サスティナブルとは?地球環境を守るための新しい考えを生活に取り入れよう

サスティナブルとは?地球環境を守るための新しい考えを生活に取り入れよう

サスティナブルとは

「サスティナブル」は災害や温暖化などから地球環境を守るために生まれた言葉です。 この言葉を理解することで、地球環境を守るために私たちが取るべき行動のヒントが見えてきます。
まずは、「サスティナブル」の意味や由来を正しく理解することから始めましょう。 混同されやすい「サスティナビリティ」との違いも含めて解説していきます。

言葉の意味

サスティナブルは、直訳すると「持続可能な」という意味があります。 「サスティナブルな地球環境を目指そう!」などと、地球環境に関わる広告やポスターなどで目にする方も多いのではないでしょうか。
また、サスティナブルは、「サスティナブルな社会を目指す」「サスティナブルな経済活動を行う」などというように、社会や経済でも起用されます。
持続可能な地球環境の実現に必要な「社会のあり方」や「経済活動」表す言い回しとして使われる言葉でもあるのです。

 

<その他の使用例もCheck>
環境に配慮した服装は「サスティナブルファッション」、食は「サスティナブルフード」、他にも「サスティナブル ツーリズム」も表現される。


言葉の由来

サスティナブルは、英語の「Sustainable」から由来しており、海外では古くから使われている言葉です。
未来に向けた取り組みで知られる「SDGs」は、Sustainable Development Goalsの略であり、SDGsのS(Sustainable)をきっかけに日本でもサスティナブルが広まったと言われています。
<補足!SDGsとは>
SDGs(sustainable development goals)は「貧困をなくそう」など、持続可能な開発へ向けた世界共通の目標のこと。 2015年に国連によってSDGsが定められる以前は「MDGs (Millennium Development Goals)」という取り組みが掲げられていました。
このMDGsは、ミレニアムを迎えると同時に2000年に掲げられた目標でしたが、世界で温暖化や飢餓が進んだことによりM(Millennium)からS(Sustainable)へと文字を変え、地球維持を目標とした取り組みへと変更されました。
これを機に、日本で「サスティナブル」が広がっていったのです。

サスティナビリティーとの違い

サスティナブルとよく似た言葉で「サスティナビリティー」という言葉があります。
このサスティナビリティーとサスティナブルは、大きな意味の違いはありませんが、サスティナブル(sustainable )は「持続可能な」という意味の形容詞、 サスティナビリティー(Sustainability)は名詞で「持続可能性」という言葉なので、使い方に気をつける必要があります。
特に「サスティナブル」は、「サスティナブル(持続可能な)投資」 「サスティナブル(持続可能な)経営」など、ビジネスシーンで使われることが多いです。
一方で、サスティナビリティーは、健康などのライフスタイルに使われることの多い言葉であり、「一つの方法・手段」と捉えると分かりやすいでしょう。
例えば、『健康を考えたサスティナブルな社会』を意味した言葉である「LOHAS(Lifestyle of Health and Sustainability)」にもこのサスティナビリティー(Sustainability)が含まれています。
LOHAS(ロハス)は、健康と環境を維持する一つの方法・手段、すなわちサスティナブルな社会にするために行う行動と捉えることができるのです。

サスティナブルな社会を実現するには



サスティナブルな社会というのは、資源を使いすぎずに、地球を壊すことなく、豊かな環境を持続させる社会のことを指します。
サスティナブルな社会を目指すには、地球環境の維持のために、消費する資源を減らすことが第一に必要です。
例えば、気候の変化による災害などは、地球温暖化が原因と言われています。地球温暖化の原因になるCO2の排出量削減なども、サスティナブルな社会を実現するために必要不可欠な取り組みと言えるでしょう。

サスティナブルな社会の実現は、容易なことではありません。
しかしより良い社会、そして地球環境の維持のためにはひとりひとりの意識改革が大切なのです。


企業ができるサスティナブル

「サスティナブル」は、企業でも取り入れることができる考えの一つです。
特にヨーロッパでは、資源のリサイクルで作るサステイナビリティーの追求を意識した企業が増えており、ファッション業界などでもサスティナブルな取り組みを意識する企業が多くあります。
また、「サスティナブルの意識」が進むスウェーデンでは、皇太子が積極性的に「サスティナブル」を国民へ呼びかけています。

サスティナブルとSDGs



サスティナブルは、2030年へ向けた取り組みである「SDGs」とも大きな関わりがあります。
どちらも「持続可能な開発」を目指すものであり、SDGsの合言葉が「サスティナブル」であるほど、このサスティナブルは、SDGsを目指すための一環となっています。
サスティナブルを目指すということは、SDGsを実現させるためと言っても過言ではないでしょう。


