒、グレーなどの無彩色になります。ムラシャンを使うことで、同じような変化を髪に起こすことができるのです。
この効果を利用して、次のヘアカラーの色持ちを良くできます。
■ムラシャンに向いている髪色
・ ブリーチにより黄ばんでいる
・ アッシュカラー
・ ミルクティーカラー
・ 明るめのベージュカラー
・ パープル・バイオレットカラー
黄ばみ対策として使用できるシャンプーには、ムラシャンの他にも、ピンクやシルバーなどのカラーシャンプーがあります。もし迷ったら、「なりたい髪色」を選ぶと良いでしょう。本来の髪色、また製品によっても異なりますが、カラーシャンプーの色が髪色に活かされて、理想の髪色に近づきます。
ムラシャンの使い方
ムラシャンには特別な使い方があるように思うかもしれませんが、通常のシャンプーとほとんど変わりません。製品によってわずかな違いがある程度です。購入する前に使用方法を確認しておきましょう。ここでは一般的な使用方法をご紹介します。
液体シャンプー編
多くの人が使っている液体シャンプーは、ムラシャンが初めてでも入りやすいかもしれません。1〜5のステップで髪を洗います。
1. ぬるま湯で髪を洗う
2. 液体シャンプーを手に取って泡立てる
3. 泡立てた液体シャンプーを髪になじませて洗う
4. 必要に応じて3~5分ほど置く
5. 泡が落ちるまで十分にすすぐ
しっかりと髪に色を入れたい場合は、すすぐ前に時間を置くというステップが、通常のシャンプーと異なります。
固形シャンプー編
固形シャンプーを使ったことがないという人も多いかもしれません。洗い方は難しくなく、実はとてもシンプルで簡単です。
1. ぬるま湯で髪を洗う
2. 固形シャンプーを髪に直接つけてすべらせる(もしくは泡立てネットなどで泡立ててから髪になじませる)
3. 手で泡立てて髪全体になじませて洗う
4. 泡が落ちるまで十分にすすぐ
固形シャンプーは、一度体験すればすぐにコツをつかめるので、初めてでも安心して使用できます。
ムラシャンの選び方
(引用元:プリュスオー カラーシャンプー ムラサキ | betop store、N. カラーシャンプー Pu(パープル) | N. (エヌドット)、Kyogoku Professional / KYOGOKU ブルーパープルカラーシャンプー BP ムラシャン 紫シャンプー ムラサキシャンプー)
ムラシャンを実際に探してみると、さまざまな製品が見つかります。その中で、「自分に合う製品が分からない」と迷うこともあるかもしれません。では、どのような点に注意して選んだら良いのでしょうか。4つのポイントを取り上げてチェックしていきます。
ヘアカラーのキープ力
黄ばみを消す、退色を防ぐ力を見極めるのが「ヘアカラーのキープ力」です。とはいえ、成分表示などの情報だけでは判断しにくい部分もあります。
そんなときに参考にしたいのは、メーカーが提供している染色力や仕上がりを比較した写真などです。
(引用元:カラーシャンプーで時短カラーキープ&高発色チャージ|プリュスオー pluseau)
写真や画像によりどの程度色が染まるのかを見て、イメージを膨らませてみましょう。その通りに仕上がるとは限りませんが、1つの目安になります。また、口コミやレビューを参考にして、実際の染まり具合や使用感も確認しましょう。
洗浄力
ムラシャンは、色を入れるだけでなく、通常のシャンプーとして洗浄する役割もあるので、洗浄力にも注目しましょう。
一方、髪にやさしい成分である、アミノ酸系やタウリン系、ベタイン系のムラシャンもたくさんあります。「ココイルイセチオン酸Na」や「ココイルグルタミン酸TEA」、「コカミドプロピルベタイン」などの成分がその例です。気になる人は、成分表をチェックしてみましょう。
保湿力
洗浄力と同じくらい大切なのが保湿力です。特にブリーチやヘアカラーにより髪がダメージを受けると、水分が減って乾燥しやすくなります。髪が乾燥すると、ヘアカラーの発色や色持ちが悪くなる原因になります。
ムラシャンを選ぶ際には、「天然オイル」などの保湿成分が配合されているかにも着目してみてください。「洗い上がりがしっとりしている」「きしまない」といった製品も、保湿力を測る1つの指標になります。
液体か固形か
ムラシャンには、通常のシャンプーと同じように液体と固形があります。液体の良いところは、なめらかなテクスチャーのため髪になじませやすいことです。一方、固形の良さは、液体に比べて保管スペースをとらないことや、液漏れの心配がないので持ち運びにも便利なことが挙げられます。また、小さく切って友達と分けるなどということが気軽にできるのも固形の良い点です。
