脱プラがなぜ注目されている?|重要キーワードや取り組み例も 脱プラがなぜ注目されている?|重要キーワードや取り組み例も

脱プラがなぜ注目されている?|重要キーワードや取り組み例も

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2020年7月から始まったスーパーやコンビニでのレジ袋の有料化をきっかけに、日本でも脱プラへの興味関心が高まってきました。

とはいえ「プラスチックがなぜ問題になっているのか」「脱プラ生活を始めるポイントって何?」と疑問に感じている方も多いと思います。そこでこの記事ではプラスチックが環境に与える影響や、これから脱プラ生活を始めるためにはどのようなことに気をつければいいのかを見ていきます。

読み終わる頃にはプラスチックの理解も深まり、脱プラ生活をスタートさせるきっかけとなるかもしれません。

では早速なぜ今脱プラが叫ばれているのかを確認しましょう。
 

目次
1.なぜ脱プラが重要か
2.海洋プラスチックゴミはどこからきているのか
3.脱プラに向けた考え方
4.脱プラ・循環型社会とSDGsの関係
5.脱プラに向けた企業の取り組み
6.脱プラ生活を始めよう〜わたしたちにできること
7.問題点や現状を知り、脱プラ生活を始めてみよう

 

なぜ脱プラが重要か



これまでわたしたちはスーパーやコンビニでレジ袋を無料でもらえていました。しかし2020年7月を境に有料化になります。さらには今後プラスチック製のフォークやスプーンも有料化される話が上がっており、なぜここまで急激に脱プラが騒がれているのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

世界的にもレジ袋の有料化の動きは加速していますが、その理由はプラスチックが地球環境に与える影響が深刻化していることを受けてのものです。ここからはプラスチックが環境に与える影響を簡単に見ていきましょう。
 

海洋汚染が深刻


プラスチックが環境に与える影響で最も注目されているなかの1つに海洋汚染が挙げられます。

誰しもが一度は海岸に打ち上げられたペットボトルなどのプラスチックゴミを目にしたことがあると思います。海を漂うゴミを海洋ゴミと呼びますが、そのなかでも7割を占めるのがプラスチックゴミです。

このプラスチックゴミは海洋にさまざまな影響を与えます。
 

①生物への影響

まず1つめが生物への影響です。

クジラやウミガメ、海鳥が海を漂うプラスチックゴミをエサだと勘違いして誤食してしまうケースが相次いで発見されています。以前にはウミガメの鼻のなかにプラスチックストローが入ってしまい苦しむ姿を映し出した映像が話題にもなりました。

プラスチックを誤食することで消化器官が傷ついたり、食欲が減退したり、成長を阻害するといった被害が考えられます。また、プラスチックゴミが海洋生物の体に絡まり身体の自由を奪われることもあるでしょう。

このプラスチックゴミがきっかけで生息数が大幅に減ったたとの研究結果はまだ出ていませんが、今後プラスチックゴミが増えれば大きな影響が発生することが予想されています。
 

②船舶の航行安全に支障

プラスチックゴミは船舶の航行安全にも支障をきたします。

大型のプラスチックゴミが船体にぶつかり損傷したり、スクリューに絡まれば故障の原因にもなり、重大な事故にもつながりかねません。
 

③観光や沿岸域の居住環境の悪化



3つめは観光や沿岸域の居住環境が悪化することが挙げられます。

海にはわたしたち人間の精神を落ち着かせる効果があると言われていますが、そこに大量のプラスチックゴミが落ちていればそれは叶いません。

また、精神的な効果以外にもゴミが長い間放置されれば衛生上の問題が発生するなど、わたしたちの生活にも影響を及ぼすでしょう。

大勢の人々が押し寄せる人気の海岸には清掃スタッフが配置されているためそこまでゴミは気になりませんが、これをすべての海岸で行うことは現実的に困難です。
 

④汚染物質の付着

4つめが汚染物質の付着です。

海には人間の活動により発生した汚染物質が流出していますが、薄く広がっているためただちに悪影響を及ぼすほどではありません。一方でこの汚染物質は油に似た性質を持っているため、石油を原料とするプラスチックに付着しやすい側面を持ちます。

