エティークでは、サステナビリティとはプラスチックフリーであるということだけでなく、エティークバーに使われる原料の収穫から製品を販売するスタッフまで、全工程に関係していると考えています。
社会的、経済的なサステナビリティは、環境と同じくらい重要なのです。エティークを使って #giveupthebottle に参加することで、どう貢献できるかをお見せします。
エティークのシャンプーバーに記載されている成分を見てみましょう。エティークはサロン品質の液体シャンプーと同じ成分でできています。ですが、ボトル入りの商品と違って、水は含まれていません。水とプラスチックボトルを使わずに固形のバーにすることを優先しました。私たちは地球上の水の0.3%しか使うことができません。バスルームにはすでに水で溢れているのに、シャンプーにさらに水を使うのはもったいないと思いませんか。
一般的なボトルシャンプーの約70%が水でできていますが、エティークの固形シャンプーは、350mlのボトル約3本分の美容成分を凝縮し、髪に必要な成分で形成されています。
エティーク シャンプーバー ヒーリキウィの成分
ココイルイセチオン酸Na・ココアルキル硫酸Na・デシルグルコシド・ステアリン酸・カカオ脂・ヤシ油・キウイ種子油・セタノール・ステアリルアルコール・ベヘントリモニウムメトサルフェート・グリセリン・オートミール・メリアアザジラクタ種子油・クロヨナ種子油・ライム油・乳酸
“農家や生産者を直接支援し、適正な価格を支払うことで、
より良い製品が手に入るだけでなく、結果として彼らを取り巻く環境をもっと良くできると信じています。" ー ブリアン(エティーク社創業者兼CEO)この小さなシャンプーバーは、350mlのボトル3本分の美容液成分を凝縮しています。
一般的なボトル入りのシャンプーは約70%、コンディショナーは約90%が水でできています。
※エティーク社調べ
エティークは水を使っていないので、手のひらサイズの小さなバーには髪に必要な成分だけがぎゅっと凝縮されているので、お財布に優しいのです。
さらに、一般的な350mlのプラスチックボトルを1本作るために、平均して700mlの水が必要になります。
ボトルシャンプーから固形バーに変えることで、水を守り、プラスチックが捨てられ海が汚れるのを防ぐことができます。
エティークは経済的で、環境にも優しい固形バーなのです。
環境への影響を最小限にするために、エティークには厳選されたものを使用しています。
原料はサステナブルな方法で生産されているものを使用し、石油化学製品やパーム油は使っていません。
サステナブルな方法で生産された原料(再生可能な原料ともいいます)とは、収穫された後、同じ速度、あるいはそれ以上の速度で生まれ変わることができる原料のことです。私たちは、再生可能な原料のみを使用し、パーム油や畜産業など、気候変動の原因となるものを排除しています。エティーク製品は、ヴィーガン、クルーエルティフリーであり、パーム油の不使用を保証しています。
さらにオフセット・アースとのパートナーシップにより、すべての炭素排出をオフセットし、気候変動に歯止めを掛けられるよう取り組んでいます。これまでタイの埋立地ガス回収、インドの太陽光発電、マダガスカルのマングローブ植林などのプロジェクトを支援してきました。
また、ペトロケミカルフリーという鉱物油などの石油由来の成分を使用しないアイテムを用意しています。
例えば、ブロンドの髪を整えるために使用される紫色のシャンプーは、一般的にコールタールから抽出されるため、サステナブルからはかけ離れたアイテムなのです。
そこで、石油化学由来の染料の代わりにビーツエキスを使用したトーンイットダウンシリーズを作りました。
エティークはダイレクトトレードを提唱しています。ダイレクトトレードとはフェアトレードのようなものですが、仲介業者を通さず、私たち自身が直接取引関係を持つことで、支払う価格が適正であること、そしてコミュニティの労働環境が安全であることを保証しています。優れた製品に公正な価格を支払い、環境保護への取り組みを共有してくれるサプライヤーとパートナーシップを結ぶことを信条としています。
地域に根ざした生産者は、適切な価格と安定した収入、良好な労働条件を得るべきなのです。これによって、家族は将来計画を立て、子どもを学校に通わせ、地元の人々に安定した雇用を与える事ができます。
