水を守る

私たちは水に依存しており、植物や生き物も同じです。生命を維持する源である水は、一見どこにでもあるように見えます。雨が降り、川を流れ、海を満たしています。蛇口やシャワーからも水が流れてきます。一見、水に囲まれていることは当たり前に思えますが、実はそうではありません。

私たちは地球上の水をわずか0.3%しか使うことができません。これは十分な量ではないのです。インドでは井戸の30%が汚染のために放棄されています。2025年までには、水不足が約20億人に影響を与え、汚染された水に頼ったり、所有権を争ったりして、病気や紛争に巻き込まれると予想されています。この試算によると、その頃には世界人口の3分の2が水の乏しい地域で暮らすことになります。*

そして水不足は飢餓も引き起こします。1kgの米を生産するのに3000〜5000リットル、1kgの小麦を生産するのに900リットルの水が必要です。肉類や乳製品はさらに多くの水を必要とし、農業は世界の水使用量の70%を占めています。

* ナショナルジオグラフィック|淡水の危機

エティークではお客様のご協力により、2019年の1年で
297万リットルの水の無駄を省くことができました。これは、
オリンピックサイズのプールを満たすのに必要な水の量に相当します。

私たちにできること

家庭での水の使用量を減らす、節水型家電を購入する、肉や乳製品を控える、古着を買うなど、個人でも水不足を解消するためにできることがあります。

しかし、私たちは、まず水を節約すべきは消費者ではなく生産者だと考えています。企業は、資源を浪費し顧みずに商品を製造しており、水はその典型的な例です。

#giveupthebottle(ボトルをやめよう)
ボトルからバーに変えることで、プラスチックを捨てられるだけでなく、水の節約にもなります。

写真上段左:シンクを使いましょう
写真上段右:歯を磨くときにはコップ水をためて使いましょう
写真下段左:高性能の洗濯機を使用し、洗濯物でいっぱいにして使いましょう
写真下段右:高性能の食洗器を使用し、洗い物でいっぱいにしてから使いましょう

プラスチック製造には大量の水が使用されます。スーパーマーケットで売られている一般的なサイズのHDPE 350mlボトル1本には、700mlの水が必要です。エティークがこれまでゴミ処理場から救った800万本のペットボトルを合計すると、プラスチック包装だけで200万リットル以上の水を消費していることになります。これは、オリンピックプール6杯分以上の水量に相当します。さらに、ボトルの中身にはより多くの水が使われています。平均的なシャンプーやボディソープは、最大80%が水でできています。コンディショナーはさらに高く、最大95%です。

エティークは水とペットボトルを排除し、バー状にパッケージングしています。水を加えていないので、美容成分が凝縮されています。バスルームにはすでに水があるのに、水にお金を払い、ペットボトルに入れ、保存のために刺激の強い化学物質を使うのは、理にかなっていません。

エティークのシャンプーバーは350mlの液体シャンプー約3本分 エティークのコンディショナーバーバーは350mlの液体シャンプー約5本分
左:エティークのシャンプーバーは350mlの液体シャンプー約3本分
右:エティークのコンディショナーバーバーは350mlの液体シャンプー約5本分

エティークは凝縮されているので、シャンプーバー1本が、350mlの液体シャンプー約3本分、コンディショナーバーでは、350mlのボトル約5本分に相当します。ビューティーバーを使うことで、ペットボトルが埋立地に捨てられることもなく、そもそもペットボトルを作るために必要な水も節約できるのです。

石油化学製品由来のHDPE(高密度ポリエチレン)は、業界で最も一般的なパッケージ素材です。