スキンケアは化粧水やクリームなど肌にのせるものを意識しがちですが、メイクを落とすクレンジングの段階がとても大切です。
肌がカサつき、赤みやかゆみなどのトラブルが多い乾燥肌の方は、保湿力の高いクレンジングで優しく洗うことがポイントです。
この記事では、お肌に優しい自然派クレンジングをはじめ、ドラッグストアで買えるプチプラ商品やデパコス、韓国商品など幅広くご紹介します。
「どんなクレンジングを選べばいいかわからない...」と乾燥肌でお悩みの方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!
乾燥肌におすすめのクレンジングの種類
クレンジングにはオイルやジェル、ローションなどたくさんの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
乾燥肌の方がオイルなど洗浄力の強いタイプを使うと、油分や水分も一緒に流してしまうことで肌がさらに乾燥してしまう可能性があります。
そこでおすすめなのが、控えめな洗浄力でしっとりした洗い上がりを叶えてくれるミルクかクリームタイプの二種類です。
乾燥肌さんにおすすめなのはミルクかクリームタイプ
ミルクタイプとクリームタイプそれぞれの特徴を見ていきましょう。
クレンジングミルク
さらっとした使用感ですが乳液のように伸びがよく、乾燥肌や敏感肌の方も使いやすいのが特徴です。洗浄力は控えめながら、マイルドなテクスチャーで洗い上がりの肌にしっとり感を与えてくれます。
クレンジングクリーム
比較的油分を多く含むため、なめらかな質感で肌への負担なくクレンジングをすることができます。ミルクタイプより洗浄力が強いので、ご自身のメイクによってはクリームタイプを選んだ方が汚れをしっかり落とすことができます。
メイクがしっかり落ちるか心配という方へ
しっかりメイクをする方なら、「ミルクやクリームタイプでメイクがしっかり落とせるか心配」と感じる方も多いかもしれません。
このあと紹介するおすすめ品には、ミルクやクリームタイプ以外にも、しっかり洗浄しつつ保湿もできるクレンジングアイテムをご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
クレンジングの種類を確認したところで、ここからは乾燥肌の方におすすめのクレンジング商品をご紹介していきます!
おすすめのデパコスクレンジング2選
まずは、デパコスのおすすめクレンジングをご紹介します。
デパコスアイテムはプレゼントとして贈るのも喜ばれますよ。
おすすめのデパコスクレンジング①:シュウウエムラ|アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル
画像引用:shu uemura
価格:5,720円(税込)
こちらは抜群の洗浄力でしっかりメイクもさっぱり落とせるす、シュウウエムラのクレンジングオイルです。ウォータープルーフマスカラもしっかり落としてくれる洗浄力を持ちながらも、8つの植物オイルを配合し、なんと98%が自然由来成分で作られています。
W洗顔不要なので、スキンケアを時短したい!という方にもうれしいアイテムです。
本当に優秀なクレンジングだと思います。メイクもするする落ち、汚れがポロポロ取れている感触もあって、使っていて気分がいいです。それでいてつっぱらず、使い始めてから肌が綺麗になってきているのを感じます。
出典:公式
おすすめのデパコスクレンジング②:カバーマーク(COVERMARK)|トリートメント クレンジング ミルク
画像引用:COVER MARK
価格:3,300円(税込)
こちらは高い洗浄力としっかりとした保湿力を両方叶えてくれるクレンジングミルクです。ミルクタイプですがファンデーションもするすると落としてくれます。特に同ブランドのメイク商品を落としやすくするための成分処方になっているので、カバーマーク製品を使っている方におすすめです。
美容成分を89%配合しているため、洗顔後のスキンケアを忘れてしまうくらいしっとりとした洗い上がりで肌に潤いを与えてくれます。
オレンジやアトラスシーダーなど9種類のエッセンシャルオイルをブレンドした贅沢な香りが心地よく、気分も落ち着かせてくれます。
ドラッグストアで買えるプチプラクレンジング4選
続いて、ドラッグストアで気軽に買えるプチプラのクレンジング商品を4つご紹介します。
おすすめのプチプラクレンジング①:キュレル|ジェルメイク落とし
画像引用:Amazon
