サステナブル素材とは?特徴やメリットデメリット、ナイキなどのおすすめ製品も サステナブル素材とは?特徴やメリットデメリット、ナイキなどのおすすめ製品も

サステナブル素材とは?特徴やメリットデメリット、ナイキなどのおすすめ製品も

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皆さんは「サステナブル素材」とはどのような素材のことはご存じですか?

 

近年、地球環境や社会問題への意識の高まりとともに、商品を選ぶ際に素材や原料に注目する消費者が増えています。その中で、サステナブル素材を選ぶことは、個人単位で環境や社会に貢献できる活動として広まりつつあります。

 

この記事では、サステナブル素材とは何か、メリットやデメリット、サステナブル素材の種類一覧、おすすめアイテムをご紹介します。

サステナブル素材とは

サステナブル素材とは「持続可能な素材」という意味で、主に次の2つの点に当てはまる製品を指します。
 

サステナブル素材の定義①地球環境に配慮していること

一つ目は、自然由来の繊維やリサイクルされた材料など、環境の負担の少ない素材で作られていることです。加えて、生産過程で二酸化炭素を多く排出しないことや、危険性のある薬品を使用しないなど、地球環境への配慮がなされている製品を指します。
 

サステナブル素材の定義②適正な労働環境により生産されていること

二つ目は、製品の生産に関わった人が、適正な労働環境の下で働いていることです。労働者が安全や衛生上に劣悪な環境に置かれ、不適切な賃金で雇用されていれば、サステナブルではありません。

 このように、サステナブル素材とは、素材そのものから生産過程にいたるまで多方面において持続可能な素材のことを言います。
 

サステナブル素材の種類

サステナブル素材の種類には、大きく分けて2つの種類があります。
 

天然素材

天然素材とは、ウールやカシミヤ、シルクなどの動物由来の繊維や、コットンやリネンなどの植物由来の繊維といった自然界に存在する素材のことを指します。天然素材には「生分解性」という性質があり、自然界にいるバクテリアや菌類などの微生物により分解され、最終的には水と二酸化炭素などになると言われています。

 

植物繊維の場合、例えば廃棄して焼却することになったときも、「燃やしたときに排出される二酸化炭素」は、「植物が育つときに吸収する二酸化炭素」の量で相殺されるといういわゆる「カーボンニュートラル」という考え方があります。
厳密に言えば生産時や輸送時に排出されるCO2は加味していないため、完全なる差し引きゼロというわけではないものの、石油由来の素材よりも、より環境に負荷をかけずに済むと言えるでしょう。
 

リサイクル素材

リサイクル素材とは、廃棄する予定の製品を再利用して作られた素材のことです。ペットボトルや古着などを粉砕・細断して繊維にし、あらためて製品に加工されます。

 

製造過程で出る生地の切れ端などで作られる再生コットンや再生ウールも、リサイクル素材と呼ばれています。
 

サステナブル素材のメリット

サステナブル素材のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
 

メリット①地球環境に貢献できる

サステナブル素材を使用することで、地球環境への負担を減らすことが可能です。また、サステナブル素材を生産する企業への応援にもなり、地球環境問題への解決に向けた取り組みを加速することができます。
 

メリット②持続可能な社会の実現に貢献できる

もう一つが、生産に携わる人たちの労働環境を守ることです。SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」では、廃棄物の発生を予防、削減、再利用することが掲げられています。サステナブル素材を利用すれば、目標の達成にも貢献できます。
 

サステナブル素材のデメリット

サステナブル素材にはメリットがある一方で、デメリットもあります。
 

デメリット①生産時に手間がかかる

サステナブル素材の多くは、生産に手間がかかるという特徴があります。例えば、オーガニックコットンは農薬を使用しないため、手作業で害虫や雑草を取り除く場合があります。またリサイクル繊維の場合、廃棄された素材を一度別の素材にしてから再加工するなどの工程が必要です。
 

デメリット②製品の価格が高くなる

生産時に手間がかかれば、作業工数や工程が増え、人件費や設備費などが必要になります。その分、製品の価格が反映されて高くなる場合もあるのがもう一つのデメリットです。
 

サステナブル素材一覧|おすすめ製品も

サステナブル素材を一覧にしました。ここでは「天然素材」「リサイクル素材」の大きなカテゴリに加えて、今注目されている新しいサステナブル素材についても解説します。それぞれの素材を使ったおすすめ製品もご紹介していますので、ぜひ商品選びの参考にしてみてくださいね。

◆天然素材
オーガニックコットン

◆リサイクル素材
再生繊維(再生セルロース繊維)
再生ポリエステル
ヴィーガンレザー

◆その他のサステナブル素材
アップサイクル素材
無水染色素材
 

オーガニックコットン

オーガニックコットンとは、オーガニックの生産基準と、農薬や肥料の使用規定に従って育てられたコットンのことです。さらに、これらの基準を約3年継続して管理された田畑から収穫されたコットンでなければなりません。そのため、オーガニックコットンはその他のコットンに比べて残留農薬が少なく、人にも環境にも優しいのが特徴です。

オーガニックコットンについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

オーガニックコットンのメリット・デメリットとは?おすすめブランドやオーガニックコットンの活用法も紹介
 

オーガニックコットンのおすすめ!|米ぬかカイロ by ethicame

画像はレギュラータイプ。他にショルダータイプもあります。

 

オーガニックコットンを使用した商品はさまざまありますが、中でもちょっと変わった切り口からご紹介します。

「米ぬかカイロ」の外袋はオーガニックコットン、中身はいりぬか、米、塩、乾燥ハーブ類のみで作られており、化学的なものは一切使用していないのが特徴です。夏は冷やして、冬は電子レンジで温めて使えてとても重宝する一品です。

また、商品を提供するエシカミーでは、このコットンを使用することで、生産地であるインドの子どもの教育を支援するプロジェクトに参画しています。

>> 米ぬかカイロ by ethicameの詳細はこちら
 

再生繊維(再生セルロース繊維)

再生繊維(再生セルロース繊維)とは、植物から採取したセルロース(繊維)を溶かした後、糸に加工したものを言います。代表的な種類は、レーヨンやリヨセル、キュプラなどです。化学的な処理を行っているため、化学繊維に分類されていますが、もともとは天然由来の繊維を使っているのでサステナブル素材と言えるでしょう。肌触りが良いので、シーツや毛布、衣服や下着などに使われることが多い素材です。
 

再生繊維(再生セルロース繊維)のおすすめ!|ayame サニタリーショーツ

ayame サニタリーショーツ<スタンダード>(その他に<ショート><ハイウエスト>があります)

 

再生繊維のレーヨンを15%使用したayameサニタリーショーツは、マチ部分のポケットにパッドを入れて使用するタイプのショーツです。消臭繊維(AdSep®)のレーヨンと、上質なコットン80%が使われているため、やわらかく滑らかな肌触り。ブルーデーにも優しく寄り添ってくれます。

>> ayame サニタリーショーツの詳細はこちら
 

再生ポリエステル

廃棄される予定のペットボトルやフイルムくずなどを再生して作られるのが、再生ポリエステルです。原料になるポリエステルを細かく砕き、繊維にして衣類やバッグなどに使われます。

ポリエステルの原料は石油や石炭です。それらを一度きりの使用で終わらせず、再び製品にして有効に活用させることから、サステナブル素材の一つに数えられています。
 

再生ポリエステルのおすすめ!|THE NOMADIX TOWEL

THE NOMADIX TOWEL Leafy/Pink(9柄展開)

 

リサイクルポリエステルとナイロンを使用した、用途の広い大判サイズ(72x184cm)のタオル。毛足が短く滑らかな肌触りと、細かい砂や芝生、ペットの毛などもパッと払うだけで落ちる優れた性能も!

ノマディックスは、「ペットボトルを再生して環境を守ろう」という信念の下に製品を開発しているカリフォルニアのブランドです。カリフォルニアのビーチを思わせる楽しいデザイン。家に1枚あると便利ですよ。

>> THE NOMADIX TOWELの詳細はこちら
 

ヴィーガンレザー(植物皮革)

ヴィーガンレザーとは、動物の皮を使用せず革の風合いや質感を再現して作られた素材のことです。ヴィーガンレザーの種類には、ポリウレタンなど樹脂を使った合成皮革や人工皮革、植物を原料とした植物皮革などがあります。その中でも、石油原料の使用量の少ない植物皮革が、サステナブル素材として注目されています。原材料に使われるのは、リンゴやサボテン、ブドウなどです。

ヴィーガンレザーについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ヴィーガンレザーとは|種類や経年劣化、おすすめブランドなどを紹介
 

ヴィーガンレザーのおすすめ!|TIME FOR FOOD

色は、画像の「アイボリー×ローズゴールド」と「ビター×シルバー×ゴールド」の2色。

 

TIME FOR FOODのウォッチのストラップは、コーヒーの出がらしを使用して染色したヴィーガンレザー(フードレザー)が採用されています。また、このウォッチはファッション業界から廃棄食材を再活用するプロジェクト「FOOD TEXTILE」から生まれました。食べられるのに廃棄される食品の問題は世界的に深刻です。食品問題にも貢献できるウォッチになっています。

>> TIME FOR FOODの詳細はこちら

 

アップサイクル素材

アップサイクルとは、捨てられる予定の製品に手を加えて、新たな製品として生まれ変わらせることを言います。

リサイクルとの違いは、素材を溶かしたり原料に戻したりせず、元の素材を活かして作られるところ。例えば、服を裁断してバッグやポーチにする、空き缶にペイントして植木鉢にするなどがアップサイクルです。

アップサイクルについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

アップサイクルとは?リサイクルとの違いや企業の取り組み・日常アイデア例も紹介!
 