人に対して公正に敬意を持って接することは、環境問題への意識を育むことと同じことなのです。発展途上国では、家族を養うことに必死なので、持続可能であるかということは二の次になってしまいます。公正な賃金が支払われていれば、廃棄物を最小限に抑え、原材料を活用し、環境への害を最小限に抑えることを長期的に考えることができるようになります。
ココナッツオイルのサプライヤーであるWiBD(Women in Business Development)は、ダイレクトトレードが素晴らしいものであると証明しています。この情熱的な女性グループは、村の経済を強化し、古くからの伝統に現代技術を導入してフェアトレードを推進することで、サモアの人々の生活向上に力を注いでいます。彼女たちの製品は適正な価格で取引され、それを必要とするコミュニティへ分配されます。
写真:WiBDのオノ(右端)と、ココナッツオイルを生産する農家の一人。
私たちにとってサステナビリティとは、活動のあらゆる側面を包括するものであり、金銭面でサステナブルであることも含みます。サステナビリティは人と地球を大切にすることであり、同時にビジネスを継続することでもあります。私たちは、長所と短所を比較検討し、最も優しくて持続可能な選択肢を見つけ出し、それを収益化する方法を見つけだします。
最低賃金ではなく、生活賃金を支払うことは、エティークの設立当初から重要視している部分であり、エティークが「Living Wage Aotearoa」の認定を受けていることは誇りです。
私たちはゆるがない価値観をもっており、その代表例が、スタッフの給与が公正であることと、待遇が良いことです。これらの価値はビジネスの成功の基本であり、それは証明されています。生活賃金を得ることで、モラルと生産性が向上し、精神衛生上の問題や欠勤が減るのです。
チームエティークは1人では成しえない大きなことを達成することに情熱を注いでおり、環境とそれを共有する人々にプラスの影響を与えられるよう、毎日働いています。
パーム油を使わない理由
代わりに使っているもの
なぜパーム油を使わないのか
化粧品に使われる原料の大半は、安価で効率が良いことからパーム油が使われています。右の価格設定にあるように、パームの商品コスト(つまり1トンあたりの平均コスト)は、他のどの油よりも圧倒的に低いのです。これは、パーム油が非常に効率的で、2番目に効率的だと言われているココナッツの4倍の収量があるためなのです。パーム油産業は景観を支配し、環境に破壊的な影響を与えています。詳しくはこちら
プラスチックを使用した包装をしない理由
代わりに使っているもの
なぜプラスチック包装をしないのか
プラスチックの問題は1つではありません。製造方法(資源集約型)、廃棄方法、その後どうなるか(埋立地か海か)に起因しています。プラスチックの生産は効率的でコストも低く、エティークの土地に還る生分解性の箱は生産コストが14倍もかかります。 しかし、生分解性の箱は、右の図にあるように、二酸化炭素排出量を大幅に削減することができます。プラスチックは、大量の石油や天然ガス、エネルギーを使って製造されています。プラスチック1kgあたり平均約6kgのCO2が発生します。また、限りある資源である水を大量に使用することになります。詳しくはこちらをご覧ください。
大量生産型のサプライヤーと取引しない理由
農家と直接取引をする理由
プラスチックフリーのパッケージだけがサステナビリティではありません。
バーの中身はもちろん、原料の収穫から販売に至るまで、すべてのプロセスに関わっています。社会的・経済的なサステナビリティは、環境と同じくらい重要です。小規模な農家や生産者を直接支援し、適正な価格を支払うことで、より良い製品を手に入れることができるだけでなく、結果的に彼らの環境も守られると信じています。つまり、彼らの未来を彼ら自身がよりよくコントロールし、暮らす環境を守るために、コミュニティの発展を支援することなのです。詳しくはこちらをご覧ください。
*商品価格はindexmundi.comに基づき、2020年4月にNZドルに換算したものです。日本円への換算は、Google Financeに基づき2022年2月に行ったものです
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