海に多量のプラスチックゴミがあれば、そこに薄く広がった汚染物質が付着し先述した海洋生物が誤食してしまうことも考えられます。

このようにプラスチックゴミは海洋のさまざまな場面で悪影響を及ぼしますが、さらに深刻なのがマイクロプラスチックです。
 

私たち人間もプラスチックを食べている


マイクロプラスチックとは、細かく砕けて5mm以下になったプラスチックのことです。

プラスチックゴミが海岸に打ち上げられ紫外線を浴び続けると強度が弱くなり、砂と擦れ合うことで発生すると考えられています。

先述した海洋生物の誤食はクジラやウミガメ、海鳥など体が大きな生物でしたが、細かくなったプラスチックは体の小さな魚も食べてしまうのです。これまでにアジ、サバ、貝やエビ、さらには動物プランクトンの体内からマイクロプラスチックが検出されており、海洋生物全体に広がっていることがわかっています。

このマイクロプラスチックは基本的に海洋生物の内臓に留まるため、私たちが摂取する可能性はそれほど高くはありませんが、一部の海外の研究チームによるとすでに人間の便からプラスチックが検出されている例もあるようです。

今のところプラスチックを人間が摂取したことによる健康被害についての結論は出ていません。しかし、もともとプラスチックは食べることを目的としてつくられてはいないため、なにかしらの影響を及ぼすことも考えられるでしょう。

マイクロプラスチックはその大きさゆえに回収が困難であり、今では北極や南極も含めた世界中の海洋に広がっているのです。

海洋プラスチックゴミはどこからきているのか



ここまででプラスチックゴミが海洋に悪影響を及ぼしていることがわかりました。

プラスチックゴミを減らさなければならないと考える一方で、「海に遊びに行った人が捨てているのではないか?」「海とは無関係な生活を送っている人たちが脱プラしても意味があるのか?」との疑問が湧き上がるかもしれません。

実はこの答えにわたしたち全員が協力してプラスチックゴミを減らさなければならない理由が隠されています。順を追って見ていきましょう。
 

プラスチックゴミの種類


ここで確認したいのはプラスチックゴミの種類です。

これは海プラ実態科学的知見(H22~R1_環境省海洋ごみ実態把握調査)で発表された品目上位10種(個数ベース)で確認できます。

※破片は集計せず。
No 品目 割合
1 ボトルのキャップ、ふた 17.6%
2 プラ製ロープ・ひも 16.6%
3 木材(物流用パレット、木炭等含む) 9.2%
4 飲料用ペットボトル(2L未満) 6.9%
5 プラ製漁具(その他) 4.2%
6 プラ製食品容器(カップ等) 4.0%
7 プラ製荷造りバンド・ビニールテープ 3.7%
8 ウレタン 3.5%
9 プラ製食器(ストロー、フォーク、スプーン、マドラー、ナイフ) 3.5%
10 プラ製ブイ 3.2%
出典:環境省水・大気環境局水環境課海洋環境室

ペットボトルのキャップやプラ製食器など多種多様なプラスチックゴミが捨てられていることがわかりますが、これらすべてを海に遊びにいく人たちが捨てているとは考えにくいものです。

ではどこからプラスチックゴミはやってくるのでしょうか。
 

海洋プラスチックゴミは街中から流れ出ている


海洋ゴミを研究している磯辺篤彦さんの著書「海洋プラスチックゴミ問題の真実 マイクロプラスチックの実態と未来予測/磯辺篤彦著/DOJIN選書」内で、プラスチックゴミがどこから発生しているのかを実験しています。

結果を見ると海洋に流れ出るプラスチックゴミのほとんどが街中で発生したものであり、近くの川を経由して海に流出していることが分かりました。街中でのポイ捨てやカラスなどにより散乱されたゴミ、洪水などの災害によって街にあふれたゴミが、風で飛ばされたり、側溝を通って川に流れ出たりすることで、最終的に海洋に行き着くのです。

このことから海洋プラスチックゴミを減らすには、私たちの生活全体を見直し、全員で協力して削減していくことが必要なのです。

脱プラに向けた考え方


ここまでプラスチックが環境に与える影響を見てきました。

環境を守るためにも脱プラでプラスチック全体の量を削減する必要があることがわかりましたが、さらに理解を深めるために、理想の消費や廃棄についての考え方を確認します。
 

求められるのは循環型社会


脱プラ生活の考え方の前提となるのが「循環型社会」です。

わたしたちはこれまで、「大量生産 大量消費」という方法で経済を発展させ、生活は豊かになりました。

しかしその影では資源の過剰利用、CO2の大量排出、大量廃棄など環境に大きな負担をかけてきたのです。その結果、地球温暖化や森林減少、海面水位の上昇などさまざまな環境問題が発生し、さらには資源もこのままでは枯渇すると言われています。