サステイナブルに関連する言葉

サスティナブルに関連する言葉は、上記の「SDGs」だけでなく「エシカル」「フェアトレード」などがあります。
「エコ」や「オーガニック」なども「サスティナブル」に関連する言葉であり、どの言葉も共通するのが地球環境の維持です。 身近なものを「エコ」や「オーガニック」に変えることも「サスティナブル」の考え方の一つなのです。


サスティナブルデザイン

サスティナブルを知っていく上で「サスティナブルデザイン」という言葉もよく耳にします。
このサスティナブルデザインというのは、「次の世代のために地球環境を維持、向上させること」を指します。

サスティナブルデザインは、特に建築物に用いられることが多い言葉であり、私たちの住まいに大きく関係します。
古くなった建物を取り壊すのではなく修繕して長く使う、古材を廃棄するのではなく再利用するなどもサスティナブルデザインの一例です。
インテリアや電気エネルギーの使用などさまざまな方法でも、生活にサスティナブルデザインを取り入れることができるのです。


サスティナブル経営

「サスティナブル経営」とは、元来の意味としては、「企業が消費者の信頼を得て利益を上げることで、存続し続けること」を指します。
ただし、SDGsの広がりを受けて消費者も企業活動に「サスティナブル」を求めるように価値観が変わってきています。
企業は、リサイクルやエコなどのサスティナブルな考えを用いた事業内容にシフトしなければ、消費者の信頼を得難い時代になってきているのです。
そこで、「サスティナブル経営」の解釈は、企業の事業活動に「サスティナブル」の概念を取り入れることに変わってきています。 「サスティナブル経営」は、時代の価値観を反映した言葉になりつつあるのです。


サスティナブルシティ

サスティナブルシティは「別名エコシティ」とも言われる、環境負荷を考慮して設計された都市のことです。
サスティナブルの先進国であるスウェーデンの首都、ストックホルムには、このサスティナブルシティがあります。
「ハンマビー・ショースタッド」という地域で、ゴミを肥料として再利用する仕組みや、交通機関の使用の仕方など、環境に配慮した設計が町全体でなされています。
水質汚染や大気汚染の改善、CO2の削減などを目指し、国民ひとりひとりの意識によってサスティナブルシティは作られているのです。


サスティナブルフード


サスティナブルには、サスティナブルフードという言葉もあります。
その名の通り、サスティナブルを意識した食べ物であり、食べ物の中でもサステナブルシーフードは、ヨーロッパを中心に浸透しつつあります。
魚の種類の中には、いずれ絶滅してしまい食べることが出来なくなると言われる魚がいます。
マグロやウナギは、それに該当し、このままの生活では本当に食べられなくなる可能性があるのです。
サスティナブルシーフードは、そういった食べられなくなる魚の獲る量や獲り方を配慮することで食べ続けようとする取り組みです。


ファッションとサスティナブルの関係

サスティナブルは、ファッション業界でも取り組みが進んでいます。
リサイクル方法の一つとして、要らなくなった洋服からまた新しい洋服を作り出す取り組みがなされています。
また、天然素材を使いすぎないことや地球環境に優しいオーガニックにこだわるなど、サスティナブルはファッション業界でも広がっているのです。
例えば、ファストファッションで知られるH&Mなどでは、いらない洋服を回収するボックスの設置など、積極的な取り組みを見せています。 


サスティナブルなライフスタイルブランド

サスティナブルな考えを持つブランドは、世界中に増えはじめています。
そんな数あるサスティナブルなブランドの中でも特にサスティナブルにこだわる2つのライフスタイルブランドをご紹介致しましょう。


ethique(エティーク)

原料からパッケージまで商品に関わるもの全てにサスティナブルを取り入れたブランド「ethique(エティーク)」。
このエティークは、ニュージーランド発の固形のバー専門のブランドです。
石鹸やシャンプー、コンディショナーを始めとしたバスグッズ、バスミルクやマッサージバーまでも全て使い切ることができる固形タイプにしたブランドとなっています。
創業者であるブリアン・ウエストは、全ての商品を固形タイプにすることで、無駄なプラスチックボトルを作り出すことのないエコなブランドをモットーに立ち上げ、地球環境への配慮を徹底しています。
また、地球環境維持に関する解決課題も掲げ、如何に地球が汚染されているかの呼びかけ活動も行っています。
商品は、地球環境に優しいだけでなく、繊細な赤ちゃんの肌も守ってくれる優しい素材でできており、身体にもエコな商品が揃うブランドとなっています。

ecoffeecup(エコーヒーカップ)