それぞれに良さがあるので、他の3つのポイントと併せて総合的に判断すると良いでしょう。
おすすめムラシャン8選
ここからは「おすすめムラシャン8選」をご紹介します。各商品紹介の最後にある「商品ページ」のリンクは、ブランドのサイトにジャンプするようになっています。製品はドラッグストアや楽天、アマゾン、Yahoo!ショッピングで販売しているものばかりです。ブランドサイトが購入ページでなかった場合には、これらのECサイトをご利用ください。
1.20種の天然植物由来成分配合 ROYD「カラーシャンプー」ムラサキ
(引用元:ROYD|サロンで染めた髪色キープ。ロイドカラーシャンプー、ロイドカラーディップ|ブライセス)
ロイド「カラーシャンプー」は、天然由来の保湿成分をたっぷりと配合した髪のきしみを防ぐ液体シャンプーです。ヘーゼルナッツ油や米胚芽油、ツバキ種子油など、20種の天然植物由来成分が髪をしっとりなめらかに洗い上げます。
洗浄成分には、肌への刺激が少ないラウレス-6カルボン酸Naやアミノ酸系のコカミドプロピルベタインほかが使用されています。また、高濃度塩基性染料を配合することにより、頭皮への負担のかかりにくい処方であるのも魅力です。
ポンプタイプなので、使いやすさも◎。使い始めは毎日、色が落ちていなかったら3日に1回程度がおすすめです。
【香りつき】
ROYD「カラーシャンプー」ムラサキ 300ml オープン価格
2.天然オイルでツヤのあるしなやかな髪に エティーク「シャンプー バー トーンイットダウン」
エティーク「シャンプー バー トーンイットダウン」は、天然由来成分*¹100%の保湿ケアができる固形シャンプーです。髪にツヤを与えるのは、ババスオイル*²やジャスミンオイル*³。ビート根エキスは天然の色素成分で、ツヤのあるカラーを維持します。ノンシリコーンであるほか、動物性由来成分やパーム油など、動物や環境に負担をかける成分*⁴は含まれていません。
洗浄成分には、ココナッツオイル由来のココイルイセチオン酸Naや、ヤシ油由来のココイルグリシンNaなどが使用されています。穏やかな洗浄成分のため、頭皮への刺激が少ないのが特徴です。
固形のムラシャンと言えばこれ!というエティークのシャンプー バー。固形の良いところが詰まっています。パッケージは、液体シャンプーに使われるようなプラスチックを使用していないので、環境に配慮した設計になっています。体にも環境にもやさしい製品選びをしたい方におすすめです。
「固形シャンプーは初めて」という人でも、簡単に使えます。詳しい使い方は次の章でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。→エティーク「トーンイットダウン」の使い方へ
*1食品添加物を含む(ベンジルアルコール、デヒドロ酢酸/すべて防腐剤)*2ババス油(保湿成分)*3ジャスミン油(保湿成分)*4シリコーン、合成着色料、合成香料、鉱物油、ラウリル硫酸Na、動物由来成分、アンモニア、パーム油、ワセリン、コカミドプロピルベタイン、ジメチコン、シクロメチコン、イソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、ポリエチレングリコール
【ジャスミン&バニラの香り】
エティーク|シャンプー バー トーンイットダウン 110g/通常価格:2,310円(税込)
3.ダメージ補修成分を配合した ムートン「ネオムラサキシャンプー」
(引用元:MOUTON Neo Purple | MOUTON(ムートン))
ムートン「ネオムラサキシャンプー」は、ブリーチやカラーで傷んだ髪のダメージを補修する成分を配合した液体シャンプーです。髪の必須成分であるケラチンや、酸化を抑えてダメージを防ぐマレイン酸がサラっとまとまる髪に仕上げてくれます。
洗浄成分には、頭皮や髪への刺激が少なく保湿力が高いアミノ酸系界面活性剤を使用。キシキシせずにしっとりとやさしく洗い上げてくれます。しっかり染めるためには、シャンプー後3~5分程度置くことが推奨されています。
プッシュタイプで使いやすいのもポイントです。シャンプーの色は青みの強いディープパープル。甘酸っぱくジューシーな香りがします。
【パイナップル&ブルーベリーの香り】
MOUTON Neo Purple 通常価格:3,480円(税込)
4.キメ細かい泡が毛髪に素早く浸透 プリュスオー「カラーシャンプー」