地球温暖化でいえば、現在の生活様式を続けていけば2100年の気温は今と比べて最大で4.8度も上昇すると考えられています。

他にもさまざまな影響が考えられますが、将来に渡って持続可能な地球にするためには、現在の消費活動ではなく、循環型社会に変化していく必要があるのです。
 

循環型社会とは


では循環型社会とは、どのような社会を指すのでしょうか。

これまでの大量生産→大量消費→大量廃棄は生産から廃棄までの流れが一直線であることから「線形経済(リニアエコノミー)」と呼ばれていました。


それに対して循環型社会は、消費のあとに廃棄するのではなく、リサイクルなどによって資源を再利用し、循環させる社会のことです。これをリサイクリングエコノミーと呼びます。




リサイクリングエコノミーは資源を再利用しているので廃棄を減らせると同時に原料もこれまでより少ない量で済むメリットがあります。また、リサイクリングエコノミーを語る際に「3R(スリーアール)」という用語もセットでよく出てきます。
 

◆3R(スリーアール)とは

3R(スリーアール)とは、①Reduce(できるだけ廃棄物を出さない)・②Reuse(再利用)・③Recycling(資源などの再生利用)の頭文字をとったもので、①→②→③の順で優先順位が高く設定されています。3Rをプラスチックに当てはめてみましょう。

①Reduce(できるだけ廃棄物を出さない)
本記事で取り上げている「脱プラ」によって達成できる内容です。
例えばマイボトルを持ち歩くことでペットボトル飲料の購入機会は減り、廃棄物は減りますよね。

②Reuse(再利用)
使えるプラスチック製品はなるべく捨てずに再利用し、どうしても不要になった場合はリユースショップなどに買い取ってもらえば廃棄物が減ります。

③Recycling(資源などの再生利用)
リサイクルは再利用できないペットボトルなどのプラスチックを分別して回収してもらうものです。

リサイクルというと、回収されたプラスチックゴミがまた別のペットボトルに生まれ変わるイメージが強くあるかもしれません。

しかし、日本において別のペットボトルなどの製品に生まれ変わるリサイクルの割合は低く、ほとんどが発電に使われています。いわゆるゴミ発電と呼ばれるものです。

もちろんその際には二酸化炭素の排出もあるため、果たしてこれがリサイクルなのかという議論もあるようです。

このように課題を残す3Rではありますが、推進することで循環型社会への転換が期待できます。また、最近では循環型社会を目指すにあたり3Rではなく「サーキュラーエコノミー」という考え方も提唱されるようになりました。
 

◆サーキュラーエコノミー

3Rを中心としたリサイクリングエコノミーは、循環型社会を目指してはいるものの、最終的には廃棄が前提にあることが指摘されてきました。

これに対してサーキュラーエコノミーは、そもそもの製品のデザインから廃棄の概念を捨て、何度も繰り返し再利用できるモノを使い、環境を守っていこうという考え方です。

具体的にはシェアリングやサブスプリクションが挙げられます。例えばカーシェア、車両サブスクリプションなどは、車を所有せずにニーズに合わせて利用でき、自動車メーカーは車両の状態に合わせてメンテナンスや再製造ができるようになりました。


出典:経済産業省・環境省「サーキュラー・エコノミー及びプラスチック資源循環分野の取組について」

このように循環型社会の実現に向けて、さまざまな場面で動きが活発化していますが、これは近年テレビや新聞、雑誌などで頻繁に取り上げられるようになったSDGsと密接な関係を持っているのです。

脱プラ・循環型社会とSDGsの関係

ここでは簡単に脱プラ・循環型社会とSDGsについて見ていきましょう。まずはSDGsの概要の確認です。
 

SDGsとは


SDGsとは、SustainableDevelopmentGoalsの頭の文字を合わせた言葉で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されています。読み方は、SDGs(エスディジーズ)です。