価格:1,100円(税込)
肌の必須成分であるセラミドを守りながら優しく洗い、肌荒れしにくい肌へと潤いを保ちます。
落ちにくい口紅や毛穴の奥のファンデーション、日やけ止めをキレイに落としてくれるやわらかなジェルタイプです。肌を強くこすらなくてもメイクをするっと落とせるので、肌への負担がかかりません。
おすすめのプチプラクレンジング②:ダブ|モイスチャーミルククレンジング
画像引用:Dove
価格:757円(税込) ※サイトによって価格は異なります
やさしくメイクを落としつつ、しっとり肌へと仕上げてくれるクレンジングミルクです。なめらかでリッチなテクスチャーで、ふっくらしっとり肌へと導きます。
うるおい美容液成分のニュートリアムモイスチャー配合で、肌の角質層までうるおいを与えてくれます。
おすすめのプチプラクレンジング③:ミノンアミノモイスト|モイストミルキィ クレンジング
画像引用:MINON
価格:1,100円(税込)
低刺激を追及し続けるミノンがつくった、乾燥肌や敏感肌の方向けのクレンジングクリーム。やさしくとろけるようなテクスチャーで、肌への刺激をおさえます。肌のバリア機能をサポートする成分が独自バランスで9種類配合されており、洗顔後につっぱりません。
乾燥肌でナチュラルメイクの方にはおすすめです。ゴリゴリのマスカラをしていると落ちにくいですが、普段の職場でのメイクくらいであればするっと落ちます。何より洗った後につっぱらないのがありがたいです。
出典:@cosme
おすすめのプチプラクレンジング④:ちふれ |ウォッシャブルコールドクリーム
画像引用:ちふれ
価格:825円(税込)
大容量でコスパ抜群ながら、メイクもしっかり落としてくれるクレンジングクリーム。保湿成分もたっぷり含まれているので、もちもちでしっとりした洗い上がりをかなえてくれます。マッサージクリームとしても使える優秀アイテムです!
人気の韓国クレンジング3選
ここからは、最近日本でも話題の、韓国発のクレンジングアイテムをご紹介していきます。
人気の韓国クレンジング①:CNP Laboratory(チャアンドパク) |インビジョブルピーリングクレンジングジェル
画像引用:VTcosmetics
価格:1,980円(税込)
韓国発祥のCNP Laboratory(チャアンドパク)は、無着色・アルコールフリー・パラペンフリー・ミネラルオイルフリーなど肌に優しい処方のスキンケアブランドです。
この商品は弱酸性なので敏感肌の方にもおすすめ。
泡立てて使うタイプなので、ふっくらとした泡で包みながらメイクオフできるクレンジングジェルです。
人気の韓国クレンジング②:VT COSMETICS(VTコスメティック) |CICA マイルドクレンジングバーム
画像引用:VT COSMETICS
価格:1,980円(税込)
グリーンのパッケージに虎のマークが特徴的な、20代~30代のSNSで流行している韓国発のコスメブランド「VT COSMETICS」。
こちらはシャーベットタイプのクレンジングバームで、肌にのせるとやさしくと溶けて、濃いメイクアップもやさしく落としてくれます。
中身は配合成分が異なる黄色と緑の二色のバームで構成されており、肌コンディションに合わせて二種類のアプローチができるのが特長です。
人気の韓国クレンジング③:イニスフリー |アップルシード クレンジングクリーム
画像引用:アットコスメ
価格:1,320円(税込)
やさしいアップルの香りが魅力的なクレンジングクリーム。べたつきなく、やわらかなテクスチャーで肌への負担を抑えながらメイクや汚れを落とします。
リンゴ種子油を保湿成分として配合することで、クレンジングした後のつっぱり感を軽減してくれます。乾燥肌から脂性肌まで幅広い肌質の方におすすめの1本ですよ。
おすすめのW洗顔不要のクレンジング4選
ここからは、クレンジングだけで洗顔が完了する、時短も叶えるおすすめ商品をご紹介します。
W洗顔不要のクレンジング①:カウブランド | 無添加 メイク落としミルク
画像引用:カウブランド
価格:968円(税込)
洗浄成分の配合量が比較的少ないため、ナチュラルメイクの方におすすめのクレンジングミルクです。やさしい肌あたりで、洗い上がりには肌がコーティングされているようなハリ感があります。
防腐剤・品質安定剤・鉱物油・エタノール(アルコール)など無添加なうえに、高コスパで使い続けやすいアイテムです。
W洗顔不要のクレンジング②:DUO | ザ クレンジングバーム
画像引用:DUO
価格:3,960円(税込)