コーヒー文化が浸透している現代、実はこのコーヒーを入れる紙コップが毎年1000億個もごみに捨てられているのです。
いくら紙のコップとはいえ、大量の紙コップが廃棄されていることを受け、立ち上がったのがこの「ecoffeecup(エコーヒーカップ)」です。
蓋やホルダーは、全てシリコンで取り外しも可能。
清潔に保ちながら繰り返し何度も使えるので、日頃からコーヒーを飲む方はこのエコーヒーカップを持ち歩くのがおすすめです。
カラフルでデザイン性も高く、持ち歩きたくなるおしゃれなカップです。
通い慣れたコーヒーショップやオフィスなどでも使える便利でエコな商品となっています。


サスティナブルな社会を実現するためにできること

サスティナブルな社会を実現するためにできること、それはひとりひとりの意識の入れ替えです。
小さなことでもサスティナブルな考えで行動することで、地球環境を維持することができるのです。
身近で取り組むことができるサスティナブルな行動をいくつかご紹介しましょう。


 

節電・節水

サスティナブルな考えというのは、持続可能な状況をキープすることが大切です。
電気も水もいつまでもあり続けるものではありません。
使用するということは、必ず減っていることになります。
節電や節水は、今すぐ取り組むことができる簡単なサスティナブルな行動です。お風呂のお湯を洗濯に使うのもサスティナブルな行動と言えるでしょう。
節電・節水を意識することは、サスティナブルの第一歩となります。


使い捨てを減らし、長く使えるものを選ぶ

使い捨ては、便利で簡単な行動ではありますが、決してエコな行動ではありません。使い捨てのものを長く使えるものに変えることで、ゴミは格段に減らすことができます。
先ほどご紹介した紙コップをなくすエコーヒーカップや最近では、生理用ナプキンなどもオーガニックな素材で何度も使用することができるエコなものもあります。 身近なものを使い捨てではなく、長く使えるものに取り替えていきましょう。


車を使わず公共交通機関や自転車を使用する

CO2の排出量のうちおよそ2割が自動車などによる排気ガスと言われています。この2割のCO2を削減することは、地球環境維持に大きな影響をもたらすでしょう。 車を使わずに公共交通機関や自転車を使用するのもサスティナブルな行動の一つです。最近では、シェア自転車などの普及も進み所有しないこともおすすめの取り組みです。


フードロスしない

日本は、世界に比べてフードロスが多いことでも知られています。
イギリスなどのヨーロッパでは、フードロスゼロを目指して、コンビニなどでも早めの時間からの割引など、売り切ることを徹底しています。
フードロスをなくすことは、無駄なゴミをなくすことができますので、日本でも広めるべき取り組みとして注目されています。

エコバッグを使い、袋や過剰包装をやめる

海外では、スーパーやコンビニでのエコバッグ の使用が定着しています。
日本でもこの取り組みが少しずつ始まっており、最近では袋の有料化を取り入れたスーパーも増えてきました。
オーガニックな素材のエコバッグを販売するが増え始めていますので、スーパーなどでの買い物は、エコバッグの使用を徹底してみてはいかがでしょうか。

マイカップやマイタンブラーを使用する

エコーヒーカップのようにマイカップやマイタンブラーを使用してみましょう。
持ち運びができる再利用可能なカップは、特に便利なので、この機会にお気に入りのマイタンブラーをゲットしてみると良いでしょう。

生分解性の商品を選ぶ

生分解性の商品を選ぶというのもサスティナブルな行動の一つです。
この生分解性とは、植物などの生物資源で作られたもので、特定の微生物によって水とCO2まで分解することができるものを指します。 生分解性でできた商品を選ぶことでゴミを減らすことができるのです。

<ethicameで扱っている生分解性商品>
https://ethicame.com/

ゴミを出さない選択

上記の生分解性の商品を選ぶことやマイエコバッグやマイタンブラーの持参は、ゴミを出さない選択につながります。
ゴミを減らすことは、海への流すゴミも減らすことができるため、地球環境・生命の維持へとつながっていくのです。
ひとりひとりの小さな努力が地球環境を良い方向へと導くことになるでしょう。



まとめ

サスティナブルは、言葉の意味を理解すると私たちの生活と密接な関係があることがよくわかります。
平和に安全に暮らしてくためにはひとりひとりの行動が鍵となります。
ゴミを出さない努力など、地球を守るために身近に始められることから取り組んでみてはいかがでしょうか。

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