2015年9月、ニューヨーク国際本部にて開かれた国際サミットで、150を超える加盟国首脳の全会一致で採択されました。

これは、2016年から2030年の15年間で達成する目標を記したもので、17の目標と169のターゲットから構成されています。「地球上の誰一人取り残さない」という強い意志のもと、地球を保護しながら、あらゆる貧困を解消し、すべての人が平和と豊かさを得ることのできる社会を目指し設定されました。
 

17の目標の構成


次にSDGsで設定された17の目標構成です。

各目標にはそれぞれ現在世界で抱えている課題を解決することが掲げられていますが、大きく以下4つに分けられます。
・1〜6 人間らしい生活を送るための目標
・7〜12 社会経済に関する目標
・13〜15 環境に関する目標
・16〜17 1〜15を達成させるための手段

とりわけ脱プラや循環型社会と関わりをもつのが、目標12と14です。

◆目標12「つくる責任 つかう責任」

モノづくりを生産から消費、廃棄までのすべての段階で持続可能な形態へ転換する。いわゆる循環型社会を形成することが求められている。

◆目標14「海の豊かさを守ろう」

水質や生物など、海に関するすべての課題を解決する。プラスチックが引き起こす汚染や生態系への影響も考慮し、対策を講じる。

それぞれの目標についての詳細はこちらから(目標12「つくる責任 つかう責任」, 目標14「海の豊かさを守ろう」)ご確認いただければと思いますが、脱プラを推進し、循環型社会を形成することでSDGsも達成に近づきます。

とはいえ、SDGsは目標やターゲットを読むと国や自治体が取り組むものであって、個人にはハードルが高そうに見えます。ではなぜこれだけメディアで取り上げられているのでしょうか。

確かにSDGsは国連主導で採択された側面がありますが、掲げられた目標は世界規模の課題であるため、企業や個人の行動も不可欠になります。そのためSDGsでは、掲げられた目標達成への指標以外にも、それぞれで指標を決めて行動できるという特徴があります。
 

◆目標14「海の豊かさを守ろう」を例に

目標14「海の豊かさを守ろう」を例に見てみましょう。

設定されたターゲットの1つに、「2025年までに、海洋堆積物や富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。」というものがあります。

このターゲットの達成度合いを測る指標は、「沿岸富栄養化指数 (ICEP)及び浮遊プラスチックごみの密度」です。これを読んでも何を言っているのかいまいちわかりにくく、また、理解したとしても企業や個人が、達成度合いを測定するのは困難です。

そこで、企業や個人が抱える課題と照らし合わせて達成指標を設定します。

ここでのターゲットで言えば、「ゴミのポイ捨てや大量廃棄がきっかけの海洋汚染を削減する」を解決するために、企業は「事業所のゴミを年間50%削減する。」、個人であれば「プラスチック製品の利用を今の半分に減らす。」というように、それぞれでテーマを決められるのです。つまりは、SDGsで掲げられた目標を「自分ごと化」し、わたしたちの生活のレベルで目標を落とし込み、行動に移すこともできます。

そのなかでもプラスチック製品が溢れる生活を送るわたしたちにとって脱プラは特に自分ごと化しやすく、取り組みやすい題材と言えるでしょう。

近年、脱プラやSDGsがメディアなどで盛んに取り上げられるようになったのは、持続可能な地球を守っていくためにみんなで行動していこう、という背景があるのです。

脱プラに向けた企業の取り組み

ここまで脱プラが必要な理由や考え方を見てきました。次からは脱プラに向けた企業の取り組みを見ていきましょう。
 

固形シャンプーで脱プラ!株式会社ピー・エス・インターナショナル




本サイトが扱う固形シャンプーバーのエティークは、市場で販売されている美容製品が環境に与える問題に着目し、ニュージーランドで設立されました。
 

◆エティークの特徴

わたしたちが普段使っているシャンプーやコンディショナーのプラスチックボトルは年間で800億本も廃棄されています。しかし、それに対してリサイクルされるのはたったの9%です。

そこで容器が必要ない固形バー(髪や頭皮に必要な美容液成分と、必要最小限の洗浄成分を凝縮したシャンプー・コンディショナー)を作り、2019年までの7年間で600万本のプラスチックボトルの削減を実現しました。さらに2025年までに5,000万本削減を目標にしています。
 