まつエクOKながらも低刺激処方で、敏感肌の方にもおすすめのクレンジングバーム。バラの香りが気分も上げてくれます。
これひとつでクレンジング・洗顔・角質ケア・マッサージケア・トリートメントも叶えてくれる優秀な一品。クレンジング後の水分量が非常に多いので、超乾燥肌という方にもおすすめですよ。
W洗顔不要のクレンジング③:ParaDo(パラドゥ) |スキンケアクレンジング
画像引用:ParaDo
価格:1,320円(税込)
保湿成分(ヒアルロン酸)と保水成分(MCキトサン)を配合し、洗い上がりの肌もしっとりとコーティングしてくれるようなクレンジングミルクです。独自技術のアクアカプセル処方で、肌になじませたクレンジング成分がメイクを広い面でからめとるので、アイメイクもするんと優しくオフしてくれます。
コンビニで買える売れ筋商品なので、どれを選べばいいか悩んだらまずはこれを使ってみるのもおすすめですよ。
何年かリピートし続けています。ダブル洗顔不要で手軽に使えますし、潤いの残る洗い上がりで、でもメイクはしっかり落ちます。
通常サイズでも、この品質にしては十分お得な値段だと思いますが、私は限定の大きいボトルをストックしています。
出典:@cosme
W洗顔不要のクレンジング④:ALLNA ORGANIC |クレンジングバーム
画像引用:ALLNAORGANIC
価格:¥2,000円(税込)
「ALLNA ORGANIC クレンジングバーム」は、使うだけで7つの機能を発揮するという優れものです。
①クレンジング ②毛穴の汚れ落とし ③マッサージバーム ④肌保護 ⑤肌荒れ防止 ⑥余分な角質のケア ⑦洗顔 が、このバーム1つでできます。
無添加で刺激が少なく優しい使い心地。まつげエクステをしている方でも使えます。
肌の水分量や皮脂量が減って肌トラブルが増えてくる40代にもおすすめのクレンジングバームですよ。
乾燥肌におすすめのクレンジングの選び方
乾燥肌の方が気を付けたいクレンジングの選び方のポイントを3つご紹介します。
クレンジングの選び方①保湿成分
乾燥肌の方がクレンジングを選ぶときに一番大切なことは、高い保湿力です。
保湿成分が入っているアイテムを選ぶと、クレンジングした後も肌がつっぱらず、しっとりと肌の潤いを感じられます。
クレンジングを選ぶ際は、以下の代表的な保湿成分が配合されているか参考にしてみてください。
・グリセリン
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・セラミド
・BG(ブチレングリコール)
・PCA-Na
クレンジングの選び方②低刺激
乾燥肌はできるだけ肌への刺激が少ないものを選ぶことが大切です。ちょっとした刺激によって肌トラブルにつながることもあるので、「敏感肌向け」の製品を選ぶのもおすすめです。敏感肌の方向けの製品には、「アレルギーテスト済み」や「パッチテスト済み」など、肌トラブルのテストをしているものも多いです。
合わせてこちらの表記にも注目してみてください。
・無添加
・無着色、着色料フリー
・パラベンフリー
・エタノールフリー、アルコールフリー
クレンジングの選び方③成分表の表記順に注目
成分表記の順番にも注意しましょう。
先頭に書かれている成分が、その商品のメインの材料です。
同じ油分主体のクレンジングクリームでも、その成分によって肌負担を軽減することができます。ミネラルオイルといった鉱物由来のものよりは、アーモンド油やオリーブ果実油といった天然オイルが多く配合されているものがおすすめです。
クレンジングの選び方④W洗顔不要
W洗顔不要のクレンジングは、クレンジングだけで洗顔が完結します。
・こすりすぎによって肌を摩擦してしまう
これらの心配が軽減されるうえに時短にもつながるので、忙しい方にもおすすめですよ。
乾燥肌のクレンジング方法
ここまで、さまざまな特徴を持ったおすすめクレンジング商品を紹介してきました。
どんな商品を使っても、クレンジング方法の基本的なやり方は同じです。
「そんなことは知ってるよ~」という方も、改めて一緒におさらいしていきましょう!
クレンジングのSTEP①:ポイントメイクを先にオフする
しっかりメイクをしている方は、目元や口元などのメイクは、あらかじめポイントメイクリムーバーで落としておきましょう。最近、マスクに色移りしないティントリップを使われる方が多いですが、ウォータープルーフも含め、通常のクレンジング剤ではなかなか落ちにくい場合があるので、先に軽く落としておくのがおすすめです!