(引用元:プリュスオー カラーシャンプー ムラサキ | betop store)
プリュスオー「カラーシャンプー」は、キメ細かい泡で髪をムラなくカバーして、高発色に時短チャージできる液体シャンプーです。アラニンなどの11種類のアミノ酸が髪をうるツヤにしてくれるほか、γ-ドコサラクトンがドライヤーなどによる熱ダメージを補修します。
主な洗浄成分として、洗浄力が高めのオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが配合されています。一方で、肌のうるおいやなめらかさを保つブロッコリー種子油やマカデミア種子油などが含まれているのもうれしいポイントです。
使いやすいポンプタイプを採用。カラーを長持ちさせたい場合は毎日、それ以外は2〜3日に1回など調整して使用します。
【フルーティーフローラルの香り】
プリュスオー カラーシャンプー ムラサキ 通常価格:1,760円(税込)
5.ヘアカラーの染料の流出を抑える成分を配合 ナプラ「N. カラーシャンプー」
(引用元:N. カラーシャンプー Pu(パープル) | N. (エヌドット))
ナプラ「N. カラーシャンプー」は、ヘアカラー染料の流出を抑えるティントロックポリマーを配合した液体シャンプーです。シア脂油やブロッコリー種子油、加水分解シルクなどの天然由来の保湿成分が、つややかでまとまりのある髪へと導きます。
主な洗浄成分は、洗浄力の強い(C12,13)パレス-3硫酸Naと、マイルドな洗い心地のコカミドDEAです。しっかり洗える成分が入っているので、2度洗いしなくても済むような仕上がりが期待できます。
スクリューキャップタイプなので、両手を使って開けます。ヘアカラー直後の1週間は毎日、その後は2~3日に1回程度の使用がおすすめです。
【ホワイトフローラルの香り】
N. カラーシャンプー Pu(パープル)320ml/通常価格2,400円(税別)、40ml/通常価格600円(税別)
6.髪や頭皮にやさしい洗浄成分と植物エキスを配合 フィヨーレ「クオルシア カラーシャンプー」
(引用元:QUALUCIA COLOR SHAMPOO クオルシアカラーシャンプー|FIOLE(フィヨーレ))
フィヨーレ「クオルシア カラーシャンプー」は、ローマカミツレ花エキスやオドリコソウ花エキス、ゴボウ根エキスなどの植物エキスが配合された液体シャンプーです。頭皮を健やかに整えて、髪をやさしくケアします。
洗浄成分は、洗浄力のマイルドなココイルグルタミン酸TEAや、強いオレフィン(C14-16)スルホン酸Naなどが含まれています。主成分がアミノ酸系の洗浄成分なので、髪と頭皮にやさしいシャンプーです。
ふたの端を上から押すと反対側が持ち上がり、そこの穴からシャンプーが出ます。片手で簡単に開くので使いやすい設計です。
【フローラルの香り】
クオルシア カラーシャンプー パープル 250mL 通常価格:1,870円(税込)
7.透明感のあるヘアカラーが完成する KYOGOKU「ブルーパープルカラーシャンプー」
(引用元:Kyogoku Professional / KYOGOKU ブルーパープルカラーシャンプー BP ムラシャン 紫シャンプー ムラサキシャンプー)
KYOGOKU「ブルーパープルカラーシャンプー」は、超純水の働きにより希望の髪色を実現する液体シャンプーです。調整剤を必要最小限にしたミニマリズム処方を採用。色の表現を最大限に引き上げると同時に、2種類の染料を重ねてくすみのない透明感を引き出します。
洗浄成分には、高い洗浄力のオレフィン(C14-16)スルホン酸Naと、マイルドな洗い上がりのコカミドプロピルベタインほかを配合。しっかりした洗浄力で髪や頭皮を清潔に保ちます。
ふたの端を上から押すと反対側が持ち上がり、そこの穴からシャンプーが出るタイプです。片手で簡単に使えて◎。
【イランイラン・ベルガモット・ジャスミンを使用した香水のような香り】
KYOGOKU ブルーパープルカラーシャンプー BP ムラシャン 紫シャンプー ムラサキシャンプー 通常価格:3,267円(税込)
8.ファッションカラーでも白髪でも使用可能 COLORIS「カラーシャンプー」
(引用元:COLORIS 商品詳細ページ)
COLORIS「カラーシャンプー 」は、ファッションカラーでも白髪でも利用可能な液体シャンプーです。13種類のアミノ酸保湿成分が含まれており、保湿や色落ちの抑制、ダメージの修復ができます。また、コンフリー葉エキスにより、髪と頭皮への刺激を抑えます。