アップサイクルのおすすめ!|ソルメイトソックス|クルーソックス

ソルメイトソックス|クルーソックス ダリア(全6柄、サイズはS、M、Lの3サイズ)

 

カラフルでおしゃれなソルメイトソックスは、アパレル生産工場で出る余った布や中古衣料をアップサイクルした再生糸で作られています。左右が異なるアシンメトリーなデザインは、履くだけでおしゃれ度アップ!ソックスを生産しているノースカロライナ州の小さな家族経営の工場は、環境保護活動を行う企業に与えられるアメリカのB Corp™認証を取得しています。

>> ソルメイトソックス|クルーソックスの詳細はこちら
 

無水染色素材

無水染色素材とは、水を使わずに染色された素材のことです。一般的に染色は、染料を生地に定着させ、余分な染料や薬品を洗い流すなどの工程で大量の水を使用します。また、染色に使われた水をそのまま排水することで、生態系に影響を与える問題があります。

無水染色は、水資源や自然環境を守る上で大切な技術です。無水染色にはインクジェットプリントや、そもそも脱色や染色をしないなどの方法があります。
 

無水染色素材のおすすめ!|PUREWASTE JAPAN FIT T-Shirt

サイズはXSからXLまであります。色はNatural、Gray Melange、Blackの3色。

 

ベーシックなTシャツは、衣料品の製造工程で出るコットンの端切れを色ごとに集めてリサイクルして作られています。そのため、染色の必要がなく、1着につき2,700リットルの節水に貢献できます。さらに、水質汚染の原因になる薬剤も使われていません。豊富なサイズの中から、自分に合う1着を選んで、サステナブルファッションをお楽しみください!

>> PUREWASTE JAPAN FIT T-Shirtの詳細はこちら
 

有名企業もサステナブル素材を取り入れている

ナイキやユニクロなど、世界的企業もサステナブル素材に注目した商品開発を行っています。好きなブランドからサステナブル素材の商品が出ていれば、一層取り入れやすそうですね。ここでは3つのブランドの商品をご紹介します。
 

NIKE(ナイキ)|リサイクル素材をソールに使ったスニーカー

「ナイキ エア マックス ドーン ウィメンズシューズ」

画像引用:【NIKE公式】ナイキ エア マックス ドーン ウィメンズシューズ.オンラインストア (通販サイト) ナイキ エア マックス ドーン

 

 

アメリカのスポーツブランド「ナイキ」では、サステナブル素材の開発と製品への使用を積極的に進めています。Nike Airという技術を使ったソールは、製造時の廃棄物をリサイクルした素材を50%以上使用しています。

また、埋め立てられたり、水路に流れ込んだりするプラスチックボトル10億本(年間)を製品に転用するなど、他にも持続可能な取り組みを行っています。

>>ナイキのサステナブル素材に関する製品の詳細はこちら
 

UNIQLO(ユニクロ)|再生ポリエステルを利用したフリースジャケット

「ファーリーフリースフルジップジャケット(長袖)」

画像引用:ペットボトルから生まれた服 | 服のチカラを、社会のチカラに。 UNIQLO Sustainability

  

アパレルブランドのユニクロでは、「服のチカラを、社会のチカラに。」と題して、服によって良い社会を目指す活動を行っています。その一環として行われているのが、ペットボトルをリサイクルしてできた再生ポリエステル糸を使った新しい服づくりです。

その他にも、不要になったダウンジャケットを回収して再利用する「ユニクロダウンリサイクル」も進められています。

>>ユニクロの再生ポリエステルを使用した服の詳細はこちら
 

Coleman(コールマン)|アップサイクル素材のを使ったバッグ

「MFYR ビッグトート」

画像引用:MFYR-アップサイクルプロダクツ | コールマン|Coleman

 

アメリカのアウトドアブランド、コールマンは、流通過程で処分されるテントなどの生地をアップサイクルするプロジェクト「MFYR」を行っています。

上の画像は、廃棄テントを利用して作られた、日常に使用できるバッグです。他にも、モスキートネットなどのラインナップがあります。

>>コールマンのアップサイクル製品の詳細はこちら
 

サステナブル素材を選んで、地球にやさしい買い物をしよう

サステナブル素材について、おすすめ製品と併せてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
サステナブル素材を使用した商品の種類は増えてきており、選択肢の幅も広がっています。一人ひとりの何気ない買い物が、社会をより良くすることに繋がっていきます。
洋服や小物の買い物をする時には、ぜひ「サステナブル素材かどうか」を判断基準の一つとしてみてください。


 

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