◆パッケージも環境に優しい

また、すべてのパッケージは生分解性(微生物によって分解される物質のこと)によるもので作っており、土に還ります。

なおかつインクも植物からとれるベジタブルインクを使用しているため、例えば開けたパッケージに土とタネを入れて、植物を育てることもできるのです。一定の大きさに植物が育ったあとは、庭にパッケージごと埋められるのでゴミの削減につながります。

>>エティークはこちらから
 

さまざまな業界で脱プラの動きが加速

さまざまな業界で脱プラの動きが加速していますが、特に飲食や食品に関する業界が活発です。

具体的には以下のような取り組みが進められています。
 

◆外食チェーン

カフェ・ファストフード・ファミリーレストランなどの外食チェーンでは、

プラスチックストローを廃止し、紙製ストローに変更
テイクアウト用の袋は紙袋を優先的に使用
テイクアウト用の容器を石油由来プラスチックから植物由来のものに変更
遊ばなくなったセットについてくる子供向けおもちゃを回収しリサイクル

など、顧客の利便性を下げないように注意しながら、脱プラに向けた取り組みを行っています。
 

◆コンビニ

各社コンビニでは、徐々に自社商品の容器を環境配慮型素材に変更しており、2050年までに100%を目標に取り組みを展開しています。

環境配慮型素材の例としては、紙やバイオマスを利用したものが挙げられます。
 

◆スーパー

スーパーでも、コンビニ同様に自社商品の容器を紙やバイオマスなどの環境配慮型素材に切り替えることや、有料になったレジ袋もこれまでのようなプラスチック素材のものではなく、バイオマス素材を配合したものに変更するなどの動きが見られます。
 

◆生協

生活に必要な品物を店舗販売以外にも自宅に配達してくれる生協は特に脱プラスチックに力を入れています。

例えば、
容器包装のサイズを見直し
トレーや留め具の廃止
プラスチックから環境配慮型素材への変更
過剰な包装から簡易的な放送への切り替え
飲料などのペットボトルを使わざるを得ない製品に関してはリサイクルの強化で対応
と、多岐にわたります。

ここで紹介した業界以外にも、アパレル、美容、運送業界など、さまざまな企業が脱プラに向けた取り組みを展開しているのです。

脱プラ生活を始めよう〜わたしたちにできること

ここまで企業の取り組みまで見てきましたが、これらを踏まえて、わたしたち個人でもできる脱プラ生活を考えていきましょう。ここでは日常生活にあるプラスチックをピックアップしました。
 

エコバッグを持ち歩く




脱プラでもっとも手軽ですぐに始められるのがエコバッグを持ち歩くことです。

レジ袋が有料になった昨今では常に携帯している方も多いと思いますが、1点注意が必要です。

環境省と経済産業省が運営するサイト「レジ袋チャレンジ」には以下のような記載がありました。
 
“国連環境計画(UNEP)によると、マイバッグは綿製で50回以上、厚手のプラスチック製で10回以上使用しないと、一般的な薄手のプラスチック製レジ袋を1回で使い捨てる場合に比べて、温室効果ガスの排出量が多く、環境負荷が高くなるとのことです。”
引用元:レジ袋チャレンジ

つまり、エコバッグは継続して利用する必要があり、なくさないための工夫を考えることも大切ということですね。

>>エシカミーで取り扱っているエコバッグはこちら
 

マイボトルを持ち歩く


コンビニやスーパーでペットボトル飲料を購入する機会が減ればその分プラスチックゴミの発生を抑止できます。

近年では大容量のものから保温性に優れたもの、デザイン性重視のものまでさまざまな種類が販売されるようになりました。まだ持っていない方は、ぜひインターネットで商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
 

マイストローを持ち歩く




企業の取り組みでも見たように、最近ではコーヒーチェーンなどでもプラスチックストローの代わりに紙ストローが採用されるようになりました。とはいえ、紙の味が苦手と感じる方も多いようです。

そこで繰り返し使えるマイストローを持ち歩くことで、脱プラにもなりますし、味も左右されなくなります。チタン・ステンレス・アルミ・シリコンなど多岐にわたる素材のものが売られているので、ぜひ自分に合うストローを探してみてください。

>>エシカミーで取り扱っているストローはこちらから
 

マイ箸を持ち歩く


有料化が検討されているプラスチック製のフォークやスプーンですが、マイ箸を持ち歩くことで解決できるでしょう。

箸を選ぶ際には、日本の木で作られたものを選ぶと地産地消にもなり、SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」の解決にもつながるので、チェックしてみてください。