洗浄成分は、ココイルグルタミン酸TEAやラウラミドプロピルベタインなどのアミノ酸系なので、髪にやさしく、またカラー染料の流出を抑えてくれます。洗い上がりはしっとり、触り心地はなめらかな使用感です。
コンパクトのようにふたを開けるタイプのボトルです。3日に1回程度、普通のシャンプーに置き換えて使用します。
【ホワイトフローラルの香り】
カラーシャンプー PURPLE 120ml 通常価格:2,640円(税込)
エティーク「トーンイットダウン」の使い方
ムラシャンをはじめ、通常の固形シャンプーで人気が高いのが「エティーク」のシリーズです。エティークは、髪や頭皮にやさしい成分で作られているので安心して使えるというだけでなく、環境にも配慮したブランドであることが人気の理由です。「固形シャンプーを使ったことがない」という人でも気軽に使ってほしい、そんな思いを込めて使い方を解説します。「ムラシャンの使い方」で解説した方法とほとんど変わりなく、難しくありません。ぜひ気軽に試してみてください。
ステップ1:お湯だけで丁寧に予備洗いをする
十分に髪をぬらすようにします
ステップ2:乾いた状態のシャンプーバーを髪の付け根に置き、毛先に向かって4~5回すべらせます
(画像で使用しているのは、エティーク「シャンプー バー プロフェッサーカール」)
あらかじめシャンプーバーをぬらす必要はありません
ステップ3:手で泡立てながら髪全体になじませ、指の腹でやさしくマッサージするように頭皮と一緒に洗います
このとき泡が立ちにくいと感じたら、ステップ1の予備洗いで十分に髪全体が濡れていない可能性があります。エティークを使用する場合は、特に予備洗いをしっかりと行うようにしましょう。
ステップ4:ぬるま湯で髪と頭皮を十分にすすぎます
ステップ5:あわせてエティーク コンディショナー バー トーンイットダウンを使用すると、ダメージを補修しながらカラーの維持がしやすくなります
シャンプーバーは、コンテナなどの水きりの良い容器に保管してください。
※エティークのシャンプー バーの保管に便利なコンテナの詳細はこちらから
エティーク | バーコンテナ ピンク 通常価格 1,980円(税込)
慣れてしまうととても簡単です。これを機に、固形シャンプーデビューをしてヘアケアの新たな世界を開いてみませんか。
ムラシャンに関するよくある疑問
ムラシャンに関するよくある質問をまとめました。気になることがあれば、ぜひ参考にしてください。
白髪にも効果がある?
白髪にも効果がある製品は、一部のブランドにあります。例えば「おすすめ8選」で紹介したCOLORIS「カラーシャンプー」は、「白髪でも使用可能」です。ただし、白髪の白浮きを防止するもので、完全に紫色に染まるわけではありません。
一般的にムラシャンは、ブリーチやヘアカラーの退色を防ぐ目的で作られているので、白髪を紫色に染めることは難しい製品がほとんどです。白髪に使用したい場合は、その製品が対応しているかを確認しましょう。または、ヘアマニキュアやカラートリートメントなど、別のアイテムを取り入れるなども検討してはいかがでしょうか。
週に何回使うべき?
使用頻度は、製品により異なります。傾向として多いのは、毎日、もしくは2〜3日に1回です。製品の使用方法で推奨されている頻度を確認しましょう。また、髪や頭皮の状態に応じて判断すると良いでしょう。
どんな人におすすめ?
ムラシャンは、ブリーチやヘアカラーによる黄ばみや退色が気になる人におすすめです。髪色がアッシュカラー、ミルクティーカラー、明るめのベージュカラー、パープル・バイオレットカラーの人に向いています。
他の髪色については、ピンクやシルバー、ブラウンなど、他のカラーシャンプーがあるので、自分に合う色を選んでください。
まとめ
ムラシャン(紫シャンプー)とは、紫色の色素が配合されたカラーシャンプーのことです。髪や頭皮を洗浄しながら、色素の働きにより黄ばみや退色を防ぎます。髪色がアッシュカラー、ミルクティーカラー、明るめのベージュカラー、パープル・バイオレットカラーの人に向いています。
ムラシャンの使い方は、通常のシャンプーとほぼ同じですが、製品の中には時間を置いて染料を髪になじませて使用するタイプもあります。製品には、ヘアカラーのキープ力や洗浄力、保湿力といった機能のほか、液体か固形かといった形の違いもあるので、選ぶ際の参考にしてください。
固形のシャンプーは、液体に比べて保管スペースをとらないなどのメリットもあります。人にも環境にもやさしい、エティーク「トーンイットダウン」などの人気商品もあるので、ぜひ一度手に取ってみてください。