クレンジングのSTEP②:優しくなじませる
クレンジングを手のひらに適量出して、顔の中央から外側へ広げるようになじませていきます。量が少ないと摩擦の原因になるので、推奨されている量をきちんと使うようにしましょう。
商品によりますが、基本的にはさくらんぼ大、ポンプタイプなら2~3プッシュが目安です。迷ったら少し多めにとってみてくださいね。
なじませるときは、顔の中心から外側に向かってやさしく顔全体に広げるようになじませていきます。
クレンジングのSTEP③:ぬるま湯で洗い流す
ぬるま湯を手にすくい、少しずつ顔に付けていくようなイメージですすいでいきます。
すすぎ残しは肌荒れにつながることもあるので、顔のすみずみまで丁寧に洗い流してください。特にフェイスラインや髪の生え際は、すすぎ残しやすいので要注意です。
効果的なクレンジング方法のポイント
上記のクレンジング方法に加えて、ぜひ以下のポイントもおさえておきましょう!
ひと手間プラスすることで、さらに肌への負担はおさえつつ洗浄力も高めることができますよ。
ポイント①:スチーマーや蒸しタオルを使う
クレンジングの前に、スチーマーや蒸しタオルを使って肌全体を温めましょう。メイクとクレンジングが馴染みやすい状態にしておくと、よりメイクがするんと落ちるので、肌への負担が軽減されますよ。
ポイント②:乳化する
クレンジングミルクは乳化が不要なことが多いですが、滑りが悪かったり、逆にテクスチャーが柔らかすぎると感じたら乳化をした方がいいでしょう。
顔にクレンジングミルクを馴染ませたら、ぬるま湯を少し手のひらにとり、ミルクとなじませるということを何回か繰り返してみてください。ミルクにメイクの色が溶け込んできたら乳化完了です。そのあとはしっかりと優しく洗い流してください。
乾燥肌の原因とは
ここまで乾燥肌の方向けのクレンジングについて、選び方と洗い方、おすすめ商品までご紹介してきました。
ではそもそも、なぜ肌が乾燥してしまうのでしょうか?
最後に乾燥肌の原因をおさらいして、予防できるものは予防していきましょう!
乾燥肌の原因①生活習慣の影響
食生活の偏りや睡眠不足など、不規則な生活習慣が続くと、皮膚のターンオーバーがうまくできなくなってしまいます。過剰なダイエットや偏食なども、肌へ栄養が行き渡らず健やかな肌が保てなくなってしまいます。
乾燥肌の原因②紫外線によるダメージ
肌が老化してしまう一番の原因と言われるくらい、肌に強いダメージを与える紫外線。シミやシワ、たるみはもちろん、角層から水分を奪ってしまうので、余計に肌をごわつかせ、乾燥させてしまいます。日焼け止めは、夏だけでなく毎日塗った方が安心です。
乾燥肌の原因③空気の乾燥
冬になって空気が乾燥してきたり、暖房を長時間つけっぱなしにすると、肌の乾燥を招きやすくなります。特に、湿度が60%を下回ると、お肌の水分が外気に奪われて乾燥状態に陥ります。適度に保湿して乾燥を防ぐことが大切です。
乾燥肌の原因④間違ったスキンケア
普段のスキンケアが乾燥を悪化させてしまうこともあります。
特に、洗いすぎとこすりすぎに注意しましょう。洗いすぎると、必要な肌の油分も流れてしまい、バリア機能が低下してしまいます。
さらに、洗顔時にゴシゴシと肌をこすりすぎると、摩擦で角質層を傷つけてしまい、肌のうるおいがなくなってしまいます。
正しいクレンジングのやり方が詳しく知りたい方はこちらをチェック!
本当に正しいクレンジングのやり方でツヤ肌を目指そう!基本のおさらいから解説
乾燥肌の原因⑤加齢
年齢を重ねるとともに女性ホルモンが減少し、コラーゲンやセラミドなどお肌のうるおいを保つ成分が作られにくくなってしまいます。お肌のみずみずしさが少しずつ失われていくことで、加齢とともに肌の乾燥が進んでしまうのです。
まとめ:自分に合うクレンジングを見つけて乾燥肌を予防しよう
乾燥肌といっても、人それぞれ肌の状態は違いますので、自分に合ったスキンケアを見つけることが大切です。
「刺激が少なそうな、自然派成分のものを使ってみよう」
「ダブル洗顔が不要なクレンジングを探してみよう」
など、ご自身のお肌や生活に合ったものを探してみてくださいね!