>>エシカミーで取り扱っている箸はこちら
 

食器洗い用スポンジをプラスチックフリーなものに




プラスチックは普段食器を洗うスポンジにも含まれています。そこで、セルロースという素材を利用して作られたスポンジを利用してみてはいかがでしょうか。

セルロースは、木の端材からとりだした繊維素のことで、土に埋めれば100%生分解※する天然素材です。天然素材であるため、ガラスや漆器などのデリケートな素材も傷つけず、やさしく洗い上げることができるのも特徴です。

※物質が微生物によって分解される性質であること。

>>エシカミーで取り扱っているスポンジはこちら
 

鉄・ステンレスフライパンを使う




ポリテトラフルオロエチレン(テフロン)のフライパンにもプラスチックが使われています。

何度も利用して表面に具材がくっつきやすくなった経験をしたことがある方も多いと思いますが、それはポリテトラフルオロエチレン(テフロン)が剥がれていることが原因です。フライパンを洗うたびにプラスチックが外に流れ出ている可能性があるため、鉄やステンレス製のフライパンに切り替えることも脱プラになります。
 

歯ブラシをプラスチックフリーに




毎日使う歯ブラシもプラスチックでできていますが、1年間の間に世界中で約36億本が廃棄されていると言われています。その内、日本では年間で約4.5億本(全体の10分の1弱)が消費・廃棄されているのです。

この歯ブラシをプラスチックフリーなものに(竹でつくられたものなど)切り替えることで、廃棄を減らすことができます。

>>エシカミーで取り扱っているバンブー歯ブラシはこちら
 

液体洗剤から固形洗剤に




食器用洗剤や洗濯用洗剤を液体のものから固形タイプに切り替えてみてはいかがでしょうか。

液体洗剤の場合、容器のボトルや詰め替え用のパッケージにプラスチックが使われていることが多いため、固形タイプに切り替えることでプラスチックの削減につながります。

本サイトが取り扱うエティークにも、洗濯・台所用のものがあります。石けんに含まれる界面活性剤や研磨剤は植物性のものを使用していながらも、しっかりと油汚れ・襟や袖の汚れなども落としてくれるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

>>エシカミーで取り扱っている固形洗剤はこちら
 

固形シャンプーを使う


企業の取り組みでも取り上げましたが、シャンプーやコンディショナーの容器にもプラスチックが使われています。固形シャンプーは馴染みがない方が多いと思いますが、泡立ちもよく洗浄力にも優れています。

また、細かく切って旅行先などにも持参できるメリットがあるため、使い勝手も良い製品です。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

>>エティークはこちら

>>さらに詳しくエティークについて知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

 

洗濯バサミをプラスチックフリーに


外で使う機会が多い洗濯バサミですが、紫外線を浴びることでしばらく使っていると強度が落ち、細かく砕けてしまうことがあります。

細かく砕けてしまうとすべて拾い集めることは難しく、回収しきれなかったプラスチック片が風に飛ばされて川に流れ出てしまうこともあるでしょう。そこで、ステンレス製などの洗濯バサミに切り替えることで細かく砕ける心配もなく、長く使用できます。

ここまで、身近なところから始める脱プラのポイントを見てきました。ここで紹介したもの以外にも脱プラ製品は豊富にあるので、ぜひこの機会に調べてみてはいかがでしょうか。

また、脱プラ生活を始めるためのポイントとして、すべてをいきなり切り替えようとしないことです。脱プラ製品を購入することは費用もかかりますし、何より慣れるまでに多少の時間がかかるので、はじめのうちはストレスを感じることもあるかもしれません。

長続きしなければ脱プラの意味が薄れてしまうので、自分のペースで少しずつ変えられるところから変えていくことが大切なポイントです。

問題点や現状を知り、脱プラ生活を始めてみよう

本記事では、
脱プラが注目を集めるようになった背景
環境にどれだけ負荷をかけているか
SDGsとの関わり・企業の取り組み
個人でできること
について詳しく見てきました。

なぜプラスチックが環境に悪いのかなどの問題点や現状を把握することで、日常生活でも気にかけようという気持ちを持つことができます。

ぜひこの機会に、プラスチックへの理解を深め、脱プラ生活を始めてみてはいかがでしょうか。

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